ハピリン(Happiring )・シンフォニアタワーコート福井は、地上21階、地下2階、高さ約90mの高層ビルで、福井県で最も高い高層ビルとなります。延床面積約3.5万平米の再開発ビルには、5階に福井市がプラネタリウムなどの映像を投影するドームシアターが設けられる他、1~3階に観光関連施設、3~4階に能舞台を備えた多目的ホール、4階に総合ボランティアセンター1、2階は商業フロア、6~21階の高層部には総戸数89戸の分譲マンションが入居する計画です。再開発ビルの完成予定は2016年05月で総事業費は137億円です。
【過去記事】
→福井駅西口中央地区第一種市街地再開発事業(シンフォニアタワーコート福井)の建設状況 14.05
→福井県で最も高い高層ビルとなる福井駅西口再開発ビルが着工!
【スペック】
名称:ハピリン(Happiring )・シンフォニアタワーコート福井
所在地:福井県福井市中央1丁目地係
階数:地上21階、塔屋2階、地下2階
高さ:約90m
構造:地上S造、RC造(中間免震構造)、地下SRC造
杭・基礎 :ーーー
主用途:事務所、店舗
総戸数:89戸(住宅部分は7階~21階)
敷地面積:5,554.06m2
建築面積:4,614.00m2
延床面積:35,136.82m2
建築主:福井駅西口中央地区市街地再開発組合
設計者:アール・アイ・エー
施工者:竹中工務店
着工:2013年09月
竣工:2016年05月上旬(予定)
現地の様子です。前回の撮影が2014年05月だったので約1年5ヶ月振りの取材です。久々に現地を訪れてみると既に最高部まで到達しており、外観は完成に近づきつつ有りました!
福井駅西口中央地区第一種市街地再開発事業(シンフォニアタワーコート福井)の様子です。ビルの正式名称はJR福井駅西口ビル、愛称はハピリン(Happiring )に決定しました。
再開発ビルの愛称は 「ハピリン」
・福井の「福」は、「運の良いこと。幸運。幸い。しあわせ」
・福井の「井」は「井戸」でありその一般的なイメージは円、水を汲み上げる桶も円、汲み上げるための滑車も円、円つまりRing
・これからのにぎわいの中心と考えられる「駅前商店街―AOSSA―福井市内観光」を結ぶ線のイメージもまたRing。
これらの事から“Happy Ring”を掛けあわせて「Happiring」(ハピリン)と名付けられました。
頂部の様子です。小さな塔屋の構築が行われています。このビルは完成後、福井県で最も高いビルになります。
北西側から見た様子です。写真右の球体はプラネタリウムのドームシアターです。
駅前広場側には、ガラスの大屋根がかかった全天候型の多目的広場が設けられます。
写真は全てハイアングルで敷地外からの撮影です。真横から見た様子ですが、ガラスカーテンウォールを用いた、かなり透明感のある造りになっています。
西側から見た様子です。低層部には商業施設が入居します。
はやくも、ハピリン(Happiring )のロゴマークも取り付けられていました!
南西側から見た様子です。
南側から見た様子です。
一気に撮影ポイントを変えて、東側の再開発ビル「AOSSA」から見た様子です。
ガラス屋根を上から見た様子です。
工事も終盤戦に差し掛かったハピリン(Happiring )シンフォニアタワーコート福井。高架化前までの福井駅がもはや想像も出来ないほどの変貌振りに驚くばかりです。ハピリンがどの程度、福井駅前ににぎわいをもたらすかは未知数ですが、身の丈にあった堅実な再開発が行われている印象を持ちました。