大阪マリオット都ホテル宿泊記、2回の今回は客室編です!
今回宿泊したのは、50階アッパーフロアのデラックスツイン(38㎡)で、地上240m以上の高さから南側(堺方面)の眺望が楽しめる部屋でした。
▼外観・エントランスロビー・クラブラウンジはこちら!
ルームレイアウト
公式サイトからお借りしたルームレイアウトです。客室面積は38㎡ほどで、最近のラグジュアリーホテルに比べると若干狭めですが、ウエットエリアをコンパクトに纏めて、可能な限り居室を広く取るレイアウトになっており、狭さを感じる事は、ほとんどありませんでした。
「粋(すい)」の趣をコンセプトにした客室デザイン
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ベッドサイズは、幅120cm×長さ200cm×高さ60cm が 2台
それでは客室の様子を見て行きましょう!大阪マリオット都ホテルは、地域ならではの自然や風土・歴史などを題材とし、和のモチーフでしつらえ、近鉄の沿線にある自然の風景、伊勢に古くから伝わる着物の文様に使われた伊勢型紙の図柄を想起させるデザインを随所に取り入れています。
客室デザインは、派手で都会的な「粋(いき」)よりも、肩肘張らず趣味が良く、さりげなく行き届いた「粋(すい)」の趣をコンセプトとしています。室内はデザイン・コンセプトに沿って、シンプル過ぎず、派手すぎない絶妙な色使いとなっています。
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ラグジュアリーホテルらしく、ベッド足下に「フットベンチ」が置かれています。またベンチの淡い黄金色が室内の差し色になって客室全体を引き締めています。
ナイトテーブル付近の様子
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ナイトテーブル周りの様です。大阪マリオット都ホテルの数少ないウィークポイントはUSB充電ポートの少なさ。ナイトパネルにUSB端子が無く「あれれ?」となりました。
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よく見ると、備え付けのBluetoothスピーカーにUSBポートが2つあり、ここからスマホやモバイルバッテリーを充電する事ができました。ただ、ポートの電源出力が低いのか?充電速度は遅めでした。
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このBluetoothスピーカーは『JBL Horizon』で、アラームクロック、FMラジオ、USB充電機能、背面にLEDアンビエントライトを搭載しています。
リビングエリア・ミニバー
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つづいてリビングエリアを見て行きます。こちらは窓側からベッド周りを見た様子です。
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窓側に置かれたた1人掛けのソファー。オットマン付きで足を伸ばして寛げます。滞在中のかなりの時間をこのソファーで過ごしました。
テレビボード・ミニバー
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ベッド側からTVボード側を見た様子です。客室の形状正方形に近いので、ベッドの足下側に空間的なゆとりがあります。ウナギの寝床の様な客室とは雲泥の差ですね。
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TVボードとミニバー(写真右)の様子です。TVボードは左右にゆとりがあるので、将来の大画面化に対応出来そうですね。
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テレビの様子です。シャープのAQUOSで画面サイズは40インチ(LC-40V8)でした。最近のホテルは50インチ以上が一般的なのでちょっと小さいですね。大阪マリオット都ホテルには、客室用からデジタルサイネージ用など、40V型~60V型、366台※のAQUOSが導入されています。 ※開業時の設置台数
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ミニバーはこんな感じです。鉄製の「きゅうす」がカッコイ(使わなかったけど)。ネスプレッソなどがあり一通りのアイテムが揃っていました。
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グラス類はこんな感じです。今回はクラブフロアにアップグレード出来なかった代わりに、スタッフさんの案内に従って「クラブラウンジ」からジンジャーエールなどのドリンクを貰ってきたので、室内のお茶類は飲みませんでした・・。
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ネスプレッソはこんな感じです。電機ケトルはT-fal。
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冷蔵庫はこんな感じです。モクシーと違って、ちゃんと冷えてモノが入る、まともな冷蔵庫でした(当たり前)。
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丸形のテーブルの様子です。客室面積に対応た適切な大きさがありますが、インルームダイニングを頼むと若干狭いかもしれません。
普通に使う分には全然Okなサイズ感でした。
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さらに。テーブルの上にはウェルカムギフトとして、カステラ銀装の「あべのハルカステラ」がありました!
ハルカスのイラストが描かれたパッケージが良い感じ。小さな事ですが嬉しい気持ちになりました。
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さらに、ホテル宿泊者に特典として、ハルカスの最上階の展望台『ハルカス300』の入場券を無料でもらいました!
展望台の入場料金は、18歳以上の大人が1500円、中高生 1200円、小学生 700円、4歳以上小学生未満でも500円かかります。今回は大人2名+添い寝の小学生の子供まで含めて3枚(1500*2+700=3,700円分)を頂きました!メチャクチャお得ですね。スライド・スクリーンが便利!
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窓際からウエットエリアを見た様子です。ウエットエリア側にスライドスクリーンが設置されていました。スクリーンをバスルーム側に向けるとドレッサーが現れ、室内が広々して見えました。
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スライドスクリーンは、ドレッサー側とバスルーム側を自由に移動させる事ができるので「部屋を広々とさせたい」「ドレッサーを仕切ってプライバシーを確保したい」など、その時々のシーンに応じて使い分ける事ができます。
クローゼット
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居室から入口を見た様子です。クローゼッド(写真右)も引き戸になっており、極力デッドスペースが出来ない設計になっています。
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クローゼットの内部はこんなかんじです。広さは十分で、質感の高いハンガーが沢山ありました。
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使い捨てのスリッパの様子です。ペラペラのヤツよりは少しマシな感じです。
ウエットエリア
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ウェットエリアはコンパクトに纏まっています。ドレッサーはシングルボウルです。このあたりは居室を出来るだけ広くする為に割り切った設計になっている様です。
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ドレッサーはこんな感じです。スライドスクリーンの移動によって雰囲気がかなり変わります。写真上がオープン、下がクローズ状態。
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アメニティはマリオットホテルではおなじみ、タイ発のナチュラルスキンケアブランド「THANN」。香りが良くて気に入りました。
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箱入りアメニティの様子です。パッケージで大阪の街並みを表現する、細部までこだわり抜いたデザインが最高です!
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続いてバスルームを見て行きます。ドレッサーとの仕切りはガラス張りでスケスケです(笑)
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バスルーム内部の様です。洗い場付きのオープンバスで明るく開放的でとても清潔です。内部はグレーの大理石張りで洗練されています。
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檜の椅子が良い感じです。バスチェアがあると、お風呂の快適さがワンランクアップします。
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バスルームの客室側はガラス張りですがブラインドがありプライバシーが確保できます。
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バスタブは1人で入るには十分な広さがあり寛ぐ事ができます。またバスルームから南大阪の街並みを少しだけ見る事ができました。
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お風呂には、ワンプッシュでお湯張りができる「自動お湯張り機能」が付いているのでとても便利でした。
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ブラインドを開けるとご覧の開放感です!
まとめ
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初めて宿泊した、大阪マリオット都ホテル。38㎡の客室はラグジュアリーホテルとしては若干狭いですが、高い天井とダイレクトビューによって想像以上に広く感じました。高さ240m以上からの広々とした眺めと、外から見られる事がない開放感・安心感は代えがたい魅力だと思いました。全裸で仁王立ちしても全く気にならない開放感。最高です。
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また、客室のハードは上品、清潔、機能的で快適そのでした。また、各スタッフのホスピタリティが高く好印象でした。さらに、マリオットボンヴォイのプラチナ特典で、クラブラウンジでのフードプレゼンテーションが加わわった為、非常に満足度の高いホテルステイとなりました。オマケでついてきた、ハルカス300展望台のチケットもアクティビティの1つとして楽しむ事ができました。
大阪マリオット都ホテルは、大阪で快適なホテルステイを楽しみたい時に、間違いなく有力な候補として考えるべきホテル、と言えそうです。
【良い点】
1:駅直結、雨に濡れない高い交通利便性
2:外から覗かれる心配が無い孤高の高さ。安心感・開放感が凄い
3:非日常を感じる広大なロビー、共用部。ハレの雰囲気
4:コンパクトながら天井が高く空間的なゆとりを感じる客室
5:風呂が気持ちいい。風呂からちょっと景色が見える
6:全般的に料理が美味しい。杏仁豆腐が旨かった
7:ラウンジのレベルが高くて快適。プラチナ会員なら入り浸るかも
8:スタッフのホスピタリティが高い。名前を覚えて声がけしてくれた
【悪い点】
1:ラグジュアリーホテルにしては若干狭い38㎡の客室
2:方角によって異なる眺望(北向きが最も華やかで満足度が高い)
3:TVが小さい、室内USB給電ポートが少ない
4:客室面積に対して割高な宿泊費
5:伊丹空港、新大阪駅から遠い。
大阪マリオット都ホテル
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〒545-0052
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
TEL:06-6628-6111 FAX:06-6628-6266
【アクセス】
鉄道:JR・地下鉄御堂筋線「天王寺駅」隣接、近鉄「大阪阿部野橋駅」直結
※大阪駅・梅田駅から約15分(地下鉄御堂筋線天王寺〜梅田)
自動車:阪神高速14号松原線・天王寺出口より約5分
宿泊者 一泊あたり 3,000円
【詳細】
チェックイン:15:00 (最終チェックイン:24:00)
チェックアウト:12:00
総部屋数:360室(38〜55階)