大阪駅ホーム屋根に関する工事は、 ドーム屋根下のホーム上に透明なガラス屋根を設置する工事で、2011年8月下旬頃から工事に着手し 2012年3月末の完成を目標にし工事が進められます。当初の計画ではドーム屋根の下のホーム屋根の大部分が撤去される予定でしたが、ホームへの霧状の雨 の舞い込み状況からホーム上にガラス屋根を設置して霧状の雨に対処する事になりました。ガラス屋根は、北側が高く南側が低い片流れのドーム屋根の形状に合わせて設置され、1・2番環状線ホームは計画通り全て撤去、3・4、5・6番線はドーム下の約半分に、7・8、9番線は8割程度の部分にガラス屋根が設けられます。
【過去記事】
→大阪駅ホーム屋根に関する工事(ガラス屋根設置工事) 12.03
→大阪駅ホーム屋根に関する工事(ガラス屋根設置工事) 12.01
→大阪駅ホーム屋根に関する工事(ガラス屋根設置工事) 11.12
→大阪駅ホーム屋根に関する工事(ガラス屋根設置工事) 11.11
→大阪駅ホーム屋根に関する工事(ガラス屋根設置工事) 11.10
→大阪駅ホーム屋根に関する工事など 11.08
→大阪駅ホーム屋根に関する工事(ガラス屋根設置工事) 12.03
→大阪駅ホーム屋根に関する工事(ガラス屋根設置工事) 12.01
→大阪駅ホーム屋根に関する工事(ガラス屋根設置工事) 11.12
→大阪駅ホーム屋根に関する工事(ガラス屋根設置工事) 11.11
→大阪駅ホーム屋根に関する工事(ガラス屋根設置工事) 11.10
→大阪駅ホーム屋根に関する工事など 11.08
それでは、ホームに降りてガラス屋根設置工事の様子を見てみましょう。今回は最も工事が進んでいる3,4番線の現状をご紹介します。

ホームの様子です。まだ工事の途中ですが、他のホームに比べて最も完成に近い姿だと思います。

発車標が既存の支柱に本設されているので、この部分の支柱が残るのは確実だと思います。支柱はグレーに再塗装されており、真ん中には配線を収納する化粧パネルが取り付けられました。

今回、目を引いたのが支柱に取り付けられた照明です。支柱と同じ太さで取り付けられており、なるべく柱が目立たない工夫がなされています。

支柱に取り付けられたこの照明、一見蛍光灯にみえますが、よくみると蛍光管型のLED照明でした。

続いて、ドーム屋根からはみ出た部分の上屋の様子です。前回ご紹介したルーバー状の配線収納カバーの中に、蛍光管型のLED照明が取り付けられていました。

工事中なので仕方がありませんが、大量のケーブルがむき出しになっている箇所がありました。ホーム上屋に、これだけ大量のケーブルが張り巡らされている事が驚きです。

工事が進む、ガラス屋根設置工事。既存の上屋の支柱を最終的にどういう風に仕上げてるのか?
最後の最後まで気を揉む事になりそうですね。。




