
先日、遊覧船にのって大阪都心のリバークルーズを楽しんできました。今回乗船した船は昨年9月頃にナイトクルーズで乗船した、御舟 かもめ 大阪の小さな船旅さんです。定員10名(朝ごはんクルーズは8名)。オープンデッキ5畳、建屋3畳、床座スタイル(こたつあり)。簡易トイレ設備あり。全便ともお茶付きで飲食物の持ち込みも可能です。

御舟かもめは、熊本・天草の海で真珠の養殖作業に使用されていた小舟を、都市河川クルーズむけにコンバージョンした船です。大きなクッションで床座するのが基本スタイル。これが気持ちいい。

真ん中に置かれたテーブルに買い込んだお酒、つまみを置いて気の知れた仲間でいざクルージングに。

「御舟かもめ」の魅力は、この水面の近さと、開放感。アクアライナーにも乗った事がありますが比べものにならない迫力です。ホンマに気持ちいい。

川側から見たOMMビルです。ガラスカーテンウォールに映り込んだ雲が綺麗でした。

OBP方面の様子です。完成間近の(仮称)新MID大阪京橋ビルが加わった事で、眺めがかなり変わりました。

こちらは中之島方面の様子です。

タイミング良く、剣先にある噴水が放水を始めました!

この剣先の噴水、正式名称は中之島公園・剣先噴水シンボルモニュメント「Sailing to the NEXT STAGE 」なのですが、ご存知だったでしょうか?全く知られていませんね。何か良い愛称があれば良いのですが・・

さらに東横堀川に進みむと、ズラリと並んだ阪神高速道路の高架橋が見えてきました。ズラリと並んだ高架橋は、まるで神社の鳥居の様です。現代版、伏見稲荷大社!?

本町橋(ほんまちばし)の様子です。この橋は東横堀川に架かる本町通の橋で、現在の橋は大正2年(1913年)に架け替えられたものです。大阪市内では現役最古の橋で、『浪速の名橋50選』にも選定されています。

これ、何だか解りますか?実はコレ、遊覧船などの船様のカーブミラーなんです!船用にカーブミラーがあるとは、なんとも水都大阪らしいですね。

さて、今回の遊覧コースで一番賑やかな場所が近づいてきました。

戎橋近くの遊歩道には沢山の人が・・。対岸でアイドル・グループのイベントが行われていたので、そのギャラリーさんです。御舟かもめは、そこを一気に通過しました。

駆け足でご紹介した、御舟かもめのリバークルーズ、如何だったでしょうか。今回は前回のナイトクルーズとは異なり貸し切りではなく、通常の乗り合いだった(ほとんどがビルブロガー軍団でしたが)ので乗船時間は50分間で、あっという間のクルージングでした。御舟かもめは、大人1人2100円が標準的な料金なので、大阪都心でリバークルーズを楽しむ素晴らしい遊覧船で値打ちがあります。リバークルーズを体験してみたい方は是非、御舟かもめに乗ってみてください。この水面近さと屋根の無い開放感は未体験ゾーンですよ!

