東急ホテルズが2016年10月26日に発表したニュースリリースで、2016年1月に閉館した「御堂会館」の建替着手および「エクセルホテル東急」が関西初出店すると発表、日本で初めてとなる寺院の山門と一体となった高層ホテルが御堂筋に誕生する事になりました。計画地は、大阪市中央区久太郎町四丁目68番5、 敷地面積2,589.76㎡、定期借地権設定期間は2017年10月1日から2077年9月30日までの60年間。建築・設備設計はIAO竹田設計、構造設計は竹中工務店、施工は同じく竹中工務店が担当。入居する「大阪エクセルホテル東急」は2019年11月1日に開業します。
【出典元】
→日本初 寺院山門一体のホテル「(仮称)大阪エクセルホテル東急」が出店「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」着工
→東急ホテルズ>「御堂会館」建替着手および「エクセルホテル東急」関西初出店のお知らせ
→大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 19.06
→大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 19.05
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 19.04
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 19.03
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 19.02
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 18.12
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 18.11
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 18.10
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 18.07
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 18.06
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 18.04
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 18.02
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 17.12
→(仮称)大阪エクセルホテル東急が入居する(仮称)積和不動産関西南御堂ビルの状況 17.09
→大阪初進出となる「(仮称)大阪エクセルホテル東急」が入居する(仮称)御堂会館建替計画が2017年09月07日、ついに着工!
→大阪初進出となる「エクセルホテル東急」が入居する(仮称)御堂会館建替計画の状況 17.07
→大阪初進出となる「エクセルホテル東急」が入居する御堂会館建替工事(仮称)の状況 17.01
→「御堂会館」建替着手および「エクセルホテル東急」の関西初出店が明らかに!日本初の寺院山門と一体となった高層ホテルが御堂筋に誕生!
【スペック】
名称:(仮称)積和不動産関西南御堂ビル
計画名称:(仮称)御堂会館建替計画 新築工事
所在地:大阪市中央区久太郎町4丁目68番5
階数:地上17階
高さ:72,97m
構造:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
杭・基礎 :
主用途:複合施設(事務所、店舗、ホテル)
客室数:約360室
敷地面積:2,515.58m2
建築面積:1,670.39m2
延床面積:22,278.48m2 ※容積率対象面積20,684.15㎡
建築主:積和不動産関西
設計者:IAO竹田設計
施工者:竹中工務店
着工:2017年09月
竣工:2019年09月(予定)
開業:2019年11月1日(予定)
現地の様子です。2019年06月初旬に取材しましたが大きな変化があったので記事化しました。
低層部の様子です。建物を覆っていた養生ネットがほとんど取り払われました。
東側から見た様子です。積和不動産関西南御堂ビルは、計画発表時に『日本初の寺院山門と一体となった高層ホテル』として話題を集めましたが・・。
ついに中央部の参道が姿を現しました!
近くで見た様子です。非常に高級感のあるデザインとなっています。
参道から南御堂を見た様子です。これは凄い眺めですね・・・!
撮影ポイントを変えて、先ほどの反対側、南御堂側から御堂筋を見た様子です。
最後は西側から見た様子です。
御堂筋は北と南の御堂すなわち寺院を結ぶ道で大都市のメインストリートに宗教色の強い道があるのは作家の五木寛之氏によると世界でも珍しいとのこと。
蓮如が大阪に本願寺の本拠地を造り、門徒を集め、街を造ったが、信長との戦いに敗れ、秀吉が本願寺を京都に移転させ、跡地に大阪城を作った。一方大阪の門徒が南北の御堂を造ったのである。
信者が多い近江商人とかが出世すれば御堂の鐘が聞こえるところで商売をしたいと集まったのが船場で、宗教心が強かったので明治維新後も大阪で商売した。
荘厳な山門から本堂を拝謁して、御堂筋の由来から大阪は宗教都市であったことを考えると大阪は薄っぺらな街ではなく、奥深さがわかる。
ホテルになってる山門から本堂を見る写真
これ絶対、御堂筋の新しい名所になりますね