「平成の大修理」が終盤を迎え純白の姿を表した姫路城大天守が美しい!

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世界文化遺産の国宝姫路城では、2009年10月から平成の大修理が行われています。大天守は長らく工事用の建屋に覆われた状態で、姿を見ることが出来ない状態となっていましたが、大修理の完成に近づいてきた2014年1月16日から工事用建屋の解体が始まり、約3年半ぶりに大天守が姿を現しました!










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工事用建屋は撤去されましたが、厳しい乗入れ構台はまだ残っています。
それにしても天守が白い・・・












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アップで見ると・・・

白っ!白すぎるぐらい真っ白です。










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大修理を終えた大天守が、これほどまでに真っ白なのは屋根の瓦の間に漆喰を塗っている為なんです。全国でも屋根に漆喰が塗ってある城は珍しく、この白さが「白鷺城」のいわれとも。










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白い漆喰のアップで見るとこんな感じです。写真奥に見える屋根の色と比べると違いは一目瞭然ですね。この白い漆喰は1年ほどでカビが生え徐々に黒くなって行くため、本来の姫路城の白さを見られるのは数年間だけだそうです。











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圧倒的な本物感。さすが世界遺産に登録されるだけの事はあります。











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工事用建屋の中から姿を表した姫路城大天守。だた、現在も工事が行われている為、天守のすぐそばまで近づくことは出来ませんでした。白鷺城の全貌が姿を現すのにはまだ1年近くかかり、来年(2015年)327日から一般公開される予定となっています。