221系近郊形電車・全474両のリニューアルが決定!

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※画像はリニューアル前の様子です。

JR西日本は2013年1月8日のプレスリリースで「221系近郊型電車」のリニューアルを行うと発表しました。221系近郊形電車は、新生JRのイメージの一翼を担う車両として新製された近郊型電車で、平成元年のデビュー以降、平成4年までに474両が投入され、主にJR京都線・神戸線、関西線などで新快速・快速として活躍してきました。

従来型の113系や117系とはかけ離れた斬新なデザイン・快適性で利用客を驚かせ、新世代車両の新基準を打ち立てた221系ですが、新製から25年が経過し老朽化が見られる様になってきた事から、今回全車両がリニューアルされる事になりました。

※ひでゆきさんから情報を頂きました。ありがとうございました<(_ _)>





◇221系近郊型電車ニューアルの概要
 
【公式HP】→JR西日本ニュースリリース 221系近郊形電車のリニューアルについて

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①客室内の安全性向上
 ・吊り手、握り棒をとっさの際につかまりやすい色・大きさに変更(225系と同様のタイプ)

②バリアフリー対応
 ・トイレを車いす対応に大型化改良
 ・車いすスペースを新設
 ・出入り口上部に、次駅案内表示器(電光式)を新設
 ・ドア開閉の注意を促すため、ドア開閉チャイムを新設

③その他
 ・乗降をスムーズにするため、出入り口付近の座席を補助席付座席に変更



今回のリニューアルですが、外装で目立つ点は先頭車前面にLED方式の行き先表示が追加される他、スカートが強化タイプに交換されています。内装についてはドア前の混雑緩和の為に戸袋窓付近の座席が撤去され、かわりに補助席が設置されており、つり革の大型化、ドア上にLED情報表示機の増設など223系に準じた内容となっています。補助席と車椅子スペースの設置により座席数が大幅に減少してる所が気になりますね。リニューアル車が増加すると、超ローカルネタですが、大和路線の王寺駅から着席する事が難しくなりそうですね。