2014年春のグランドオープンに向けて工事が進むあべのハルカス。来春の全面開業に向けて、2013年6月13日に低層階の百貨店部分、あべのハルカス近鉄本店「タワー館」(地下2階~地上14階)が先行開業しました。また、今回のタワー館の先行開業に入れ替わる形で、旧阿倍野本店の「ウイング館」の一部フロアが改装の為閉鎖されています。ウイング館はこれから玉突き方式で改装が行われ、2014年春までにすべての改装を終える計画です。全ての改装が完了すると、タワー館、ウイング館の売場面積は10万平米まで拡大、国内「最大」の百貨店となります。
第4回目で最後となる今回は、ウイング館の屋上に設けられた農園とタワー館のレストラン街の様子をご紹介します。
【過去記事】
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 13.04
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 13.03
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 12.12
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 12.09
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 12.08
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 12.06
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 12.04
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 12.03
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 12.01
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 11.12
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 11.11
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 11.10
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.08
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.07
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.06
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.05
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.04
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.03
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.02
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 10.12
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 10.10
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 10.03
→阿倍野歩道橋 09.07
→阿部野橋ターミナルビル旧館建替事業
→近鉄阿部野橋店立て替え
■追跡取材リスト
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 13.04
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 13.03
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 12.12
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→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 12.08
→あべのハルカス(ABENO HARUKAS) 12.06
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→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.07
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.06
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.05
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.04
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.03
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.02
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 10.12
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 10.10
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 10.03
→阿倍野歩道橋 09.07
→阿部野橋ターミナルビル旧館建替事業
→近鉄阿部野橋店立て替え
■追跡取材リスト

まずは、ウイング館の屋上側から見上げたあべのハルカスの様子です。外側に大きくせり出した部分を見ると、エアコンの室外機の様な物がズラリとならんでいます。このフロアは機械室になっている様ですね。

タワー館とウイング館の間には、やはり段差があり階段が設けられていました。

それでは農園の様子を見て行き・・・。あれれ?なんだか従来のままの様な雰囲気がして新しい感じがしませんね。写真右側の温室の様な建物は喫煙所のうような感じがしますが、何かよく解りませんでした。試験運用中の農園は写真左側にあります。

試験運用中の農園の様子です。確かにトマトがなってますね!

農園の様子に若干拍子抜けしつつ、今度はあべのハルカス近鉄本店の目玉の1つ「ハルカスダイニング」を見に行きました。「ハルカスダイニング」は、タワー館の
12階~14階の3層、広さ11,000m2の巨大レストラン街で、44店舗、約2800席のキャパを誇る日本最大級の規模で展開するレストラン街です。

こちらは大阪の名店が集結している12階の「大阪通」の様子です。
横丁の風情が漂うデザインは、空間デザイナーの間宮吉彦氏が監修した内装は中々雰囲気があり食欲をそそります。カレーのピッコロやラーメン店古潭など、馴染みのある店名が並んでいました。

こちらはハルカスダイニングの12〜13階の間にある吹き抜けの様子です。金色の花吹雪の様に見えるディスプレイがメチャきれいで印象に残りました。

続いては、一気に地下1階まで移動して、地下1階〜2階を結ぶ吹き抜け「実りの広場」の様子をご紹介します。

途中にあったこの柱のイラスト、中々洒落てますね。天井に取り付けられた照明器具も作物の実りをイメージさせるデザインになっています。

最後は壁面に取り付けられた、農機具のディスプレイの様子です。こちらも作物の実りを連想させる洒落た演出だと思いました。
4回にわたってご紹介してきたあべのハルカス先行オープンですが、全体的に見て工事中、仮囲い、行き止まり、仮設の箇所が多すぎて、評価する段階ではありませでした。新設されたタワー館を見るとベビー子供服売り場などは完成度が高く見ていてワクワクしました。まだ、未完成ながらうめだ阪急の様なオーラを感じました。
また、タワー館と既存のウイング館に行った時のギャップが大きすぎてビックリしました。特に階高。以前はそこまで低く感じませんでしたが、うめだ阪急やハルカス近鉄本店タワー館など、最新鋭の店舗を一度見てしまうと、やはりウイング館の天井の低さが気になりました。
これから来年春のグランドオープンに向けて何処まで売り場の完成度を高められるか?が本当の勝負です。特にウイング館の古さを何処まで払拭出来るか、何の売り場を持ってくるか?そして、どうやってお客さんを古いウイング館に流し込むか、が近鉄本店全体のの成否を握っていると思いました。
また、タワー館と既存のウイング館に行った時のギャップが大きすぎてビックリしました。特に階高。以前はそこまで低く感じませんでしたが、うめだ阪急やハルカス近鉄本店タワー館など、最新鋭の店舗を一度見てしまうと、やはりウイング館の天井の低さが気になりました。
これから来年春のグランドオープンに向けて何処まで売り場の完成度を高められるか?が本当の勝負です。特にウイング館の古さを何処まで払拭出来るか、何の売り場を持ってくるか?そして、どうやってお客さんを古いウイング館に流し込むか、が近鉄本店全体のの成否を握っていると思いました。


