MENU

カテゴリー

アーカイブ

最近のコメント

【再都市化ナレッジデータベース】

無電柱化を進める「かんまち事業(船場地区)」道修町通の状況 21.09



大阪倶楽部周辺の完成イメージ

大阪市は船場地区において観光魅力向上のための歴史・文化的まちなみ創出事業「かんまち事業」を進めています。この事業は、歴史的・文化的資産等を有する街並みの再生・活性化や、新たな街並みの個性を引き出すために、無電柱化や周辺景観と調和した道路整備などに取り組むことによって、新しい集客拠点化を図る取り組みです。

【出展元】
観光魅力向上のための歴史・文化的まちなみ創出事業
「大阪市無電柱化推進計画」を策定しました

【過去記事】
無電柱化を進める「かんなみ事業(船場地区)」大阪倶楽部周辺の状況 19.08

 

 

日本生命ビル、芝川ビル、大阪倶楽部の周辺を先行整備



「かんまち事業」は大阪都心部における無電柱化を推進する事業です。限られた予算の中で効果的な整備を行うために、歴史的建築物など、既存のまちの魅力を向上させる資産が集積し、かつ民間開発が進む箇所において、先行して整備をめざす3箇所(日本生命ビル周辺、芝川ビル周辺、大阪倶楽部周辺)と整備に向けた検討を進めていく1路線(道修町通周辺)が有識者会議において事業実施箇所として選定されました。

こちらの記事では道修町通周辺の様子をご紹介して行きます。

 

事業の発端(きっかけ)は市長による指示



無電柱化が完成した日生本館周辺の様子

2012年度に府市統合本部で取りまとめられた「グランドデザイン・大阪」では、景観を妨げる電線類の地中化を実施することや、ストック・ポテンシャルを活用し魅力ある都市空間の創造が掲げられており、大阪府で実施された「石畳と淡い街灯まちづくり支援事業」の大阪市内版として実施するに至りました。

実施状況



・2014年度
整備箇所・整備手法の検討のための有識者会議を設置

・2015年度
1箇所の道路整備工事を完了し、2箇所の無電柱化工事に着手
内北浜通及び今橋通に案内板を設置

・2016年度
2箇所の無電柱化工事を引続き実施
伏見町通及び今橋通に案内板を設置

・2017年度
2箇所の無電柱化工事を引続き実施
NPO法人主催のまち歩きイベントを後援

 

2021年9月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年6月だったので、約3ヶ月振りの取材です。

 

 

 


新設された歩道の様子です。

 

 


狭い道路の電柱電線類も地中化(以下、電地下)を進める為に、沿道ビルが協力し私有地内に変電BOXが設置されています。

 

 

 

 


堺筋側から御堂筋に向かって歩いて行きます。まだ電柱電線は残ったままです。

 


武田道修町ビル(武田薬品工業旧本社ビル)付近の様子です。上の写真は電柱電線が写らない様に撮影しましたが、電地下後の雰囲気が想像出来ました。

 

 

 


北西側から見た武田道修町ビル(武田薬品工業旧本社ビル)付近の様子です。

 

 


さらに西に向かって歩きます。

 

 


三休橋筋を超えた所です。

 

 

 

 


所々に変電BOXが設置されており、電地下に向けて準備が進んでいる事が解りました。

 

 

 


御堂筋の直ぐ近くまで来ました。こちらでは歩道の設置工事が始まっていました!

 

 

 


着々と進む道修町通の電地下。沿道ビルが協力する事で工事が進んでいます。

 

2021年6月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年3月だったので、約3ヶ月振りの取材です。

 

 


今回は堺筋→三休橋 に向かってご紹介して行きます。

 

 


三ヶ月前と比べると歩道に路面ブロックが敷かれ、新しくデザインされた街路灯が設置されるなど、かなり雰囲気が変わっていました。

 

 


交差点付近の様子です。新しい街路灯がかなりいい感じに見えます。

 


ムーンウォークしながら(振り返りながら)堺筋→三休橋を目指します。

 


武田道修町ビル(武田薬品工業旧本社ビル)付近の様子です。ゴチャゴチャ電線がなくなったらメッチャ雰囲気が良くなりそうです。

 

 


武田道修町ビル(武田薬品工業旧本社ビル)から西側の区間はまだ歩道の設置工事が始まっていません。設置箇所に白色でマーキングされている事が確認できました。

 

 

 


三休橋筋との交差点付近の様子です。

 


歩道の設置箇所がマークされていました。

 

 


最後は御堂筋側を見通した様子です。道修町通りの電地下は御堂筋を越えた西側までの長距離区間が対象となっており、街並みに与えるインパクトはかなり大きくなりそうです。

 

2021年3月の様子



現地の様子です。道修町通の無電柱化については数年前から準備工事が行われていましたが、ついに目に見える形で計画が進み出しました!

 

 

 


少彦名神社 (神農さん)付近の様子です。無電柱化に合わせて整備される歩道や民地に設置された変電ボックスが見て取れる様になりました。

 

 

 


東側から西側を見通した様子です。

 

 

 


武田道修町ビル(武田薬品工業旧本社ビル)付近の様子です。

 

 


雰囲気のある街路灯が設置されています。

 

 

 


武田道修町ビル(武田薬品工業旧本社ビル)付近から坂筋側を見通した様子です。

 

 

 


武田道修町ビル(武田薬品工業旧本社ビル)の様子です。

 


田辺三菱製薬本社ビル付近の様子です。こちら側は歩道の設置工事はまだ始まっていません。

 

 

 


よく見ると、民地への変電ボックスの設置が行われていました。

 

 

 

 


いよいよ本格的な工事が始まった道修町の無電柱化。整備区間が東西約1kmほどの長さがあるので、整備が完了すると街並み景観に与えるインパクトは結構大きそうです。

 

9 COMMENTS

三刀流

大阪市の無電柱化は景観上、防災上、もっともっと進めていかねばなりません。
これからも、しつこいぐらいに取材して、風格ある都市になるよう、行政を後押してください。

ぽり

kokodeさん>
船場地域に元々歩道はなく船場建築線というセットバック(みなし道路、民有地)ですのでビル毎に床レベルが違ってしまうのは仕方ないですね。電線地中化が終わった今橋通り、内北浜通り、三休橋筋と違い道修町通りは、神農祭の屋台を設置する為、統一のボラード(車止)が多分設置出来ないので統一感に欠けるかも知れません。 この道修町通りをもって船場の地中化が一旦終わり、万博に向け会場に向かうルートで地中化が途切れ途切れになっている所を工事するようです。又国道で地中化が終わっていて並行している高架鉄塔を関電が地中管路に切替初めているのでかなり鉄塔が除却され始めました。

kokode

ビルごとにデザインが異なる車除けやチェーンが設置されており、歩道もフラットではないですね。
歩行者も車道を平気で歩いています。
都市の風格を上げるにはもう少し時間がかかりそうですね。

アリー my dear

こちらこそ、三刀流さんのご意見は理解できます。
国が政策として数年前から掲げている「無電柱化推進」も、実際は遅々としてなかなか進まないという現状もありますから。

三刀流

アリー my dearさんのおっしゃる通り、大阪市の無電柱化率は東京23区についで2位ですね。私の思い込みによる誤解でした。
大阪から見たら東京の千代田区など都心はものすごく進んでいるように見えますが、23区全体では8%ほどなんですね。
ロンドン、パリなど先進国の首都はどこも100%です。だから街全体が美しいです。
香港、シンガポールも100%です。ソウルですら約50%。
どうして日本は無電柱化が進まないのでしょうか?
経済先進国として恥ずかしい限りです。

アリー my dear

これでも大阪は東京に次いで、全国で二番目の電線埋設率なんですがね…
日本は海外の諸外国と比較しても電線地下化のコストが非常に高いですし、一部だけを見ずにもっと全体的に見てはいかがでしょう?

三刀流

「限られた予算の中で効果的な整備を行う」のが大阪市の「かんまち事業」だそうですが、そもそも無電柱化の予算が少なすぎます。
地方の県庁所在都市の多くは、中心部で無電柱が驚くほど進んでおり、街がきれいになっています。
大阪市は都心部でもやたら電線、電柱が目立ち過ぎます。少なくても、御堂筋と交差する通りはすべて早急に無電柱化するべきです。
無電柱化は災害対策としても絶対に必要です。予算を増やし、万博までに環状線の中から電線、電柱を無くしてほしいです。
蜘蛛の巣のような電線と歩道を全速力で疾走する自転車が大阪の街を醜くしています。

ぽり

武田道修町ビルと武田北浜ビルの間の車路に地上変圧器が設置されています。休日は扉が閉まって見えませんね。また街灯の設置位置と太さが、新農祭の提灯柱の位置に合わせられています。柱取付用のハッチが再設置されると思います。道路北側は祭りの笹飾りを電柱に括りつけていますが、工事完成後は自立させないといけませんね。

アリー my dear

南北の三休橋筋とこの東西の道修町通。年を追うごとに環境が美化されてゆくのを目の当たりにし、うれしく思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です