高野山駅は、南海鋼索線(高野山ケーブル)の終着駅で標高867 mに位置しています。駅舎は1928年(昭和3年)完成の木造2階建て。洋風建築を基調とする外観で、世界的な観光地である高野山の玄関駅らしい頂上に宝珠を載せるなど寺院風の宝形造の屋根となっています。駅舎は2005年に国の登録有形文化財に登録されました。
【出展元】→高野山駅のリニューアルが完了します!! ~2月22日(日)に記念セレモニーを開催~
高野山駅は、高野山開創1200 年記念大法会が執り行われるのにあわせて駅舎の改修を進め、2015年2月22日に新装オープンしました。リニューアル内容は開業当時の駅舎外観を復元し、丸窓や欄干など開業当時2階に取り付けられていた意匠を再現、外壁も当初の色彩に塗り替え、駅舎の外観を可能な限り昭和5年の開業当時の意匠へ復元しました。駅舎2階の大改装を行い、資料展示コーナー、こうや文庫、トイレの新設と休憩スペースや展望室の整備が行われました。
リニューアルされた高野山駅を見て行きます。1階は、開業当時の面影を残しつつ、発券窓口をオープンカウンター形式に改装し、売店を拡大。構造用合板による耐震補強を実施し、安全性を確保、さらに1~2階を結ぶエレベーターを新設するなどバリアフリー化が図られました。
コンコースの様子です。極楽橋駅のリニューアルを合わせて、高野山への玄関口に相応しい体裁が整いました。
改札口付近の様子です。Visaタッチ対応の事項改札にアクリル導光板で装飾された発車票があります。
2階から見た吹き抜け空間の様子です。
リニューアルされた2階の様子です。メチャクチャきれいです。
リニューアルでは、くつろぎスペースなどの整備、トイレの新設と休憩ス ペースや展望室の整備を行い、駅舎2階をくつろげる空間としました。
高野山をはじめとする沿線(高野線橋本駅以南)の観光資源や南海電車などをパネル や映像で紹介する資料展示コーナーが設置されました。
ホームに繋がるエレベーター付近の様子です。
最後はホームの様子です。急角度過ぎて平衡感覚がおかしくなりそうでした(笑)