(仮称)北8西1地区第一種市街地再開発事業は、JR札幌駅の北東側約300mに位置する北8西1地区(約1・6ha)で計画されている市街地再開発事業です。この再開発は、地上50階、地下1階、高さ約180m、総戸数約600戸のタワーマンション、医療・福祉施設が入る12階建てのビル、商業施設や駐車場などを建設する、大規模な再開発計画となります。
(仮称)北8西1地区景計画は当初、高さ180mの高層マンション2棟が計画されていましたが、1棟に縮小、販売戸数も当初の900戸から600戸に減らされました。日影の環境問題と資材価格などの工事費高騰が重なってスケールメリットよりコンパクト化を目指して事業を成立させるコンセプトに切り替えられました。
【出典元】
→札幌市>北8西1地区について(PDF)
【過去記事】
→札幌駅北口8・1再開発
北8西1地区のロケーションはこんな感じです。札幌駅の北東側約300mに位置する、敷地面積1.6haが再開発されます。
【スペック】
名称:札幌駅北口8・1地区市街地再開発
所在地:札幌市北区北8条西1丁目
階数: 地上50階、地下1階
高さ:約180m
構造:RC造
杭・基礎 :
主用途:共同住宅・医療・福祉(サービス付高齢者向け住宅)・商業
総戸数:約 600 戸
敷地面積:約 11,700 ㎡
建築面積:約 9,600 ㎡
延床面積:約 122,000 ㎡
▪共同住宅[約 66,000 ㎡:約 600 戸]
▪ 医療・福祉(サービス付高齢者向け住宅) [約 24,000 ㎡:約 100 戸]
▪ 商業[約 2,000 ㎡] ▪ その他[約 30,000 ㎡]
建築主:
設計者:
施工者:
着工:2015年度(建物除却、建築工事開始)
竣工:2018年度(予定)
現地の様子です。前回の撮影が2011年7月頃だったので約2年9ヶ月振りの取材です。久々に現地を訪れてみましたが、前回とくらべても目立った変化は見られませんでした。
現在は老朽化だ進んだ低層の建物と駐車場が混在する土地の低利用が目立つエリアですが、再開発により様変わりする事になりそうです。
JRタワーから見た計画地の様子です。
最後は引き気味のアングルで見た、現地の様子です。札幌駅北口8・1地区計画で建設されるタワーマンションは50階建て、高さ180m、総戸600戸と、北海道では圧倒的な規模の大型タワーマンションとなります。高さも約180mと現在北海道で最も高いJRタワーを超える事になります。