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TIAD(ティアド)AUTOGRAPH COLLECTION 宿泊記〜 ユーフォリア プレミアツイン(55~56㎡)シティビュー



TIAD(ティアド)AUTOGRAPH COLLECTION は、2023年7月1日に名古屋市中区栄にオープンしたラグジュアリーホテルです。ホテルはマリオットインターナショナルと提携しており、日本で4軒目、東海エリア初の「オートグラフ コレクション」ホテルとして開業しました。

ホテルの名称は「Tomorrow Is Another Day」の頭文字を組合わせた造語で、ゲストの明日が変わるホテルとして、忘れられない時間と体験を提供することを目指しています。



ホテルは、地上14階建てで、全室50㎡以上の広々とした客室を150室を展開。客室のタイプは、デラックス、プレミア、スイートの3種類があり、スイートには専属バトラーが付きます。また、ホテルには天井高10メートルのチャペルや、久屋大通公園が見えるオールデイダイニングなどの施設も充実しています。



TIAD(ティアド)が加盟している「オートグラフ コレクション」は世界各地にある個性豊かなホテルを集めたブランドで、各地の独立系のホテルが参画するホテルのコレクションです。マリオットの中での位置づけは「LUXURY(5つ星級)」に次ぐ「PREMIUM(4つ星級)」となっています。

ちなみにTIAD(ティアド)は、2020年に愛知県と名古屋市が設けた、高級ホテル立地促進補助金の補助事業第1号の認定を受けており、富裕層の呼び込みやMICE市場の拡充を目指す、県と市の肝いりの事業となっています。


<AUTOGRAPH COLLECTION(プレミアム)>
1:ザ・プリンス さくらタワー東京
2:ザ・プリンス 京都宝ヶ池
3:メズム東京
4:TIAD
5:THE OSAKA STATION HOTEL ※2024年夏開業(予定)


<LUXURY COLLECTION(ラグジュアリー)>
1:プリンス紀尾井町
2:三井京都
3:イラフSUI
4:翠嵐京都
5:紫翠奈良 ※2023年8月27日開業



それでは、さっそくホテルの中に入ってゆきましょう!なお、人が少ないタイミングを見計らって様々な時間に撮影した写真が混在する事がありますので、予めご了承ください。

完璧にデザインされた正面エントランス


まずは正面エントランスの様子です。ギリシャ神殿の柱列を思わせる厳かな佇まい。ガラス扉の奥にはバレーパーキングサービスに対応した、車寄せに置かれた木のオブジェが見えています。

 


東側一階にある車寄せの様子です。

 


それではレセプション(チェックインカウンター)がある5階に向かいましょう。

メインロビー


5階に当到着しました。こちらがメインロビーの様子です。プレミアムグレードのホテルとは思えないほど高級感があります。

 



TIADのデザインコンセプトは「BIOPHILIA NEST(バイオフィリアネスト)」。 公園から続く緑を建物の中に引き込み、自然に包まれるような空間=ネスト(巣)の創出をイメージしています。

 



デザインコンセプトにある「自然に包まれるような空間=ネスト(巣)」を知ってから館内を見て行くと「なるほど!」と思える箇所が出てきて面白いです。

 


天井を飾る木のアート。ネスト(巣)を連想させるデザインですね。


メインロビーの中心にある「円形のオブジェ」。水盤に反射して幻想的な姿を見せています。

 


円形のオブジェをアップで見た様子です。よく見ると名古屋をイメージさせるイラストが書き込まれています。また、名古屋に新しい何かを生み出す「卵」をイメージしているのかもしれませんね。

 


チェックインカウンターの様子です。客室数150室程度の規模なので、小ぶりな印象です。

 


チェックインを済ませてから客室に向かいます。

 


客室階に到着しました!エレベーターホールは思ったよりも狭いです。


客室に向かう廊下はこんな感じです。内廊下のタワーマンションの様な雰囲気があります。

ユーフォリア プレミアツイン(55~56㎡)シティビュー



そして!これが!!TIADの客室です!!!今回アサインされたお部屋は、ユーフォリア プレミアツイン(55~56㎡)シティビュー。久屋大通公園とは反対、東側の客室です。客室面積が50㎡以上あるので、流石に広々としています。折り上げ天井の間接照明もいい感じですね。

 


公式サイトからお借りした室内のレイアウト図です。入り口側に水回りとクローゼットを集中配置。ベッドは2台横並びのハリウッドツインで、窓側にデイベッドを配置しています。

 


ベッドを真正面から見た様子です。ベッドは幅100cmのセミダブルサイズで、寝心地は結構良かったです。

 


ベッドボード付近の様子です。比較的落ち着いたデザインとなっています。

ターンダウン後の客室


こちらはターンダウン後の室内の様子です。



反対側から見るとこんな感じです。ちなみに、TIADでは枕の貸出サービスがあり、その中に「テンピュール枕」がありました。普段自宅で使っている枕と同じものだったので、今回は完璧に熟睡する事ができました。テンピュール枕は数が限られているので、要確認です。

 


ナイトテーブルはこんな感じです。こちらはタブレット端末ではなく「大きなポータブルテレビ」です。



読書灯の様子です。ベッドボードに埋め込まれており、指で押し出すと点灯、戻すと消灯、ぐるぐる廻るので角度を変える事が出来ます。

 


なんと、Bang & Olufsen(バング&オルフセン)のBluetoothスピーカー、Beosound A1 2nd Generationが用意されていました!

 



ナイトパネルの様子です。別に用意されているタブレット端末で操作するので、物理スイッチは必要最低限となっています。ついにUSB給電ポートにType-Cが登場しましたね・・。

 


反対側のナイトテーブルの様子です。内線電話に加えてタブレット端末が設置されています。


タブレット端末はレノボ製のAndroidタブレット。温度、ライト、カーテンなどを操作出来ます。ポゴピン付きの充電クレードルで移動させてから戻すのが楽ちんです。

居心地が良すぎるデイベッド


TIADの良いところが特大サイズのデイベッドがある事です。窓際に置かれたデイベッドは横幅2m以上あり、居心地がとても良いです。

 


真正面から見た様子です。オレンジの差し色が鮮やかです。



デイベッドの奥の窓の外には植栽が施されており、プチガーデンビューとなっています。大きな窓を遮るように植物が植えられている、その狙いはとは・・。

 



TIADの東側はマンションや雑居ビルが立ち並ぶ純然たる市街地で、西側に比べると景観はいまいちです。そこで、窓際にプチガーデンを設けて緑を見せる事で、室内に潤いを与え、雑居ビルビューを軽減する効果を狙っています。

 



デイベッドに寝転がるとこんな感じに見えます。プチガーデンビューを見てから、ホテルのコンセプト、自然に包まれるような空間=ネスト(巣)の創出 を思い出して「なるほど〜!」となりました。

 



ガーデンの向こう側にはこんな感じの市街地が広がっています。TIADは久屋大通公園がある西側の客室が人気で、西側から予約が埋まるそうすが、東側でも高層階であれは抜け感のある眺望が楽しめるので、実は穴場なのかもしれませんね。

デスク、チェア、TV



さらに客室内を見て回ります。こちらはデイベッドの近くに置かれた円形デスクとチェアのセットです。客室面積が55㎡もあるので、巨大なデイベッドに加えてインルームダイニングも余裕でこなせる円形デスクを置く事が出来ます。

 


テレビの位置はこんな感じです。


椅子の形がメチャクチャおしゃれだと思いました。座り心地もバッチリです。


円形チェアはインルームダイニングにも余裕でこなせる大きさがあります。


ウェルカムギフトは両口屋是清の『ささらがた』。季節限定の涼味で、秋には違う物に変わると思います。

 


こちらはルーキー。TIADはICカードが仕込まれた「木製」のカードキーでした!

ミニバー・クローゼット


ミニバーコーナーを見て行きます。



水は再利用できる瓶に入ったタイプでした。マンダリンオリエンタル東京もそうでしたが、最近、このビンを使うホテルが増えてきていますね。

 


コーヒカップの様子です。名古屋のホテルらしく「ノリタケ」製のアイテムが並んでいました。質感がメチャ良いです。


おつまみやドリンク類はこんな感じです。


電気家ケトル、グラス、皿。皿はノリタケ製でした。

 



撮影ポイントを変えて客室側から入り口側を見た様子です。写真左側がクローゼット、右がウエットエリアです。左側の真ん中に大きな荷物置き場があり、その左右に2箇所のクローゼットが用意されています。

 


左右のクローゼットの様子です。


荷物置き場の棚に貼っているナイトウェア。上下セパレートのパジャマです。

 



その下段にはスリッパやセーフティボックスがありました。スリッパはふかふかで履き心地が良いです◎

新品でピカピカのウエットエリア


ウェットエリアを見てゆきましょう!ウエットエリアは、クローゼット側にスライドスクリーンがあってプライバシーが確保できます。


ドレッサーの様子です。質感がかなり高いですね。

 


シングルボウルですが、その分、テーブル面積が広いので使い勝手は良好です。

 


アメニティ類の様子です。箱に小分けされており、ビジュアル的に美しいです。



そして!バスアメニティが独立ボトルなのが素晴らしい!最近はSDGsにかこつけて、コスト削減のために据付のボトルに変更するホテルが多いですが、独立ボトルの方が特別感があって嬉しいです。

そもそも一泊5万円以上もする、非日常の時間を売るラグジュアリーホテルで、本当に効果があるのか疑わしいSDGsを理由にコスト削減するは本当にやめてほしいです。本気で環境に取組みたいのなら、別の方法があるのでは?と思います。

 


話をもとに戻して、ドライヤーはレプロナイザー 4D Plusでした。レプロナイザーは、最近人気のドライヤーですね。。

 



トイレの様子です。こちも綺麗なのですが、便器の蓋が自動で開かないのが拍子抜け(笑)。ここまで気合の入ったホテルなら、そこは自動でしょ!と思って苦笑い。実用には全く問題ありません。

 


バスルームの様子です。最新のホテルなのでメチャクチャ綺麗。快適そのものです。

 



バスタブの様子です。若干小さめですが、湯船の形が良いのか?入ると楽な体制で寛ぐ事が出来ました。


レインシャワーとハンドシャワー完備。水圧もバッチリ。


バスルームにはオリジナルのバスアメニティがありました!素晴らしいです。

 


さらにバスタブの横には、2種類のバスソルトがありました。

朝食は5階のレストラン 『Table For Tomorrow』


一夜明けて、朝食会場に向かいました。TIADの朝食会場は、フロントがある5階のレストラン 『Table For Tomorrow』です。ブレックファストの時間は、7:00~10:30(L.O. 10:00)で、10時ごろからビッフェ台の食事が下げられます。

 


『Table For Tomorrow』からの眺めはこんな感じです。久屋大通公園の緑が美しくて、名古屋の都心部に居る事を忘れてしまいそうでした。

 


『Table For Tomorrow』メイン1品が選べるハーフブッフェスタイル。フランス料理をベースとしたフュージョン料理と、グリル料理とを融合させた ビストロノミースタイルがコンセプト。和食系が無く、ブッフェ台のフード類は種類は少なめですが、全体的に良い素材が使われている印象でした。

 


若干バエを意識して盛り付けてきました(笑)かなりいい感の朝食に見えます。

 


写真右側のスムージーとヌードルは「シェフの一口」。ヌードルはバジルが効いていて美味しかった。。

 


メインは、シェフおすすめの「アボガトトースト」をチョイス。酸味が効いたさっぱり系の味付けで初めて食べる感覚でした。ブッフェ台からガッツリ系のアイテムを沢山盛り付けて来たので、さっぱり系の味付けが際立つ印象です。好みは分かれそうですが、個人的にはアリだと思います。


ガッツリ、グリル系。フレンチトーストとソーセージが旨い!


そして!今回の朝食の中で最大のヒットが「松坂ポーク」のベーコン!これ、メチャクチャ美味しいです。これまで食べたベーコンの中では過去一旨いかも・・。

 

インフィニティプールに大浴場、サウナも有る!


出典:TIAD公式サイトより

ホテルの6階にはウェルネスエリアが設けられており、プールやフィットネスジム、スパなどがあります。TIADに泊まったら是非いってほしいのが『インドアインフィニティプール』。18.5m×3.6mの小ぶりなプールですが、北端部分がアクリルで出来たインフィニティプールとなっています。テレビ塔を愛でながら泳ぐ、この上ない贅沢な気分が味わえます。

*プール内は撮影禁止なので、写真は公式からの引用しました。

 


出典:TIAD公式サイトより

プールの営業時間は営業時間 7:00~22:00。当日先着順の予約制で、1セット2時間(プール1時間、お風呂1時間)。水着は無料でレンタル可能です。16歳以下は入場不可で、一度に8名までしか入れないそうです。その為、大人のゆったりとした時間が流れていました。

 


出典:TIAD公式サイトより

プール以外には、小さな大浴場(笑)がありました。3〜4人でいっぱいになりそうな温浴ゾーンですが、足を伸ばせて入れる湯船、ドライサウナ、水風呂などがあり、プールで冷えた体を温める事が出来ました。

 


出典:TIAD公式サイトより

さらに久屋大通公園を愛でる事ができる「フィットネスジム」がありました。

 



これらの施設の真ん中には、ウェルネス専用ラウンジがあり、ソフトドリンクや軽食(ベーグル、クッキー、カットフルーツ)を自由に楽しむ事が出来ます。

まとめ



今回宿泊したTIADですが、オープンしたばかりの最新鋭ホテルだけあってハードは素晴らしいの一言です。特に客室はボトムでも50㎡以上があり、大きなデイベッドや洗い場付きのバスルームなど、快適性は申し分ないです。また本文にも書きましたが、雑居ビルビューを軽減するプチガーデンなど、面白い工夫も散見されました。

TIADの運営会社は、山口県下関市に本社を置き、冠婚葬祭を主な事業とする日本セレモニーです。ラグジュアリーホテルの運営ノウハウがないので、接客はどんな感じかな?と思っていました。

ホテルに宿泊した印象は「初々しい接客」でした。スタッフが全体的に若い方が多く、美男美女揃いで驚きましたが、接客業の経験という面では不足している印象で「丁寧な接客をしなければ」という思い伝わるのですが、実力が伴っていないと思いました。朝食時におしぼりが出ない、コーヒーを頼むとミルクが無い、空いた皿を下げるタイミングが悪いなどなど・・。まだ開業1ヶ月程度なので接客云々を評価する段階ではありませんが、1年後には答えが出ていると思います。



まとめると、ハードは最高で申し分ありません。快適そのものです。プールも最高で一度は体験してほしいです。食事は及第点です。不味くはありませんが、感動するレベルではありません。松坂ポークなどの例外はありましたが。接客はこれからですが、若い美男美女揃いなので、別の意味で人気を集めるかもしれません。

TIADは、愛知県と名古屋市の肝いりのプロジェクト、かつ日本セレモニーが威信をかけた新設ホテルです。最高のハードに、最高のソフトが並びたち、名古屋で最高のホテルと言われる様になるか?これからの取組みが注目されます。

良いところ
・広さ50㎡以上の最新鋭の客室
・居心地の良い特大サイズのデイベッド
・入り心地の良いバスタブ
・タブレット端末、ポータブルTV、高級スピーカなど充実の客室アイテム
・バエすぎるインフィニティプール
・さらに大浴場とサウナもある
・館内デザインが全体的に良い
・地下鉄矢場町駅徒歩1分の立地
・松坂屋のデパ地下に行きやすい

 

悪いところ
・感動レベルには至らない朝食
・初々しいがぎこちない接客
・客室行きエレベーターが2台しかなく待ち時間が長め

施設概要

施設名称:TIAD, オートグラフ コレクション
計画名称:(仮称)名古屋ホテルPJT
開業:2023年7月1日(土)
所在地:愛知県名古屋市中区栄 5 丁目 1501
交通:地下鉄名城線「矢場町」駅徒歩1分
階数:地上14階、地下1階
高さ:59.95m
主用途:ホテル、集会場、自動車車庫
敷地面積:2,350.17
建築面積:2,110.95
延床面積:21,571.95
建築主:日本セレモニー
設計者:清水建設
施工者:清水建設
着工:2021年3月01日
竣工:2023年4月15日
開業:2023年7月01日

■客室数:150室(スイートルーム 13室)平均客室面積は51.86
・ユーフォリアデラックス(50m²〜52m²) 39室
・ユーフォリアプレミア(52m²〜72m²) 98室
・スイート(57m²〜115m²) 13室

■料飲施設:
・オールデイダイニング Table For Tomorrow 160席
・日本料理 SHUHARI 9席
・メインバー Blue Bar 16席
・ラウンジ The Lounge 56席

■バンケットホール/ミーティングルーム
バンケットホール 3室(281m²/331m²/326m²)、ミーティングルーム(68m²)

■ウエディング
チャペル、控室(6室)

■ウェルネスゾーン
ウェルネスラウンジ、屋内プール、フィットネスジム、インルームスパ

■パーキング
全54台(バレーパーキングサービス)

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