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【再都市化ナレッジデータベース】

新築移転が完了した『宝塚ホテル』は経年良化を意識した正統派のクラシックホテル。コンセプトは「夢の続きを、ここで。」

宝塚ホテルは1926年(大正15年)に創業した古参ホテルで、当時としては先進的な洋館ホテルとして開業しました。「阪神モダニズム」の魅力を伝える名建築として有名なホテルですが、経年により躯体や基幹設備の老朽化が進んでいるこ に加え、現行法上の耐震基準を満たしていないこと等から、宝塚大劇場の西側隣接地に移転・新築する事になりました。

新しい宝塚ホテルは、従来のクラシカルなデザインを継承し、切妻屋根の壁面などに描かれている植物モチーフのレリーフや、建物の外壁を特徴づけるドーマ ー窓と半円形屋根、アーチ付き天井を持つ回廊、階段の手すりに施された装飾などを復元。現在のホテル館内に飾られている緞帳(どんちょう)や宴会場内のシャンデリアが新ホテルに移設される等、今後も宝塚の街のシンボルとして愛されるホテルを目指す計画です。

【出展元】
宝塚ホテル移転開業日決定のお知らせ

【過去記事】
宝塚ホテル移転・新築計画の建設状況 19.09

 

【2020年3月31日閉館】移転前の宝塚ホテルは「お伽話」の中のに出てくる様なホテルだった



 

「宝塚ホテル」概要


計画概要
所在地: 兵庫県宝塚市栄町1-1-33
アクセス: 阪急電鉄 宝塚駅から徒歩4分、中国自動車道 宝塚インターチェンジからクルマで約10
チェックイン/チェックアウト: 14/11
構造: 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
階数:地上5階、地下1
敷地面積 :約12,300㎡
延床面積 :約23,000㎡

工事期間
敷地整備工事2017年9月~2018年春(予定)
ホテル新築工事2018年春~2020年春(予定)
2020年5月14日開業予定 → 開業日: 2020621日に変更


フロア構成
35階]客室
2階]レストラン(3店舗)中宴会場
1階]メインロビー、フロント、大宴会場、小宴会場(2室)、ラウンジ、売店
[地階]駐車場

客室のイメージ






客室数: 200

[シングル](17.120.1m2 、定員1名)98
[ツイン](21.137.4m2 、定員2名)48
[ツイン 3名利用可](28.643.9m2 、定員3名)36
[ダブル](211.221.4m2 、定員2名)16
[スイート](55m2 、定員2名)2
※全客室で「宝塚歌劇専門チャンネル タカラヅカ・スカイ・ステージ」が無料視聴出来る

宿泊料金
[シングル]26620円~29040
[ツイン]33880円~6500
[ツイン 3名利用可]47190円~726003名利用時は別途エキストラベッド代7260
[ダブル]33880
[スイート]121000
11泊利用時。サービス料込み)

 

 

2021年9月の様子


現地の様子です。新「宝塚ホテル」は2020621日にオープンしました。

 

 

 


正面から見た様子です。旧ホテルをモチーフにしたクラシカルな外観すが、現代に求められる耐震性やサービス水準を実現した最新鋭のホテルとなっています。

 

 

 


建物東側の様子です。

 

 


建物西側の様子です。

 

 


旧ホテルをモチーフにした切妻屋根と壁面などに描かれている植物モチーフのレリーフ。この辺りの意匠は旧ホテルそっくりです。

 


マンサード屋根とドーマー窓。赤みがかった屋根瓦からも質感の高さを感じます。

 

 

 


近くで見上げた様子です。欧州の何処かの国の宮殿の様な雰囲気が漂っています。

 

 

 


正面玄関の様子です。それでは内部を見てみましょう!!

 

 


おおおお!天井が高く広々としたメインロビー。大理石を使用しシックな雰囲気でまとられ、正統派の「ザ・クラシックホテル」といった華やかな空間が広がっていました!

 

 

 


ホテルを象徴する赤絨毯の大階段。今にも2階からスターが降りてきそうな雰囲気です(笑)
ちなみにホテルフロントは大階段の右手奥にあり、あえて目立たない様に配置されています。ロビーの主役は大階段なのです。

 

 

 


階段の手摺りや装飾にも「こだわり」を感じます。

 

 


宴会場エリアに繋がる廊下の様子です。

 

 

 


旧ホテルのラウンジから名称を引き継いだ1階ラウンジ「Renaissance」(ルネサンス)。椅子が凄い・・・。取材時には営業していませんでしたが、ここでお茶を飲むだけで優雅な貴族の気分が味わえそうです。

 

 

 


2階から見下ろしたメインロビーの様子です。所詮レプリカ・・と思う事無かれ。この空間は年月が経てば経つほど深みをます「経年良化」を意識した素材、デザインが用意されています。5年10年後には本物感がグッと増してくると思います。

 

 


ロビーの壁面には、昭和51年〜昭和56年にかけて宝塚大劇場で使用されていた「緞帳」が飾られています。これは旧ホテルから移設されたモノです。

 

 

 


シャンデリアの様子です。

 


廊下に置かれた一人掛けのソファ。貴族です。

 

 


印象的な模様の絨毯はフカフカでした。

 


エレベーターホールの様子です。ひたすらゴージャス。

 

 


大階段の後ろにあるエスカレーターの様子です。メインロビーから見えない位置にあり「あくまで大階段を主役に」という設計が成されてます。

 

 

 


様々なこだわり、工夫、旧ホテルから引き続いた伝統。それらを噛みしめながらロビーを見渡すと少し感動してしまいました。

 

 

 


素晴らしい内装に感動しつつ、ホテルの全景を撮る為にテクテク歩いて武庫川の対岸まで来ました。
ホテルは大別すると5階建ての客室(右)と宴会場側(左)の2つに分けられます。

 

 


客室側のアップです。

 


宴会場側のアップです。

 

 


最後は宝塚大劇場と宝塚ホテルの並びです。新しい宝塚ホテルは、単なるレプリカなどでは決して無く、旧ホテルの伝統的なデザインを現代に求められる水準に引き上げ昇華させた素晴らしい新建築でした。「経年良化」を意識した素材や建築デザインによってドンドン深みが増して行きそうです。

この新しい宝塚ホテルに泊まれば、大劇場で観劇した余韻をそのまま持ち帰り、まさに「夢の続き」を見る事が出来そうです。

 

 

2020年1月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2019年9月だったので、約4ヶ月振りの取材です。

 

 

 

 

建物を覆っていた養生ネットの大半が取り払われクラシックなデザインの外観が姿を現していました!

 

 

 

 

 

屋根と壁面のUPです。旧ホテルの意匠を取り入れた絶妙なデザインに仕上がっています。

 

 

 

新ホテルは「H型」のレイアウトとなっており凹んだ箇所は庭園になります。

 

 

 

 

東側から見た様子です。

 

 

 

最後は武庫川越しの南東側から見た様子です。

3 COMMENTS

ぽり

昨年、文化芸術センター内覧会の時に寄ったきりでしたが、大分進みましたね。中庭の2階はオランジェリー(コンサバトリー)を意識したものでしょうか? 武庫川側にテラスとかいい感じになりそうですね。

アリー my dear

いい感じに仕上がりましたね!大劇場と並ぶ姿は素敵です(^。^)

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