2017年中頃から2018年初頭にかけてリニューアルされた「梅田歩道橋」。ネーミングライツ契約により「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」の名称となりました。歩道橋は美装化と耐震化が行われ、美しく生まれ変わりましたが、その中でリニューアルに取り残されていたのが「阪神百貨店前の階段」です。
急勾配&老朽化で「何とかならないのかな?」と思っていましたが、ついに階段のリニューアルが行われる事になりました。発注者は阪神電鉄・阪急電鉄、施工者は奥村・森本・ハンシン特定建設工事企業体、工期は2025年4月30日まで、です。
リニューアル工事が進む梅田新歩道橋(阪急阪神連絡デッキ)の欄干のライトアップが始まる!夜の梅田歩道橋が「光の道」の様に美しく変貌!
2025年7月の様子

現地の様子です。前回の取材が2025年1月だったので、約6ヶ月振りの撮影です。

新しく設置された階段の様子です。歩行者デッキと同様のデザインとなっています。

歩行者デッキから階段を見下ろした様子です。

歩行者デッキとの接続箇所の様子です。段差がなくなりフラットな路面になりました。

南東側から見た、新設された階段の様子です。以前の階段がメチャクチャ急角度だったので、かなり登りやすくなりました。

北東側から見た様子です。新しい階段は車道側に大きくはみ出して設置されました。

大阪市は、阪神百貨店や駅前ビルが立ち並ぶ五角形のエリア(約10ha)「ダイヤモンド地区」において、歩道の拡幅に向けた検討を開始しました。御堂筋の側道歩道化を参考に、車道の一部を歩道へ転用し、快適な回遊性の向上を目指します。2025年度当初予算には、調査費として約1,500万円を計上し、検討を本格化させました。
僕の予想ですが、新設された階段が車道側にはみ出して設置されたのは、将来的な歩道拡幅を見越しているのだと思います。
2025年1月の様子

現地の様子です。前回の取材が2024年11月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。

以前あった階段は撤去され姿を消しました。その跡に、なにやら基礎工事が行われていました。

歩道橋側の付け根の様子です。

反対側から見た様子です。工事エリアはそれなりの面積があります。

最後は基礎工事を上から見た様子です。歩道からはみ出しているようにも見えます。完成形が想像できませんね・・。
2024年11月の様子

現地の様子です。読者様とX(旧Twitter)のフォロワーさんに教えていただき、現地を取材してきました!

梅田歩道橋から見た阪神百貨店前の階段の様子です。階段を通行止めにして、架替えを行う様です。

歩道橋から見た、階段側の様子です。

歩道橋上の様子です。現在の階段の取付部よりも広範囲に渡って閉鎖されています。歩道橋の欄干を見ると、今回閉鎖された箇所だけ古いままになっています。階段のリニューアル工事は地下街のリニューアル工事とリンクしており、地下部分の工事が進んだため、この箇所のリニューアル工事が始まったのだと思います。
階段を見下ろした様子です。理想を言えば、上下方向のエスカレーターが設置されると最高なのですが、どうなるでしょうか・・・。

階段を見上げた様子です。

ついにリニューアル工事が始まった、「阪神百貨店前の階段」。美しく生まれ変わったこの界隈で、唯一、時が止まった様な状態だったので、今回のリニューアルはかなり嬉しいです。
細かな改修が街の美観を大きく変えていきますね。
ずっと気になっていました。
遠回りがやっと解消されるのですね。
ああ、やっとという感じです。
ここだけどうにも汚く古臭くて早く何とかして欲しいと思っていました。
考えたらその汚さが全体に広がっていたのですから情けないですね。
ここは大阪の顔の様な場所。よく座って物乞いや無許可の演奏をしている人がいますが、どちらも違法行為なので近くの警察署の方々は「大阪の顔」であるこの場所で通行の妨げになる行為に厳しく取り締まって頂きたいです。
一時が万事、許してしまうと大阪はそういう街なのだという風潮になってしまいます。観光都市として力を入れるなら危険な走行をする自転車他の取り締まりも同時に厳しく致しましょう。