【再都市化ナレッジデータベース】←新規情報やタレコミはこちらのコメント欄にお願いします!

阪神高速14号松原線「喜連瓜破〜三宅JCT間」が2024年12月中旬頃に通行再開!当初予定より3ヶ月前倒し、西名阪から環状線への最短ルートが復活!


出展:阪神高速道路

阪神高速道路は2024年10月9日付けのニュースリリースで、既設橋桁の架替工事に伴い、2022年6月1日から通行止めとなっている、14号松原線の喜連瓜破〜三宅JCT間について、当初予定よりも約3ヶ月前倒しとなる、2024年12月中旬に通行再開すると発表しました!当初は2025年大阪・関西万博が始まる前の2025年3月末の開通予定でしたが、様々な工期短縮の取り組みにより大幅に前倒しでの通行再開となりました。

【出典元】
14号松原線(三宅~喜連瓜破間)の通行再開の見込みについて

 


出展:阪神高速道路

阪神高速14号松原線は、大阪府の南東部と都心部をつなぐ放射路線の1つとして、1980年に全線開通しました。今回の通行止めは、喜連瓜破付近にある約40年が経過したコンクリート橋の架替えによるものです。

 


出展:阪神高速道路

コンクリート橋は、主要な交差点をまたぐために橋長を長くする必要があり、橋桁の中央付近にヒンジ形式の継ぎ目を設ける構造が採用されました。しかし、経年とともに橋桁中央のヒンジ部 を中心に設計時の想定を上回る垂れ下がりが進行し、路面が大きく沈下。垂れ下がりを解消 するためにケーブルによる補強が行わえましたが、抜本的な解決には至らず、長期の健全性・耐久性を確保するために、ヒンジ部のない鋼製の連続橋への架替え工事を実施することにんなりました。


出展:阪神高速道路

橋梁の架替え工事は、周辺環境や交通量の多い直下の交差点等への影響を極力抑えることに主眼をおいて計画されました。最も期間を必要とする既設橋桁撤去は、高速道路上にレールとして使うための仮設桁を敷設し、移動作業車を用いて、既設コンクリート橋を、両側から低騒音工法にて徐々に撤去していくなど、一般道路の通行を妨げない工法を採用。また、新たに架設する橋桁部は、軽量で強度の優れた鋼製の橋桁を高速本線上で予め組み立て、多軸台車を用いて送り出す工法と、つり上げ設備を用いる工法を併用して架設されました。

 


出展:阪神高速道路

当初予定より3ヶ月前倒しで通行再開することになった阪神高速14号松原線「喜連瓜破〜三宅JCT間」。2022年6月から不便を強いられてきましたが、いよいよ西名阪から環状線への最短ルートが復活します。

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です