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大阪関西万博『韓国館』テーマは「生命をつなぐConnecting Lives」、建物が空を背景に消えるファサードはまるで光学迷彩!


2025年大阪関西万博『韓国館』は目標来場者数を282万人に設定しました。これは2020年のドバイエキスポで記録した110万人と比べて2倍以上の規模で、総来場者数が2820万人(日本人2470万人+外国人350万人)であることを考慮すると、最低10%を韓国館に誘致する目標です。

『韓国館』のコンセプトは「生命をつなぐConnecting Lives」。韓国が持つ差別化された技術競争力で未来社会を表現し、K-カルチャーブームを利用し、世界各国から集まった来場者の注目を集める計画。気候変動、環境問題に貢献し、人類共通の持続可能な発展目標(SDGs)の達成に向けて努力する韓国の姿を紹介する予定です。

 


具体的には、韓国の「産業」と「文化」を技術形式で表現する計画。時間と空間、人が一つにつながることを披露し、韓国が描く未来社会を提示。国家戦略技術、K-Culture、持続可能な開発目標(SDGs)を3つのテーマに設定。特に、未来の韓国と世界を表現するために政府が指定した次世代12大国家戦略技術を中心にコンテンツを構成、K-POPなどの文化コンテンツやSDGsと組み合わせる予定です。


1:半導体・ディスプレイ
2:二次電池
3:モビリティ
4:次世代原子力
5:先端バイオ
6:宇宙航空・海洋
7:水素
8:サイバーセキュリティ
9:人工知能(AI)
10次世代通信
11:先端ロボット・製造
12:量子技術


空に消えるパビリオンは、まるで光学迷彩!


韓国館は韓国コンテンツへの旅行をモチーフに、建物が空を背景に消えるメディアファサードと1階2000㎡規模のバリアフリーコンコースが特徴です。入り口には、韓国に関連するコンテンツを紹介する大型(28.2m×8m)の巨大なLEDビジョンを設置。韓国館の建物が空に消える映像技術を披露します。空に溶け込むファザードは光学迷彩の様にも見えますね。

 


内部は拡張現実(AR)・仮想現実(VR)など、専用機器を装着しなくても体験できる没入型・体験型展示コンテンツで埋め尽くします。 また、主催側のオンライン仮想展示場の運営方針に基づき、「メタバース」プラットフォーム基盤のオンライン・オフライン連携展示も披露。 時空がつながる韓国館」のコンセプトに基づき、大阪とソウルをリアルタイムで接続して多様な公演・体験コンテンツを提供します。

 

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計画概要


工事名:2025大阪関西万博韓国パビリオン建設工事
構造:鉄骨、鉄筋コンクリート
階数:地上3
高さ:17
敷地面積:3,501.82
延べ面積:4,859.97
発注者:2025大阪関西万博韓国パビリオン事務所
設計者:UIA建築博士事務所(Local AOR:日企設計)
監理:日企設計
工事期間:着工日から約11ヶ月
目標来場者数:282万人

1 COMMENT

サジャ

当初中々建設予定が進む先ずやきもきしましたが、少しずつ具体化する国々や企業・団体が出てきましたねぇ。

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