なぜ今、動画なのか?──伝わらない時代への再挑戦
実は私自身、4年前にも動画制作に挑戦したことがあります。都市開発の現場を「追跡取材×映像」で伝える意欲的な試みでした。しかし、動画専用の取材、シナリオ作成、編集……そのすべてに膨大な時間と労力が必要で、 仕事、家族サービス、そして日々のブログ更新をこなしながら取り組むには、あまりに過酷でした。結果的に、その試みは頓挫せざるを得ませんでした。
そして時代はさらに進みました。文字をじっくり読むよりも、「視覚」や「スピード感」を重視する人が増え、情報発信のスタイル自体が大きく変化しています。 どれほど内容の濃い記事を書いても、ブログという形式では“届かない”──そんな壁に、私自身、何度もぶつかってきました。
そこで今回は、再び動画というメディアに挑戦します。ただし、やり方は大きく変えました。それが、これまで書いてきたブログ記事を素材に、解説動画を作るというスタイルです。
- ブログ記事を素材にすれば、動画のネタは無尽蔵にある
- TTS(音声読み上げソフト)の進化により、ナレーション作成が自動化できる
- 文章をリファインすれば、シナリオ作成も大幅に効率化できる
今回はテスト的に、2本の動画をアップしています。
1本目は、TTSや編集ツールに慣れるための練習動画。
そして2本目が、今回ご紹介する本編──「IR政策の構造的課題と地方創生の逆説」を10分で解説する動画です。
制作にはまだ時間がかかっているのが現状ですが、今後はプロセスの定型化を進め、動画を安定的に量産できる体制を整えていく予定です。
新シリーズ告知──ブログ×動画で広がる再都市化ニュース
ブログ記事のエッセンスを動画化した【再都市化ニュース】を、新シリーズとして発信していきます。今回の動画は、当ブログ「Re-urbanization -再都市化-」で長年取り上げてきたテーマを、動画という新たな形で展開する試みです。今後も、ブログと連動した解説動画を通じて、制度設計・都市戦略・再開発といった“都市の構造”を、より広い層に向けて発信していければと思っています。本編の見どころ──10分でわかるIR政策の構造と矛盾
📺 動画はこちらから視聴できます2025年、日本の統合型リゾート(IR)政策は新たな局面を迎えています。 大阪IRの正式認定、そして東京と北海道・苫小牧市の名乗り──その中で、制度設計の公平性が今、再び問われています。
今回の動画では、以下のようなテーマを中心に構成しています:
- IRとは何か?──カジノだけでなく都市構造を再編する装置
- 大阪IRの経済効果と税収インパクト
- なぜIR制度は「地方創生」を掲げながら、実際には「都市集中」を促しているのか?
- 制度の再設計なくして、格差是正は不可能であるという結論
📺 練習用に作成した動画はこちらから
#IR政策 #大阪IR #地方創生 #制度設計 #再都市化 #都市戦略 #再開発 #統合型リゾート
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素晴らしい内容と思います。
練習用に作られた動画もよかったと思います。
流れている音楽もいいですね。
当然、高評価、チャンネル登録しました。
なお、ロングさんがナレーションされているなら、ロングさんは結構若そうですね。
新しい切り口からの発信、良いと思います。
積極的な取り組みに期待していますm(_ _)m
早速視聴し、いいねをClickし、お気に入り登録をし、新作通知をONにしました。
映像には映像の良さ、文字には文字の良さがあります。
両方の質と量を維持するのは非常に大変かと思います。
私もかつては初歩的ではありましたが、文字で色々と投稿していた事があります。
下調べから文章まで初歩的であっても質と量の維持には苦労しました。
それをロングさんのプロ並みの質と量で維持するのはかなり大変な事だとお察しいたします。
ご家族の事もあり、またロングさんの作品を見ていますと仕事でも非常に重要なポジションにいらっしゃるのではないかと思われます。
どうかご自身の健康を含め無理はなさらないで下さい。
何事も『過ぎたるは及ばざるが如し』であります。
無理をして継続が困難になったら、それこそ今迄の苦労が水泡に帰しかねない。
ほどよく肩の力を抜いて、一息つきながら。
御自愛頂きながらでけっこうですから素晴らしい作品発信を。
これからもどうぞよろしくです。