大阪市は、東横堀川において、水都大阪の魅力向上をめざすため、「本町橋BASE」にぎわい創造拠点創出・管理運営事業者における公募型プロポーザルを実施し、大希産業、チャンネルマーク、デイグランの計3者が応募、2020年1月29日に審査を行い、大希産業株式会社を特定しました。事業期間 は本事業開業日(一部開業を含む)から起算して、最長20年間です。
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この事業は本町橋に隣接する公園の整備を契機に、大阪市民・府民をはじめ観光客等が憩う、舟運の連動した東横堀川初の新たな水辺の拠点「本町橋BASE」を創出し、まちの活性化並びに、水都大阪の魅力向上をめざすものです。
プレゼンテーションでは「日常的な水辺のにぎわい創出」「水辺のにぎわいと連携した舟運の活性化」「地域に根ざした拠点」を評価点として選定が行われました。
大希産業の具体的な提案内容は今のところ未公開ですが、選定委員会は提案内容に対して、「地域との共生、地域とともに取り組むまちづくり」を中核とした日
常的な水辺のにぎわい創出が期待できる点や、提案内容全体がこれまでの東横堀川の水辺再生の経過をふまえたもので、「地域との共生、地域とともに取り組むまちづくり」を中核とした日常的な水辺のにぎわい創出が期待できる事、地域内外のニーズをふまえた新規性の高い事業展開による舟運活性化が期待できる、とコメントしています。
管理運営事業者が決まり、賑わい創出施設の整備が決まった「本町橋 BASE」は「水の回廊」大阪城・中之島と道頓堀をつなぐ東横堀川のヘソにあたる場所なので、水辺と街を繋ぐ新たな賑わい拠点の整備は、地域の魅力アップに貢献すると思います。
新施設は、小型船が10数隻程度係留出来る浮き桟橋、水辺空間に飲食物販店が入る商業棟が1つ+定期的なイベント会場といった感じでしょうか。先日、先行エリアが開業したタグボート大正のミニミニ版といったイメージなりそうです。
本町界隈のワーカーが仕事帰りに遊覧船に乗って一杯やる・・・。そんな使われ方が実現できれば最高ですね!
2020年12月の様子

現地の様子です。久々に現地を訪れてみると、かなり様子が変わっていました!

南側から見た様子です。

エントランス付近の様子です。

長らく設置されていた仮囲いが無くなり見通しが良くなりました。

北東側から見た様子です。

撮影ポイントを変えて、対岸の様子です。

最後は引き気味で見た様子です。
しばらく動きが見られなかったここも、本格的に工事が行われてますね(^_^)
高架下は定期的なイベントでプロジェクションマッピングやライティング等以前からされています。大江橋付近のような常設(大阪府管轄)ではありませんが、集客が見込まれるようなら設置場所されるのではないでしょうか(大阪市管轄)。
東横堀川は上を高速道路が覆い、舟に乗ると、暗渠の中を行くようであまり快適ではありません。観光クルーズにも不向きです。といって、東京・日本橋のように高速道路を地下化しようというのは費用がかかりすぎ現実的ではありません。暗渠の蓋のような高速道路に照明やサイネージなどを施して、クルーズを楽しめる工夫をしてはどうでしょうか? テーマパークのトンネルを船で行くような感じです。道頓堀から大川まで水都大阪のメーンルートになると思います。
南北に埋設されている北浜逢阪貯留管の立坑でしたが枝菅として本町通りの地下も貯留管を新たに建設中なので立坑がまだ残っているようですね。大阪府の寝屋川地下河川の延長も進めているようなので、東横堀の水の汚れも抑えられる事を願います。