ザ・ライオンズ定禅寺タワーは、宮城県仙台市青葉区国分町3丁目に建設された、地上29階、高さ99.98m(最高高さ)、総戸数194戸のタワーマンションです。建築主は大京、設計は総研設計、施工は大林組が担当。大京のフラッグシップブランド「ザ・ライオンズ」を冠するハイグレードなタワーマンションです。
【スペック】
名称:ザ・ライオンズ定禅寺タワー
所在地:宮城県仙台市青葉区国分町3丁目9−7
階数:地上29階
高さ:99.98m
構造:鉄筋コンクリート造
杭・基礎 :
主用途:共同住宅
総戸数:194戸
敷地面積:2,738.23m2
建築面積:1,105.58 ㎡
延床面積:
建築主:大京
設計者:創建設計
施工者:大林組
着工:2009年12月
竣工:2011年11月
●彫刻的な超高層
ザ・ライオンズ定禅寺タワーは、建物が一つの彫刻の様です。厚みの無いスキンのグラフィカルなものではなく、石や金属の「塊」として感じるようなデザインとなっています。白い小さな箱が空に向かって積み重なり、浮き上がって行くような浮遊感があります。
●中間免震
この建物は1階と2階の間に免震層があり、1階の堅固な台の上に超高層ビルが乗っている形です。3.11の震災時、この建物は工事中で、ちょうど中間検査の日だったそうです。激しい揺れに襲われましたが、何の損傷もなかったとのこと。中間免震は1階の開口面積が小さくなってしまうのが難点ですが、地面(外構)と建物(1階)の間での動きがないため、シンプルな納まりとなり、地震時に壊れる箇所も少なく、総合的に優秀な構造です。
北側から見た、ザ・ライオンズ定禅寺タワーの様子です。
最後は、少し離れた場所から見た、ザ・ライオンズ定禅寺タワーの様子です。