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金沢市『片町四番組海側地区第一種市街地再開発事業』が始動!野村不動産が参画、商業・住宅・ホテルで構成する複合ビルを建設へ



片町四番組海側地区市街地再開発準備組合と、「片町四番組海側地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者及び参加組合員予定者である野村不動産は、2024年7月2日付けのニュースリリースで、同事業が7月1日付で、金沢市より都市計画決定の告示を受けたと発表しました!

計画地は「金沢」駅から2kmほど離れた、金沢の古くからの都心である片町二丁目付近で、施行区域面積は約0.4ha。建築面積は約2,300m2、延べ面積は約18,000m2を想定。計画地付近は、兼六園や武家屋敷等の歴史文化遺産、飲食店街が存在する繁華街ですが、建物の老朽化や地域内の回遊性、にぎわい拠点整備が課題となっていました。2015年から金沢市や地権者による議論が始まり、2019年に野村不動産が参画。事業の検討を進めてきました。

【出典元】
『片町四番組海側地区第一種市街地再開発事業』 都市計画決定のお知らせ

 



再開発は、建物の一体的整備による街区全体の不燃化、防災性向上、都市機能の誘導による多機能複合施設の整備や、ニーズに応じた可変性のある施設を計画。住宅と宿泊機能による居住人口と来街者の増加や、低層階への商業施設整備による周辺商店街と一体となったまちの賑わい形成、空地やテラス整備による「まちなか」での憩いの場を提供。敷地内道路の拡幅や、壁面後退等により歩行空間を整備し、施設整備と合わせたアーケードの更新と敷地や建物内の歩行者空間の整備による回遊性向上を目指します。

今後は、2025年度に再開発組合設立認可、2026年度に権利変換計画認可、27年度に解体・新築工事着手、2030年度に竣工を予定しています。

計画概要

計画名称:片町四番組海側地区第一種市街地再開発事業
所在地:金沢市片町二丁目付近
主用途:商業・住宅・ホテル・駐車場等
事業コンサルタント:都市設計連合
事業協力者・参加組合員予定者:野村不動産
施行区域面積 約0.4ha
建築面積 約2,300㎡
延べ面 積 約18,000㎡

2018 年3月 片町四番組海側地区市街地再開発準備組合設立
2024 年7月 都市計画決定
2025 年度 再開発組合(本組合)設立認可 (予定)
2026 年度 権利変換計画認可 (予定)
2027 年度 解体・新築工事着手 (予定)
2030 年度 竣工 (予定)

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