ニュートラムの新型車両「200系電車」は、2016年に登場した大阪市交通局のAGT(新交通システム)、ニュートラム南港ポートタウン線用の車両です。既存車両の置き換えを目的として2015年6月に導入が発表され、2016年6月29日より営業運転を開始しました。ニュートラムに新型車両が投入されるのは1991年に運行を開始した100A系以来25年ぶりです。
新型車両ニュートラム200系電車のデザインは、南港ポートタウンの公園で元気に走り回る子供をイメージし、外観はカラーが異なる7色、車内は南港の自然をイメージした2種類(4両編成の各2両がグリーン(公園)とピンク(桜)の2種類)で、見ても・乗っても「楽しい」車両で、ともすれば無機質になりがちな南港エリアに彩りを添えるカラーリングとなっています。
【過去記事】
→ニュートラムの新型車両「200系電車」はレインボーカラーの7色が設定されたスマイル顔のキュートな車両だった!(外観編)
→ニュートラムの新型車両「200系電車」はレインボーカラーの7色が設定されたスマイル顔のキュートな車両だった!(内装編)
→ニュートラムの新型車両200系の概要が判明!南港のまちを元気に走り回る子供をイメージした7色の車両が登場!
→大阪市交通局「ニュートラム」に新型車両200系を導入!
→大阪市交通局100A系電車
撮影枚数が多いので外観編と内装編の2回に分けてご紹介して行きます!1回目の今回は外観編。ニュートラム200系はレインボーカラーの7色が用意されています。まずは最初に登場したブルーの様子です。1枚目の正面の写真に01の編成番号が見て取れます。正面デザインですが、この01編成だけが、その後に登場した02編成以降と異なっており、正面窓が若干小さくなっています。

さらに同じブルーでも、第9編成は色味が薄くなり水色といった感じになっています。
ちなみに取材日は7色(ブルー・イエロー・ピンク・グリーン・オレンジ・パープル・レッド)のうち、イエローとレッドが昼寝しており撮影できませんでした・・。
03編成ピンク色です。01編成のブルーと比べると正面のガラス窓部分が拡大されています。それにしても、このニュートラム200系、当初デザイン案が発表された時はファンシー過ぎて「実車は大丈夫かな!?」と心配していましたが、今回取材して見ると、かなりイメージパースに近い出来栄えで関心しました。これなら7色のカラーリングや愛らしいスマイル顔にも納得です。先にも書きましたが無機質になりがちなベイエリアに彩りを添えるグッドデザインです!
ピンク色の編成全体の様子です。
09編成オレンジのフロントマスクの様子です。

ニュートラム200系のサイドビューです。ファンシーなフロントマスクとカラーリングとは裏腹に、車両限界一杯まで拡大され無駄な部分が無い機能美を感じる造形です。乗降ドアーの下部の銀色がポリッシュ仕上げ(ツヤ有り)なのが密かなワンポイントアクセントです。

最後は新型200系、パープルとオレンジ離合シーンです。ニュートラム200系、如何だったでしょうか。最近はヱヴァンゲリヲンに出てきそうな未来チックな新車が各地に登場していますが、この対極に位置するファンシーデザインのニュートラム200系、僕は実車を見て気に入りました!レポート2回目の次回は内装(インテリアデザイン)をご紹介したいと思います。
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