JR西日本は2023年2月20日付けのニュースリリースで、軽量化した新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)を導入すると発表しました!
改良型可動式ホーム柵は、JR西日本とJR西日本テクシア、ナブテスコが共同開発したもので、安全機能を維持しながら構造を見直し軽量化することで、重量を従来の3分の2に削減。開口部を設け風荷重を低減することで、受風面積も従来の約3分の2に削減しました。れにより、ホーム補強を迅速化、工期の短縮・工事費用の圧縮を実現し、ホーム上の安全性向上促進につなげて行きます。【出展元】
→JR西日本>改良型可動式ホーム柵の導入について
新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)の概要です。全体的に簡素化されており、重量、設置費用ともに従来型の2/3程度に抑える事ができます。
2024年9月の様子
新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)が設置されたJR弁天町駅の様子です。内回り線ホームは稼働中、外回りホームはユニットが設置されましたが、取材時は未稼働でした。
新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)の裏側の様子です。可動部はアルミ製でガラスは無し。ユニット部も中抜きして素化しています。
新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)が稼働している、内回りホームの様子です。
電車が停車するとこんな感じです。思ったよりも安心感があります。
開口部の様子です。機能的には問題なさそうです。
可動部のアップです。小さい子どもが隙間をくぐり抜けないか、若干心配になります。
可動部が開いた様子です。
関空紀州路快速が発車しました!簡素なホームドアでも、有るのと無いのでは、安心感が全く異なりますね。
弁天町駅に設置が進む、新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)。従来型に比べると、かなり簡素な印象ですが、これによってホームドアの設置が加速するのであれば、「アリ」だと思いました。