神戸学院大学は、2014年4月に現代社会学部、2015年4月にグローバル・コミュニケーション学部が開設されることに合わせ、ポートアイランドキャンパス新校舎D号館を建設しました。D号館は、中央エントランスをはさんでC号館と向き合うかたちで建設され、延べ床面積は19,500m2の規模。LED照明などエコにも配慮した建物でで、共有空間「コモンスペース」や食事ができるスペースもあるブックカフェ、食堂利用時間以外は独立した自習スペースとしても活用できるフードコートや体育施設など、学修環境の改善を目的に学修支援のためのさまざまな施設を備えた建物になっています。また、建物中央にコミュニケーションボイド(屋内型の中庭)を配置し、1~3階が吹き抜け、上下階の活動が見渡せるオープンなスペースを設けています。D号館の共通デザインコンセプトは「アクティブ」。アクティブな学生生活、学生支援を目指してアクティブな内装、アクティブな家具をコンセプトに空間が構成されています。
【過去記事】
→神戸学院大学ポートアイランドキャンパスD号館の建設状況 14.06
神戸学院大学のポートアイランドキャンパスは、ポートアイランド西地域・コンテナバース跡地再開発「神戸海上新都心構想」の中心施設として計画され、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 階数 地下1階、地上6階、敷地面積 141,518.49m2 延べ面積 63,226.29m2の規模で2007年1月に竣工しました。地域に開かれたキャンパス、アメニティ豊かな低層の構成、みなと神戸の新しいランドマークの創出をテーマとし、隣接する兵庫医療大学とは軸線の統一、塀をなくす等の共通デザインコードを設け、海岸の親水緑地でつなぐことで、街並みとして一体的に計画されています。
【スペック】
名称:神戸学院大学ポートアイランドキャンパスD号館
所在地:神戸市中央区港島1-1-3ほか
階数:地上4階
高さ:21m
構造:SRC一部RC・S造4階建て
杭・基礎 :ーーー
主用途:事務所
総戸数:ーーー
敷地面積:19,492㎡
建築面積:6,864㎡
延床面積:141,518㎡※敷地全体
建築主:学校法人神戸学院
設計者:日建設計
施工者:戸田建設
着工:2013年10月
竣工:2015年03月
それでは竣工したD号館を見て行きましょう。D号館は将来の拡張余地として温存されていた芝生広場「サブグリーン」の内6864㎡を用いて建設されており、C号館と向かい合うレイアウトとなっています。
西側から見たD号館の様子です。
D号館の南側エントランス付近の様子です。神殿の様なデザインが特徴的ですね。
西側のバスロータリー側から見た様子です。
バスロータリー越しに見た、C号館(左奥)D号館(右手前)の並びです。
各号館を結ぶコリドールの様子です。
D号館のカフェテリアには、オープンスペースも設けられています。
D号館の壁面のアップです。レンガ風では無く、本物のレンガを組み合わせた本格的な外壁です。全体的に感じる品質の高さは、このレンガにありました。
竣工した神戸学院大学ポートアイランドキャンパスD号館。海と芝生とレンガ張りの美しい建物。こんな素晴らしい環境で学べる学生達がちょっと羨ましく感じました。
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私もこのキャンパスに最近行ったことがあるのですが、建物の質感は高く、
美しい神戸市内を眺望できるロケーションで、在校生がうらやましいです。
キャンパス内の芝生も青々と美しく、手入れにかなりのお金を費やしていることがうかがわれます。
よく公共事業では、箱モノは立派だけど、その後の維持管理がいい加減な施設とかありますが、
この大学は維持管理もしっかりしていそうですね。