出典:髙橋勝建築設計事務所>β本町橋プロジェクトがスタート
大阪市は、東横堀川において水都大阪の魅力向上をめざすため、「本町橋BASE」にぎわい創造拠点創出・管理運営事業者における公募型プロポーザルを実施し、大希産業、チャンネルマーク、デイグランの計3者が応募、2020年1月29日に審査を行い、大希産業株式会社を特定しました。事業期間 は本事業開業日(一部開業を含む)から起算して最長20年間です。この事業は本町橋に隣接する公園の整備を契機に、大阪市民・府民をはじめ観光客等が憩う、舟運の連動した東横堀川初の新たな水辺の拠点「本町橋BASE」を創出し、まちの活性化並びに、水都大阪の魅力向上をめざすものです。プレゼンテーションでは「日常的な水辺のにぎわい創出」「水辺のにぎわいと連携した舟運の活性化」「地域に根ざした拠点」を評価点として選定が行われました。
【出展元】
→大阪市>「本町橋BASE」にぎわい創造拠点創出・管理運営事業者を募集します
→β本町橋(「本町橋BASE」にぎわい創造拠点創出・管理運営事業)
→BETA HOMMACHIBASHI
出典:髙橋勝建築設計事務所>β本町橋プロジェクトがスタート
(本町橋BASE)東横堀川水辺の賑わい拠点づくりの施設名称は「β本町橋」に決定し、2021年8月28日のオープンを予定しています。β本町橋は、都心の水辺・公園を最大限活用して「遊ぶ」「学ぶ」「働く」ことの可能性を広げるための施設となります。動力船・人力船・マリーナ・キオスク・キッチン・屋台・レンタルスペースなど、多彩なツールを揃え、「川とまちの多様な機能、多様な人々をつなげて、アップデートし続けるエンジンを目指しています。
出典:髙橋勝建築設計事務所>β本町橋プロジェクトがスタート
β本町橋では、丸形SUPボートによる水上さんぽ体験 、海釣りクルーズ釣った魚をクッキングしたり、大阪産野菜を使ったランチボックスやスムージーなど、川とまちの旬を公園で味わう事が出来ます。また、まちや水辺を深く知る講座・レクチャーによる川とまちの学びと発見、会議室利用 / サテライトオフィス利用などを予定しています。
β(ベータ)本町橋は「水の回廊」大阪城・中之島と道頓堀をつなぐ東横堀川のヘソにあたる場所なので、水辺と街を繋ぐ新たな賑わい拠点の整備は、地域の魅力アップに貢献すると思います。
新施設は、小型船が10数隻程度係留出来る浮き桟橋、水辺空間に飲食物販店が入る商業棟が1つ+定期的なイベント会場といった感じでしょうか。先日、先行エリアが開業したタグボート大正のミニミニ版といったイメージなりそうです。本町界隈のワーカーが仕事帰りに遊覧船に乗って一杯やる・・・。そんな使われ方が実現できれば最高ですね!
2021年8月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年6月だったので、約3ヶ月振りの取材です。
コロナ禍の状況ですが2021年8月28日(土)に無事にオープンする事ができました!
早速、オープンしたβ本町橋(ベータ本町橋BASE)を見て行きましょう!
メインエントランス付近の様子です。木材を多用した温か未を感じ得る外観デザインとなっています。
リバーサイドの様子です。船着場が整備され遊覧船やSUP、水上自転車などに乗り込む事ができます。
船着場はこんな感じです。
北西側から見た様子です。小規模ですがデザインの高い素敵な建物が出来ました。
高速道路の高架にフタをされた東横堀川沿いに、賑わいがやってきました!
現役の橋としては、大阪市内最古の橋である「本町橋」と遊覧船の出会い。
さらに詳しく見て行きます。こちらは東側から見た様子です。
β本町橋(ベータ本町橋BASE)は2階建て。「うえ」と「した」という呼称で呼び分けていました。
近くで見た様子です。取材しているうちに日が暮れてきて、いい雰囲気になってきました。
建物の内部はこんな同じです。カフェやコンビニ、自動販売機などは無く、レンタルスペースが主体となっています。
うえ(2階)はこんな感じです。
天井がお洒落でした。
さらに撮影ポイントを変えて、対岸から見た様子です。
温かみのある建物の中に人々の活力が宿っている・・そんな感じに見えました。
ついにオープンしたβ本町橋(ベータ本町橋BASE)。先にオープンしたタグボート大正の小さいバージョン・・と思っていましたが全然違いました。
β本町橋は、キッチンや小さな屋台、レンタルルームを使って、「お菓子をつくって売ってみたい」「限定店を出店してみたい」など、ちょっとしたビジネスにも挑戦できる、ビジネス・インキュベーター的な施設です。レンタルスペースでは、小規模な展示会や結婚式の二次会、などに使えそうです。もちろん親水空間を利用して、SUPや水上自転車の体験スクールを楽しんだり、今後は遊覧船の拠点に成長して行きそうです。
β本町橋は期間限定のフードイベントや、カルチャースクールが行われたり、する事で水辺に人を呼び込んで、新しいビジネスを生み出す、そんな意欲的な施設でした。今後、どの様な活動が行われ人々を引きつけるのか?β本町橋の活動に注目が集まりそうです。
2021年6月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年5月だったので、約1ヶ月振りの取材です。
商業施設棟をアップで見た様子です。かなり出来上がってきました。
エリア全体を南側から見た様子です。
縦アングルでみると、こんな感じです。新設された街路灯がお洒落ですね。
南東側から見た様子です。川縁につながるスロープが設けられる様です。
商業施設棟を東側から見た様子です。
小さな建物ですが、中々洒落てますね!
エントランスはこんな感じ。船に乗り込むイメージを再現したのでしょうか・・・。
北西側から見た様子です。
最後はシティプラザ大阪と絡めたアングルです。
2021年5月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2020年12月だったので、約5ヶ月振りの取材です。
アップで見た様子です。親水公園が整備されつつあります。
南側から見た様子です。
南東側から見た様子です。工事期間は2021年8月31日まで、となっています。
整備中の親水公園を近くで見るとこんな感じです。
商業施設棟の様子です。かなり出来上がっていますね。
水辺との距離感はこんな感じです。かなり近いです。
こちはら阪神高速本町出口の北側の様子です。親水公園の供用が始まっていました!
予想以上の出来映えだったので、ちょっと感動しました!これは・・いい!
下段に降りてみるとこんな感じです。
公園にはスロープもあります。
阪神高速、本町出口の下はこんな感じです。整備済みの北側と道路の下部で接続されます。秘密のトンネルの様ですね。
最後はもう一度、本町橋からみた現地の様子です。
2020年12月の様子
現地の様子です。久々に現地を訪れてみると、かなり様子が変わっていました!
南側から見た様子です。
エントランス付近の様子です。
長らく設置されていた仮囲いが無くなり見通しが良くなりました。
北東側から見た様子です。
撮影ポイントを変えて、対岸の様子です。
最後は引き気味で見た様子です。
使い方は限定されますね。SUPなんて、こんな水質が悪いところでできませんよ。
水にぬれただけで臭ってきそうです。
箱モノが出来ましたが、現状では残念ながら恒常的に人が集まる場にはなりそうもありません。
あと少しの知恵と財源が必要と思います。
高速道路の地下化、東京様には国は莫大な公費投入してやってくれるけど、大阪は無理でしょう。
高速道路の地下化はできないのでしょうか。 費用はたくさんかかるが未来思うなら水の都大阪に絶対必要だと思います。
今後はこの東横堀川と道頓堀川の水質改善に期待しています。
https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000288923.html
『 道頓堀川・東横堀川のさらなる水質改善に取り組みます 』
川にかぶさる高速道路。なければすっきりするのだけど。
あるものは仕方ないので発想を変えて、水の上のアーケードと思って、橋脚や橋げたの美化などすすめてほしいです。
三菱ビルの建て替えで工事中の大江橋付近の公園もよく似ていますね。高速道路下の水面と川岸。同じようなものができるのでしょかね。
大阪は「水の都」? 水運で繁栄、規制緩和で再整備(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF192XW0Z10C21A5000000/
高速出口の下の秘密の通路で、これを思い出しました。
大阪府現代美術センターが2007〜2009に行った大阪カレイドスコープの一部で、東横堀川北浜から本町橋辺りに設置されたアート作品たち
http://kiku73hei.blog2.fc2.com/blog-entry-561.html
https://nagomian.blog.ss-blog.jp/2007-03-19
https://binmin.tea-nifty.com/blog/2007/03/post_b5b9.html
https://binmin.tea-nifty.com/blog/2007/04/post_46dc.html
いい感じに仕上がりつつありますね♪ 完全オープンを楽しみにしています。
高架裏のライトアップは美観はもちろん防犯上でも必須ですね
しばらく動きが見られなかったここも、本格的に工事が行われてますね(^_^)
高架下は定期的なイベントでプロジェクションマッピングやライティング等以前からされています。大江橋付近のような常設(大阪府管轄)ではありませんが、集客が見込まれるようなら設置場所されるのではないでしょうか(大阪市管轄)。
東横堀川は上を高速道路が覆い、舟に乗ると、暗渠の中を行くようであまり快適ではありません。観光クルーズにも不向きです。といって、東京・日本橋のように高速道路を地下化しようというのは費用がかかりすぎ現実的ではありません。暗渠の蓋のような高速道路に照明やサイネージなどを施して、クルーズを楽しめる工夫をしてはどうでしょうか? テーマパークのトンネルを船で行くような感じです。道頓堀から大川まで水都大阪のメーンルートになると思います。
南北に埋設されている北浜逢阪貯留管の立坑でしたが枝菅として本町通りの地下も貯留管を新たに建設中なので立坑がまだ残っているようですね。大阪府の寝屋川地下河川の延長も進めているようなので、東横堀の水の汚れも抑えられる事を願います。