2022年4月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年2月だったので、約2ヶ月振りの取材です。久しぶりに現地を訪れてみると線路上の天井に化粧パネルが取り付けられ雰囲気がかなり変わりました。
天王寺方面行きホームの様子です。ホードアが設置され安全性が確保された為、ホーム幅ギリギリまで工事エリアが広がりました。
ホームドア開口部の様子です。電車とギャップを少なくする『段差解消工事』が終わっている箇所がありました。
さらに驚いたのが床材です。御堂筋線の新しい標準品ではなく、動物園前駅専用の茶色い煉瓦風の床材が使われていました。駅リニューアルにかける意気込みが伝わってきますね。
壁面のリニューアル工事が盛んに行われています。
堺筋線側に近づくとホーム幅に幾分余裕が見られます。
続いて、梅田方面、北行きホームの様子です。こちら側でもリニューアル工事が本格化しています。
エアコンが更新され、化粧パネルの取り付けベースの設置が進んでいます。
何度も書いていますが、動物園前駅のシンボルであるタイル画はリニューアル後も見られる様に工夫されています。
続いて改札階の様子です。こちは東改札の様子ですが、柱部分のリニューアル工事がかなり進んでいて驚きました。
アップで見た様子です。オーガニックな印象を与える柔らかいデザインに生まれ変わります。
順調にリニューアル工事が進む動物園前駅。先にグランドリニューアルが行われ近未来的な装いに生まれ変わった中津駅とは方向性が異なりますが、動物園前駅はそれに匹敵するぐらいイメージが激変すると思います。
良い、非常に良い。
こういう品がありながらどこか楽しいのが大阪らしさ。
どこぞの安売り洋品店があろうことか心斎橋で作ってしまった醜悪極まる下劣な店は大阪らしく見えて実は全く大阪らしくない。
あの動物園前がこんななってるんですね!長らく離れていて変わっていく大阪に力強さを感じます!
動物園前駅は特に陰気な感じだったので明るくなってくれたらなと思います。
大阪市営地下鉄を民営化したら赤字になって悲惨な結果になるって言ってた人は
今の状態をどう見てるんでしょうかねw
大阪メトロの生き生きとした事業展開を見れば大正解だった事は明白です。
もう20年前ほどですが、この駅で梅田方面ホームで電車を待っていたところ『間もなく到着します』のアナウンスが入った途端、反対ホームに居たおじさんが線路へ飛び降りてこちらのホームまで駆け上がって来るのを見て一緒に居た友人も「動物園入る前に獣がいたわ」とびっくりした経験があります。
街並みも変わってきたのであの頃の様なパフォーマーの方々も少なくなって来てますかね??
ここ10年でOSAKAもだいぶ変わりました。
明らかに住みよい街に変貌しつつあります。
楽しい雰囲気の溢れる駅になって欲しいですね。
地下に潜っても地上に出ても、そして空を見上げても大阪は工事ばかりですねぇ。
阪急もこれから再開発の嵐になるでしょう。西側が終わると今度は東側。そして南も次々に建て替え。
よくこれだけ溜めていたものです。誰かが口火を切って「我も我も」になってしまったのでしょうか。それともやらなくてはならない裏の事情でもあるのでしょうか。
傍観者は楽しむだけです。