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関西には構造にも歴史と自由、洒落がある。『構造デザインマップ 関西』に写真を提供しました!



構造の視点から建築作品を紹介する『構造デザインマップ 関西』が発売されました!数点ですが、当ブログから画像を提供させて頂きました。

本書は「おもしろい構造の建築は?」をテーマに、構造の視点から関西(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山)の建築作品116件をピックアップし、85枚のマップとともに建築作を紹介する書籍で、各作品を写真や図面などを用いながら、構造の概要や特徴、作品によっては工法なども詳しく解説しています。

京都や奈良の社寺建築(本書では18件紹介)、古い街の歴史を引き継ぎつつ新しいデザインを追求した作品(京都タワー等)商都大阪のダイナミックな建築など、多彩なエリアが広がる関西でつくり出されてきた建築作品が楽しめます。

 

 


構造は専門性の高い分野ですが、初学者が楽しみながら読めるように、構造の専門家はもちろん、意匠設計者や歴史家など多彩な顔触れの技術者・研究者が参加しました。掲載記事は、前半部分で建物の概要や構造の特徴を解説。後半部分でより詳しい技術的な話しとなるよう記述されています。また、写真や図面、構造のパースなどの図版を豊富に掲載しているので、それらを参照しながら読めば、より理解が進みます。

 

 


また、建築を知るには、実際に建物を見に行くことが一番ですが、書籍では建築作品をプロットした詳しいマップを85枚収録されてます。都市部は駅の出口から建築作品まで辿り着けることを、田舎や郊外はICや幹線道路から辿り着けることを念頭に作成されました。またMAPのページに掲載しているQRコードからそれぞれのエリアのGoogle MAP版に飛べるので、スマートフォンも併せて使うと便利な仕掛けも。

 

 


巻頭特集「関西の建築文化から見えてくる世界」では、116の建築作品をまとめる中で見えてきた関西建築の特徴や、関西を地盤に活躍した建築家たちを紹介。「社寺建築を見るための基礎知識」では、小屋組や組物など社寺建築の構造に関わる技術や形式について基礎から解説しています。コラムでは、「タワー・関西風建築」「伝統と近代のはざま」「村野藤吾」など関西建築のキーワード5つをテーマにモデルコースを作成。建築単体の魅力に加えて、歴史や文化、作家を感じられる旅になるはずです。

献本頂いた書籍を読んでみると相当ヤバイ本でした。忖度無しで面白いです。構造の視点から建築作品を覗いてみると、これまでとは異なる気づきが得られるはずです。是非、本書をガイドブックに魅力な建築作品を巡ってみて下さい!

 

 

書籍概要

 


【書籍名】「構造デザインマップ 関西」
【出版社】総合資格
【発売日】2022年4月25日
【価 格】1,900円(税抜き)
【仕 様】B5判変形(縦257mm×横147mm)/フルカラー/256ページ
【ISBN】978-4-86417-270-7
【編 著】構造デザインマップ 関西 編集委員会

編集委員長:陶器浩一(滋賀県立大学教授)、松隈洋(京都工芸繊維大学教授)、福島加津也(東京都市大学教授)、萬田隆(神戸芸術工科大学教授)、山崎泰寛(滋賀県立大学准教授)

【販売チャネル】
・総合資格学院 出版サイト https://www.shikaku-books.jp/
・Amazonをはじめとしたネット書店
・国内の大型書店

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