近鉄がホームやコンコースに設置している特急券自動発売機ですが、2018年3月20日(火)からクレジットカードや交通系ICカードで特急券が購入できるようになりました。増加する訪日外国人を含め、クレジットカードや交通系ICカードで決済が出来る様になった事で、利便性が非常に高まりました。

◆特急券自動発売機での新サービス
1)クレジットカードが使用可能に。 VISA、Mastercard、JCB のクレジットカードがご利用可能となります。2)交通系 IC カードも使用可能。
・PiTaPa、ICOCA、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、はやかけん、nimoca、 SUGOCA の全国相互利用サービス対象の交通系ICカードが利用可能。ただしPiTaPaはプリペイドでの利用となりポストペイでは購入不可。 また、特急券の購入金額はPiTaPa交通割引サービス(利用額割引・区間指定割引)の対象外。
・交通系 IC カードへの現金チャージができます。3)近鉄グループカード KIPS のポイントがたまります。 近鉄グループカード KIPS(KIPS ICOCA、KIPS PiTaPa、KIPS クレジットカード)での購 入により KIPS ポイントが付与される。
4)マルチリンガル(4ヵ国語)対応。・訪日外国人の方が利用しやすいよう、日本語、英語に加え、韓国語、中国語(繁体字、簡体 字)で表示、案内。
◆特急券自動発売機の設置駅 計28駅54台
大阪難波駅、大阪上本町駅、大和高田駅、大和八木駅、榛原駅、名張駅、生駒駅、学園前駅、 大和西大寺駅、近鉄奈良駅、京都駅、近鉄丹波橋駅、高の原駅、大阪阿部野橋駅、古市駅、 尺土駅、高田市駅、橿原神宮前駅、吉野口駅、下市口駅、近鉄名古屋駅、桑名駅、 近鉄四日市駅、白子駅、津駅、伊勢中川駅、松阪駅、伊勢市駅

特急券自動発売機の様子です。ICカードリーダーが右手前に設置されました。

筐体の上部には次発特急の行き際と空席案内が表示されています。

タッチパネルは「抵抗膜方式」。

紙幣、硬化、クレジットカード、ICカードに対応した決済部の様子です。

操作画面の様子です。

クレジットカードで決済しようとすると、カードの投入口をビジュアルで案内してくれました。

今回やってきたのは22000系のリニューアル車でした。

関心したのが、荷だな下にあるLED。青色が空席、緑が予約済みのサインとなっています。特急券を持たない人が座っていると一目瞭然です。

予約席は緑色のサイン。

子供の予約席はオレンジのサイン。結構珍しいかも。

近鉄も特急券自動販売機。クレジットカード対応やICカード対応は地味ですが、確実に利便性UPに繋がる施策さので評価したいと思いました。


