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新庁舎は地上24階建て、最高高さ約125m!神戸市役所本庁舎2号館再整備事業の最新状況 22.06【2028年竣工予定】



オリックス不動産を代表企業とする企業グループは、2022年8月31日付けのニュースリリースで、神戸市が公募する「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」において、開発事業者に選定されたと発表しました!コンソーシアムの構成企業は、オリックス不動産(代)、阪急阪神不動産、関電不動産開発、大和ハウス工業、竹中工務店、安田不動産の6社です。※協力企業として日建設計が参画

入札参加者は上記1グループのみ、予定価格は110億円、落札価格は、109億9926万7400円でした。

【出展元】
→オリックス不動産>「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」の事業者公募開発事業者に選定
→神戸市>神戸市役所本庁舎2号館再整備事業における落札者の決定

 

※アリー my dearさん、しろきちさんから情報をいただました、ありがとうございました!

 

 



 

神戸市役所 本庁舎2号館の建替え計画は、建築から60年以上が経過し老朽化が進んでいる神戸市役所本庁舎2号館を、民間事業者のノウハウを活用して建て替えを行い、庁舎機能を再整備しつつ、「三宮」駅・ウォーターフロントエリアの中間地点としてにぎわいを創出し、国内外からの集客・交流を一層促進するものです。

 

 


コンソーシアムは「Connect Pier KOBE」を開発コンセプトに掲げ、三宮都心、旧居留地、ウォーターフロントをつなぐクロスポイントとして、港町神戸のふ頭(Pier)が海に向かって延びていくように、都心のにぎわいや回遊を周辺に拡張しながら、世界、社会、地域とのつながり(Connect)を生み出し、「神戸の未来をけん引する交流・創造拠点づくり」に取り組む、としています。

 



計画地は神戸市中央区加納町6丁目に所在する、神戸市役所本庁舎敷地(9,512.87㎡)のうち、本庁舎旧2号館跡地部分(約4,889㎡)。

新ビルは、鉄筋コンクリート造で中間階免震構造を採用、地上24階建て、最高高さ約125m、延床面積約73,000㎡(容積率 約1,200%)の規模となります。行政機能として、市庁舎・市民利用空間を配置、民間機能は、ホテル・オフィス・商業施設を導入します。今後は、2022年12月に事業契約締結し、2025年着工、2028年竣工、2029年の開業を目指します。以前の計画にあった文化創造・発信機能(音楽ホール)は無くなりました。

 

 



デザインは神戸らしい上質で落ち着いたものとし、回遊性を向上させる歩行者ネットワークの強化を図ることで市民イベントや日常利用風景が沿道へにじみ出し、人が主役のにぎわいのある街並みを形成します。

 

 

 



フロア構成は、地下1階~2階 商業(約2,700㎡)、1階に市民利用空間(約570㎡)、地下1階~5階 市庁舎(約15,400㎡)、6階~14階 オフィス(約22,300㎡)、16階~24階 ホテル(約18,100㎡)となります。

 

国際的ラグジュアリーホテルが入居



国際的ラグジュアリーホテル、十分な広さと上質な客室、ナイトエコノミーを促す交流の場を創造などのとの記述がありますが、平均客室面積が不明なので、どのレベルのホテルが入居するか?は不明ですが、平均客室面積40㎡~50㎡クラスのホテルが入居してほしいところです。

 

 

完成イメージ


神戸港を一望できるメインダイニングの様子

 

 


北東度のメインエントランス付近の様子

 


1階市民利用空間の様子

 

 

これまでの経緯


神戸市本庁舎2号館は市の4代目本庁舎として建設され19574月に完成しました。2号館は建築から 62年を迎え老朽化が進んでいることや、阪神・淡路大震災の被害を 受けて6階部分がつぶれ、68階部分が撤去されていることなどから、新庁舎への建替えが計画されています。

市が20191118日に公表した「神戸市役所本庁舎2号館再整備基本計画()」によると、新ビルは、庁舎機能のほか、音楽ホールや集客機能、商業機能を取り入れた延べ床約60,000㎡の施設を計画。 定期借地権方式により、建物全体を民間事業者が整備 し、文化創造・発信機能(音楽ホール)や庁舎機能部分は市が 買い取り、もしくは賃貸により入居する予定です。再整備後の施設には庁舎機能に加え、クラシック音楽の生音の響きを活かせる特徴ある音楽ホールや、国内外に神戸らしさを発信できる新たなにぎわい機能が導入される予定です。

【出展元】
神戸市役所本庁舎2号館再整備基本計画
KOBE CITY VISION >市役所本庁舎2号館

 

マーケットサウンディング調査結果



神戸市は、2020年5月12日〜26日にかけて2号館の再整備に関するマーケットサウンディング調査を行い結果を発表しました。調査には20 社(不動産事業者、建設関連事業者、ホテル運営事業者など)が参加しています。

まず、新型コロナウイルスの感染拡大による影響については、マーケットは今後数年をかけて復調する、建物の完成は数年先であり中長期的な影響はない、特にホテル運営事業者は積極的な出店意欲があり早期の公募開始であっても問題ない、現在の状況では投資意欲やマーケット動向の見極めがつかない、などの意見が出されました。

続いて想定される民間施設の機能ですが、神戸の観光資源等のポテンシャルを活かすことができるグレードの高いホテル、利便性の高い立地と優れた周辺環境を活かしたオフィス、複合施設(庁舎・ホール・ホテル・オフィス等)の利用者等をターゲットとした 飲食・物販店舗などの意見が出された他、、体験型施設等の提案もあったとの事です。

事業スキームについては、庁舎機能、文化創造・発信機能(音楽ホール)については神戸市による 所有を希望、定期借地期間は50 年以上の長期間が望ましい、地代の支払方法については定期借地期間を通して一定期間毎に一定額 の支払いとなるようにしてほしい、定期借地期間満了後の建物の取り扱いについては建物を残存させる可能性を残してほしい、などの意見がありました。スケジュールについては、基本計画上の建物規模の場合、設計に約2年、建設に約3年~3年半 要する見込みとの事です。

これらの調査結果から、賑わい集客機能が入る高層棟にはハイグレードホテルを勧誘する可能性が高いと推測できます。

 

【出展元】
マーケットサウンディング調査結果
追加意向調査結果

 

 

計画概要

 


神戸市役所の庁舎群再整備のマスタープランはこちらです。超高層ビルの1号館、建替えられる2号館、2022年に完成する新中央区総合庁舎を連絡デッキで接続し一体化する計画です。「連絡ロビー・エネルギー施設」は3棟を結ぶハブになります。

 

 


再整備のスケジュールですが、1号館への継続的なエネルギー供給が必要な為、まず2号館と2号館別館を解体し、2号館別館跡地に先行して連絡ロビー・エネルギー施設が建設されます。その後、電気・機械室棟とクーリングタワーを解体し、2号館跡地を合わせた敷地に新庁舎・にぎわい施設が建設されます。

「連絡ロビー・エネルギー施設」は、2019 年度より設計・建設、2023年度に完成 、「新庁舎・にきわい施設」は、2020年度にかけて民間事業者の公募・選定、2023年度に新築工事に着手、2025年度以降に完成する予定です。

※以前発表されたスケジュールで計画は遅れています。最新情報では、着工:2025年(予定)、竣工:2028年(予定)開業:2029年(予定)となっています。

 

計画概要

計画名称:神戸市役所本庁舎2号館再整備事業
所在地:神戸市中央区加納町6丁目5番1号
交通:JR・阪急・阪神・市営地下鉄山手線三宮駅から徒歩6分
構造:鉄筋コンクリート造 ※中間階免震構造
階数:地上24階、地下2階
高さ:約125m
主用途:行政機能(市庁舎、市民利用空間)、民間機能(ホテル、オフィス、商業)
敷地面積:約4,889㎡ ※神戸市役所本庁舎敷地全体:9,512.87㎡
建築面積:約4,300㎡ (建ぺい率 約75%)
延床面積:約73,000㎡
建築主:
設計者:
施工者:
事業契約締結:2022年12月(予定)
着工:2025年(予定)
竣工:2028年(予定)
開業:2029年(予定)
環境認証:建物全体:CASBEE神戸Aランク以上 市庁舎 :ZEB-Oriented(BELS)

 

 

2022年6月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年10月だったので、約8ヶ月振りの取材です。

 

 


南東側から見た様子です。旧ビルの解体工事が終わりメチャクチャ見通しが良くなっていました!

 

 

 


南側から見た様子です。敷地面積は約9500㎡ほどありますが、こうやって見るとがメチャ広いですね・・。

 

 



取材時には連絡ロビー・エレルギー施設の建設工事が行われていました。場所打ち杭を造る鉄筋カゴが見えますが、連絡ロビー・エレルギー施設のモノだと思われます。

 


最後は南西側から見た様子です。ここ最近の神戸は、これまでの遅れを取り戻すかの如く、JR三ノ宮駅ビルや雲井通 5 丁目再開発の計画概要が発表されるなど、再開発が活発化しています。神戸市役所 本庁舎2号館の建替え再開発は、これらに続く大型案件なので、期待が膨らんできますね。

 

2021年10月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年4月だったので、約6ヶ月振りの取材です。

 

 


西側から見た様子です。既存建物の解体が進み東側のビルが良く見える様になりました!

 

 


旧建物に目を向けるとこんな感じです。

 

 

 


建設中の(仮称)新中央区総合庁舎(写真右)を絡めたアングルです。

 

 

 

 


南西側から見た様子です。

 

 

 


最後は南東側から見た様子です。

 

2021年4月の様子


現地の様子です。2号館全体が解体足場に覆われています。

 

 

 


解体工事は明和工務店が担当し、20209月~202110月までの予定で行われています。

 

 

 


2号館の対面で建設工事が進む新中央区総合庁舎の様子です。

 

 

 


最後は超高層ビルの1号館と絡めたアングルです。

 

2 COMMENTS

ガンマ

本丸が建替えになったので、次はいわくつき(神戸市含め区分所有者が400人!?)のセンタープラザの建替えを期待します。

さんたん

このビルは、阪神淡路大震災の時にも崩壊した上層部を解体してますから、何気に2回も解体工事が行われるビルなんてまずないんじゃないでしょうかね。

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