出典:近畿日本鉄道
近鉄は、2024年9月6日付けのニュースリリースで、新型の一般車両「8A系」を10月7日(月)から奈良線・京都線・橿原線・天理線等で運転を開始すると発表しました!「8A系」老朽化した昭和40年代製の車両を置き換えるために導入が決定。2024年度は4両編成12本(計48両)を製造し、奈良線などに投入、025年度は名古屋線の4両編成3本(12両)のほか、大阪線や南大阪線などに計68両を導入する予定です。近鉄の新型一般車両の導入は、2000年のシリーズ21車両以来24年ぶりで、名古屋線で新型の一般車両が走るのは、1997年度の5800系以来28年ぶりとなります。

近鉄は、2023年4月1日(土)に運賃改定を実施しました。近鉄の運賃値上げは、消費税率引き上げに伴う改定を除き1995年9月以来、約27年ぶりで、少子高齢化やコロナ禍による収入減のほか、老朽化した一般車両の更新や車内防犯対策の強化、可動式ホーム柵設置などのバリアフリー整備、駅のリニューアルを進めています。2023~2025年度に総額約860億円に及ぶ設備投資を計画しており、これまで滞っていた老朽車両の置き換えなどが一気に加速ししそうです。
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