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神戸市『親水緑地基盤工事』新港第1~第2突堤間における水域活用、人工浅瀬や防波堤を整備、内水面はマリーナ?現地の最新状況 24.10



神戸市『親水緑地基盤工事』は、新港第1~第2突堤間における水域活用をはかるプロジェクトです。対象エリアは、港第1~第2突堤間の水域。幅約140m、長さ約350m。水域は「船舶係留エリア」と、最奥部の「にぎわい創出エリア」に大別されます。また、突堤の水域に面する部分は「親水エリア」として整備されます。

現在は、水域の南端に波除けの為の防波堤を構築。二突堤間の最奥部の護岸に沿って石を海底に沈め、人工的に浅瀬を造り出す工事が行われています。浅瀬は海洋生物、エネルギー等によるCO2の吸収を目的とするブルーカーボン生態系が育成されます。

神戸市「神戸ウォーターフロントビジョン」には、防波堤内はマリーナとして使うイメージが描かれており、浅瀬や親水空間と合わせて、港町神戸を体現する様な、華やかな空間が生まれそうです。

【出典元】
→神戸市>新港第1~第2突堤間における水域活用計画

計画概要


親水緑地基盤工事

2024年10月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年7月だったので、約3ヶ月ぶりの撮影です。


波除堤と傾斜護岸(右側)の様子です。海側にむけて5〜6mほどが埋めたてられ、新たな親水空間が整備されています。


傾斜護岸の西側の様子です。


中央部分の様子です。内水面はマリーナが整備される予定です。」


計画地の東側の様子です。ジーライオンアリーナ神戸に繋がる、海辺の歩行者動線が誕生します。


撮影ポイントを変えて、新港第1突堤から見た、傾斜護岸の様子です。


さらに沖合絡みた傾斜護岸の様子です。

 


少し引き気味のアングルで見た、周辺の様子です。傾斜護岸の後ろに林立するビルは、近年の再開発で誕生したものです。

 



最後はさらに引き気味で見た、再開発エリア全体の様子です。ベイエリアに、これだけの量の再開発を進めるとは、さすが神戸市といった所でしょうか。底力を感じました。

2024年7月の様子


現地の様子です。従来の岸壁から5〜6mほどせり出して、新しい護岸が作られています。


海面との境目に石が敷き詰められ、人工的な浅瀬が作られました。


海水の透明度はこんな感じです。


さらに、突堤の南端部には防波堤が新設されました。


防波堤の効果は絶大です。写真右が外海、左が内水面です。



最後は人工浅瀬の整備が進む突堤最奥部から見た、内水面の様子です。ここにマリーナが整備され、クルーザーがズラリ並ぶ日がやってくるかもしれませんね!

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