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新南海会館ビル(仮称)14.05

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新南海会館ビル
は、老朽化した現南海会館ビルを建替える再開発計画です。南海会館ビルの建て替えにあたり、難波再開発計画の南端に新しいオフィスビル(NCプロジェクト オフィス棟新築工事)を建設し、本社機能を移転、その後現南海会館ビルを解体、新ビルを建設する玉突き方式での建替えとなります。南海会館ビルの建て替えは2011年2月に南海電鉄が発表した新中期経営計画「凜進130計画で明らかになりました。













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新南海会館ビル(仮称)はなんばターミナルに直結する、地上29階、 地下2階、高さ154mの超高層複合ビルとなります。新南海会館ビル(仮称)は、南海電鉄が長年に渡り進めてきた、なんば駅再生計画の総仕上げと位置づけられています。













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現地に掲示されていた配置図を撮影し、新南海会館ビルの位置を加筆しました。ピンク色の箇所に新南海会館ビル(仮称)が建設され、既存のスイスホテル南海とはT字型に配置されます。




【スペック】
名称:新南海会館ビル(仮称)
階数:地上29階  地下2階 
高さ:約154m 
延床面積:約78,000m2
建物構成 :オフィス、ホール・カンファレンス、商業・サービス施設 
着工予定:2016年春  ※設備移設等の関連工事は2011年7月より着手済み 
竣工予定:2019年春 














施設構成


新南海会館の利用フロア構成図です。 低層部には商業・金融サービス施設、高層部には多様な機能展開に対応するオフィスが設けられます。また、中層部および低層部には、なんばエリアのMICE(会議・展示)機能を強化するホール・カンファレンス、先進医療の中継機能と健診機能を組み合わせたメディカルセンター、さらには、関西国際空港利用者を中心とした国内外観光客向けに多様なサービスを提供するツーリストサロンの導入を図る予定です。 














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現地の様子です。2016年春の本体工事着工に向けて既存建物の解体工事が始まっています。














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歩道上には落下物をガードする仮設の屋根が姿を表しました。












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既存建物の解体工事に合わせて、駅を挟んで東側にある「南海東ビル」が閉鎖され何やら工事が始まりました。現地の看板には「南海開館建替えに伴う南海東ビル整備工事」と書かれていましたが、新南海会館ビルとの関連は不明です。













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新南海会館ビルの竣工予定は2019年春なので、かなりの長期スパンの計画ですが、現地では着実に計画が進められています。




1 COMMENT

匿名

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内側のなんば駅のエスカレータにも覆い被さるように鉄骨で落下防止のガードが設置されましたね。
で、これ、解体してるんでしょうかね。スイスホテルの入口が1階にありますが、まだ健在です。
この通路の確保に時間を掛けてるのではないでしょうか。

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