平成から令和へ。元号が変わり、いよいよ新しい時代が始まりました!今回は改元を記念して、皇族ゆかりの地である奈良県の橿原神宮をご紹介したいと思います。
橿原神宮は、日本最古の正史ともされる『日本書紀』において、日本建国の地と記された橿原に位置する神社です。神話の世界の話ですが、天照大神(あまてらすおおかみ)の血を引く神倭伊波禮毘古命(かむやまといわれびこのみこと)、後の神武天皇が、豊かで平和な国づくりをめざして、九州高千穂の宮から東に向かい、苦難を乗り越え、畝傍山の東南の麓に橿原宮を創建され、今からおよそ2,600余年前の紀元元年に第一代天皇として即位された、と伝えられています。
創玄な雰囲気に包まれた空間。写真奥に見える本殿は京都御所の元賢所で、入母屋造り、檜皮葺き。神宮創建(明治23年)に合わせ移築されたものです。
神話の時代から受け継がれてきた伝統は、新しい令和の時代にも受け継がれて行きます。

令和の時代は平成よりも、良い時代になってほしいですね。




