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北大阪急行ー緑地公園駅のホームドアが本日(2018年2月24日)より稼働開始!


北大阪急行電鉄2016125日(月)に、ホームでの事故対策として同社の3駅にホームドア(可動式ホーム柵)を設置すると発表しました。ホームドアは最初に千里中央駅に設置され、2017年9月9日から使用を開始しました。北大阪急行では、緑地公園駅と桃山台駅の2駅でホームドア設置工事が行われています。桃山台駅 は2018 3 月中の稼働を目指し工事中、緑地公園駅は2018 224日(土)始発列車からホームドアが稼働を開始ました。


 

 

 

 

 

 


稼働を始めた緑地公園駅のホームドア、早速、取材してきました!

 

 

 

 

 



【北大阪急行電鉄のホームドア設置計画の概要】

1.設置駅 ※京三製作所が受注
千里中央駅(島式ホーム 1番線・2番線) 
桃山台駅 (島式ホーム 1番線・2番線)
緑地公園駅(相対式ホーム 1番線・2番線)

2.仕 
・開口部 2,600mm ・腰高タイプの可動式ホーム柵(固定部ホーム床面から約1,320mm

3.全体工程
千里中央駅 平成29 1月工事着手  平成29年09月09日稼働
桃山台駅     平成29 6月工事着手  平成30年02月24日稼働
緑地公園駅 平成29 6月工事着手  平成30 3月末竣工予定

 

 

 

 

 


ドアの開閉シーンの様子です。先に車両の乗降ドアが開閉し、その後ホームドアが続く運用となっています。

 

 

 

 

 

 


ホームドアが開いた状態はこんな感じです。

 

 

 

動画も撮影してきました。運用初日の為でしょうか?結構、時間的ゆとりをもたせた動きだと思いました。

 

 

 


可動部の様子です。大きなドア透過部が京三製のホームドアの特徴の1つです。

 

 

 

 

 

 


ホームドアユニットの様子です。

 

 

 

 

 

 


ユニットに貼り付けられたピクトグラム類の様子です。

 

 

 

 

 


ホームドアユニットのアップです。

 

 

 

 

 


緑地公園駅は対面式の駅なので、反対側のユニットの裏側が良く解ります。非常に無駄の無い設計でユニットの軽量化が図られています。

 

 

 

 

 

 


ユニットの裏面には駅名票も張られていました。

 

 

 

 

 

 



このホームドアは、地上側に設置するセンサにて車両の定位置停止検知などを行い、可動式ホーム柵 の自動開閉を実現しています。これにより、地上-車上間の情報伝送(トランスポンダ)装置 が不要となり、地上設備だけのシンプルなシステムとなっている所が大きな特徴です。上のセンサーは車両側のドア開閉を表示する赤色のランプをモニターしています。

 

 

 

 

 



車両側のランプの様子です。左右2台のセンサーでランプの点灯を検知しており、誤動作防止の為に真ん中に黒色のテープが張られていました。古い10系はこのランプの輝度が低く、先に設置された千里中央駅のセンサーが誤動作を起こしたトラブルがあったそうですが、車両側に小さな工夫を施す事で制度を上げてきた様ですね。

 

 

 

 

 

 


緑地公園駅を主発する10系の様子です。

 

 

 

 

 


ズラリと並んだホームドア、10両編成分あるので中々の迫力です。

 

 

 

 

 



本日より稼働を始めた緑地公園駅のホームドア。はやりホームドアの有無によってホーム上の安全度は全く異なります。各種問題はあると思いますが、利用者の安全を考えるとできるだけ早くに普及して欲しいと思いました。

1 COMMENT

アリー my dear

御堂筋線と北大阪急行は10両編成が行き来する、文字通り大阪の大動脈ですから、長いホーム上にズラリと並んだホーム柵は壮観ですらあります。
開口部が非常に広くてゆったりしており、ドア自体も透過性が高いので、ホーム内も明るくてさほど圧迫を感じないのが良いです(^∇^)

千里中央、緑地公園と稼働開始し、次は桃山台ですね。どんどん進化してきています(^_^)

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