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神戸震災復興記念公園


この「神戸震災復興記念公園」はJR貨物神戸港駅跡地に整備されている面積約5.6haの公園です。芝生広場を中心に高木が植えられるようで、超高層ビルと公園の緑の対比が都会度をUPさせそう。あと、コンクリートと高架橋で埋め尽くされている所にオアシス的な存在になりそうです。神戸市は面的にコツコツと三宮?旧居留地を整備、拡張しています。この公園もその延長線にあり都心の魅力アップにつながる事でしょう。神戸はホンマ町づくりが上手い。


      

手前の丘は「展望の丘」、奥の広場が「多目的芝生広場」です。すごく堅苦しい名前なので完成時には愛称がつくんだろうなぁ。。。

      

まだまだ工事中です。公園のコンセプトである「市民が育て続ける公園」というフレーズが斬新だと思います。


      

【整備計画の概要】

○エントランス
出入り口は、貿易センタービル南西の国道2号線からのアクセス部をメインエントランスとし、 その他、「北・西・南、南西」の入り口を配置する。

○展望の丘
南西部の端に摩耶山を見通す「展望の丘」を設ける。当施設は、将来、港湾区域への連絡橋設置 場所として位置づける。

○芝生広場
公園中央部に、常時にはスポーツ・レクリェーション活動に利用し、災害時の避難場所として活用 する芝生広場を設ける。外周には、散歩やジョギングに利用できる園路を設ける。

○もり
・ 北、西、南の外周部を中心に、「もり」を配置する。
・ 外周部からの見通し(特に、国道2号線)確保に配慮し、高木を中心に植栽を行う。
・ 市民がドングリから育てた苗木を植栽し「もり」を育て、つくり続ける公園のシンボルとする。

○苗圃
市民が種から花苗や苗木を育て、園内や市内だけでなく全国へも配布し、神戸の復興と発展を発 信し続ける。ビニールハウス、倉庫、給水設備等を設ける。

○語り継ぎの広場
被災樹木、被災した舗装材などを利用してデザインを行い、市民が震災体験を語り継ぐ場とする。

○パークセンター
メインエントランス北側付近に置き、公園の運営管理、防災、市民活動の本部や拠点とする。

○ニュースポーツ広場
高架が集中する南東部は、高架下の特性を活かし市民が自由にイベントや芸術活動に利用できる 空間とし、若者の居場所づくりも兼ねたニュースポーツ広場を設ける。

○イベント広場
にぎわいを創出する空間としてイベント広場を設ける。 広場は、芸術活動など様々なイベントを行う空間とする。





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