【再都市化ナレッジデータベース】←新規情報やタレコミはこちらのコメント欄にお願いします!

ウェスティンルスツリゾート宿泊記〜全室メゾネットタイプの異次元の広さの客室が凄い。ルスツリゾートを遊び尽くすには最適なホテル



ウェスティンルスツリゾートは、北海道留寿都村の「ルスツリゾート」内にある高級リゾートホテルです。ルスツリゾートは、加森観光が展開するホテル、遊園地、スキー場、ゴルフ場などで構成された北海道最大級の総合リゾートで、四季折々の自然とアクティビティを楽しむ事ができます。

 



ウェスティンルスツリゾートは、地上23階、高さ79mの高層タワーホテルで1993年に竣工しました。元々は「ルスツリゾートタワーホテル」として開業したホテルで、2015年12月に「ウェスティン ルスツリゾート」にリブランドを実施。2016年6月に全面改装を終えグランドオープンを果たしました。

 


ウェスティンルスツリゾートは、ルスツリゾートの南東側に位置しており、地上23階建ての高層タワーの客室からは雄大な山々や森林、湖などの景色を眺めることができます。

 


アトリウム棟(写真左)と駐車場(写真右)の様子です。ホテル前には244台分の青空駐車場があり宿泊者は無料です。※予約不要

アトリウム・レセプション


出典:ルスツリゾート

ウェスティンルスツリゾートの公式サイトからお借りしたフロアMAPです。ホテルはレセプションがある「アトリウム棟」と客室がある「タワー棟」に大別されます。アトリウム棟の1階にはメインエントランス、フロント、メインダイニング、遊園地につながるモノレール乗り場、2階には鉄板焼「風花」や大浴場があります。

 


それでは館内を見てゆきましょう!こちらは正面エントランスを入った所にあるアトリウムです。自然光が燦々と降り注ぐ明るい印象です。

 


レセプションは正面左手にあります。


レセプションを真正面から見た様子です。人が居ないタイミングを待って撮影しましたが、終始混雑している印象でした

EVで客室階へ!


チェックインを済ませてタワー棟に向かいます。前日に宿泊したヒルトンニセコビレッジに比べると全体的に新しい印象です。

 


1階エレベータホールの様子です。写真はありませんが、エレベータの行き先ボタンの階数が1フロアつづ抜けています。これは2フロアにまたがるメゾネットタイプの客室構成の為です。

 


客室階に到着しました!EVホールは若干古い印象です。

 


ウェスティンルスツリゾートの断面図。ホテルは星型の断面「トライスター型」の形状をしています。この形状のホテルは、ニューオータニ・ガーデンタワーが有名ですが、他にはあまり見かけない珍しい形状だと思います。

 


客室につながる廊下の様子です。

メゾネットの客室は異次元の広さ!


いよいよ客室を見てゆきましょう!今回宿泊したのは4ベッドルーム 最大定員 : 4名(92 ~ 94㎡)。2フロアにまたがった、ちょっと頭のおかしい広さの客室です(褒めています)。

 



ウェスティンルスツは、全室が2フロアにまたがったメゾネットタイプの客室となっており、室内に階段があります。こちらは客室入り口(2階)付近から居室(1階)を見下ろした様子です。客室内に巻階段があるのが凄いです。

 

2階:マスターベッドルーム


最初にご紹介するのが、2階の入り口入って左側にあるマスターベッドルームです。ヘブンリーベッドが2台置かれた部屋は普通のホテルの1室分ぐらいの広さがあります。

 



反対側から見た様子です。少しフェミニンでゴージャスな雰囲気がするベッド周りのデザインはウェスティンらしいと思います。白樺の樹を描いたウォールアートもいい感じ。

 


ベッド側から入り口側(写真右奥)を見た様子です。この部屋にもクローゼットやスツールがあります。

 


テレビとワークデスクの様子です。ちょっとした書斎の様な雰囲気がGoodです。

 


窓側の様子です。高級分譲マンションの寝室の様な雰囲気ですね。


窓からの眺めはこんな感じです。ゴルフ場の奥に広がる、奥行き感のある風景が北海道らしいです。

吹き抜けのある広大なリビング


いよいよリビングスペースに向かいます。吹き抜けで天井が高く開放感がすごい・・。

 


階段を徐々に降りて行きます。

 


1階から階段を見た様子です。シンデレラの様に階段を降りて遊ぶことが出来そうです(笑)


ミニキッチン付近から1階奥を見た様子です。写真の奥にセカンドベッドルームがあります。



階段を降りたとところにキッチンスペースがあり、このあたりに流し台や冷蔵庫、ミニバーコーナーがまとめられています。


リビングスペースからミニキッチン側を見た様子です。もはや分譲マンションを超える凄い空間ですね。

リビングスペースで家族団らんを楽しむ!



リビングスペースの様子です。1〜2階合わせて90㎡もあるので空間的な余裕あり広々としています。もはや分譲マンションのリビング、といった感じで逆にホテル感がありません。

 


ご覧の通り、しっかりとしたソファセットがあるので家族連れやグループで、ゆっくり寛ぐことができます。


この広々としたスペースでルームパーティーをしたり宅飲みしたり。想像しただけでもワクワクしてきます。

ウェルカムギフトとミニバー



今回もマリオットボンヴォイのプライチエリートのステータスで宿泊しているのでウエルカムギフトがありました。ロイズのチョコレートに加えて・・・


タイスパを起源とした、ナチュラルスパブランド「HARNN(ハーン)」のアメニティ!
小袋にはっていて、中々おしゃれです。


少し移動して、ミニキッチンの様子を見て行きます。ネスプレッソのコーヒーカプセルに、ティーパックが各種。

 


グラスやカップはこんな感じ。


冷蔵庫はカラでこんな感じでした。客室の広さに比べるとごく普通です。

セカンドベッドルーム(リビング階)



次は1階の奥にあるセカンドベッドルームを見てゆきます。天井が低く穴蔵感があります。リビングやキッチンが広々しているので、ここは割り切った設計ですね。

 


ベッドルーム側からリビングを見た様子です。作り付けの家具がパーティーションの役割を果たしています。記事を解りやすくするために「セカンドベッドルーム」と呼称していますが、正確には半個室のベッドスペースですね。

 


セカンドベッドルームにも「Westin Heavenly Bed (ヘブンリーベッド) 」が2台あります。リビングや洗面所も近く便利に使えそうです。

 


ベッドボード付近の様子です。このあたりの曲線を使ったデザインはウェスティンらしい、ゴージャスな印象です。


ここのベッドサイズですが、長さが少し短い感じがして、身長180cmの僕が伸びると、つま先がはみ出す感じがしました。

レトロな雰囲気のウエットエリア


ウエットエリアを見てゆきましょう。手前にクローゼット、奥にドレッサーがあります。こちらもスペース的な余裕がかなりあります。



水回りの様子です。設備の古さは否めず高級感は全然ありません。ただし、メンテナンスが行き届いており清潔感はかなりあります。

 


ドレッサーはこんな感じです。白色の照明がやや冷たい印象です。


アメニティの様子です。ウェスティン定番のホワイトティのアメニティですね。


その他のアイテムも充実しています。



バスルームは洗い場付きのジャパニーズスタイルで「自宅のお風呂」そのもの、といった感じです。ホテル特有の非日常感や高級感は全くありません。ウェスティン・ルスツには温泉大浴場があるので、必要十分の設備だと思います。

 

朝食はオールデイダイニング「アトリウム」で



一夜明けて。朝食会場はアトリウム棟1階のオールデイダイニング「アトリウム」です。ご覧の通りの大箱レストランですが、宿泊時は大混雑で30分まちでした。

 




フード類の種類は豊富。補充スピートはまずまず、でした。

 



盛り付けするとこんな感じです。正直レベルでお話すると、朝食の味は期待したほどではありませんでした。前日に宿泊したヒルトンニセコビレッジには遠く及びません。ヒルトンニセコが良すぎた可能性はありますが、ウェスティンルスツの宿泊料金がヒルトンニセコの3倍以上したので、ちょっと頑張ってほしいと思いました。

 


パン類は結構美味しかったです。

WestinWORKOUT フィットネススタジオ


こちらはWestinWORKOUT フィットネススタジオの様です。フィットネスジムはタワー棟の1階にあります。

 


かなり小ぶりなジム。マシン類も必要最低限な印象です。


ゴルフやスキー、遊園地などで楽しんでほしいのかもしれませんね(笑)

「ウェスティンルスツ温泉」はかなり良い!


出典:ルスツリゾート

ウェスティンルスツで、特に良かったのがウェスティンルスツ温泉。アトリウム棟の2階にあります。温泉露天風呂や、香り漂うジャグジーなどがある広々とした浴場で、泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩泉 (中性低張高温泉)」。入浴後にお肌がツルツルになると言われている美肌の湯です。

※浴場内は撮影禁止のため、公式サイトから引用させていただきました。


出典:ルスツリゾート

浴場内にあるジャグジー風呂では、カモミールやローズヒップなど、日替わりでさまざまなアロマの香りを楽しめます。

 


出典:ルスツリゾート

夜間はライトアップされ特に良かったです。浅めの部分と深い箇所がって、思い思いのスタイルで過ごす事ができました。

リゾート内の2つのホテルを結ぶ「モノレール」が楽しい



ルスツリゾートには、本館と言える『ルスツリゾートホテル』と『ウェスティン ルスツリゾート』の2つのリゾートホテルを結ぶモノレールが走っています。ホテルからホテルへ、モノレールで移動するという非日常体験はかなり面白かったです。これもウェスティンルスツのアクティビティの1つと言えそうです。詳しくは下記の記事を御覧ください。

ルスツリゾート・モノレールは『国道』の下をくぐる全国でも珍しい路線(斜行エレベーター)!嘉穂製作所製で一日最大4000人が利用



 

まとめ



まとめると、子連れやグループ客がルスツリゾートを楽しむ事が目的なら、かなり良いホテルです。ただし、ホテル単体で考えると宿泊体験が価格に見合っておらずコスパが悪いと思いました。

ネガティブな点は接客と朝食です。朝の朝食の時に、30分ほど並んだ後、待ち行列の先頭に立った時に、唐突に「別会場で食事を取っていただけます」との案内。え?と思いましたが「せっかく並んだので、メイン会場で食事を取ります」と答えると「権利をお譲りしてもいいですか」との言葉。え、先頭まで来ているのに順番を飛ばされるの??

どうやら、別会場で食事ができる順番が先頭にきているが、これを他の方に譲ってもいいですか?というの意味のようでしたが、ちょっと言葉足らずで???となってしまいました。そもそも別会場の空きがあるなら、先頭ではなく、待ち行列の先頭から順番に声掛けして、列の途中から希望者を誘導すれば、混雑平準化され緩和できるではないでしょうか・・。

前日に止まったヒルトンニセコと比べると、全体的にホスピタリティに欠ける印象が拭えませんでした。もちろん良い接客をしてくださるスタッフも居たのですが。。

 


ウェスティンルスツは、リゾート内にある、遊園地、スキー、ゴルフ場、屋内プール、温泉などのアクティビティを存分に楽しむ事が出来、遊び尽くした後に、そこそこ綺麗で高級感のある宿に泊まれる点がメリットです。

また、メゾネットタイプの客室は素晴らしいです。全室が70㎡以上の広さがあるので家族連れやグループ客にとっては最高の「遊びの基地」になります。広々としたリビングでルームパーティーやゲームで盛り上がれそうで、想像しただけでワクワクしてきます。ルスツリゾートを遊び尽くす家族連れやグループ客にとっては良いホテルだと思いました。朝食はもうちょっと頑張って欲しい・・・。

施設概要



名称:ウェスティン ルスツリゾート
所在地:北海道虻田郡留寿都村字泉川133番地
交通:札幌市内、新千歳空港から車で約90分、シャトルバス(ルスツ号、ビッグランズ号)で約120分
階数:地上23階
高さ:79m
主用途:ホテル、レストラン、温泉、フィットネスジム他
客室数:210室
延床面積:37,386㎡
建築主:加森観光
設計者:大林組
施工者:大林組
竣工:1993年10月
開業:ルスツタワーホテル(1993年~2015年)
ウェスティン ルスツリゾート(2015年~)
公式サイト:https://rusutsu.com/the-westin-rusutsu-resort/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です