『富山地方鉄道』と第三セクターでポートラムを運行する『富山ライトレール』は2020年2月に富山地方鉄道が、富山ライトレールを吸収合併すると発表しました。富山地鉄の路面電車である市内線と、ポートラムはそれぞれ富山駅の南側、北側で営業しており、JR富山駅で南北に分断されていますが、富山駅の高架化が進展し2020年3月に両路線が「南北接続」され南北一体で運行する事なりました。今回の経営統合は南北接続により
富山駅在来線ホームの高架化が完成し、南北に分断されていた両社の鉄路が2020年3月に接続されます。「南北接続」を控え、経営統合するものです。合併により従業員や車両の運用効率を高めてコストを抑えるほか、サービスも充実させる計画です。
富山地鉄とライトレールが合併 路面電車を一体運行:日本経済新聞 https://t.co/FcaACSkt1V
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) April 25, 2019
富山地方鉄道は、富山県で鉄道93.2km、軌道7.6kmを運営する民鉄で、富山市内で路面電車の「市内電車」を運行しています。富山ライトレールは、富山県や富山市などが出資する第三セクターで、富山港線をLRT化したポートラム7.6kmを運営しています。上の写真はポートラムの富山駅北の様子です。南北接続を見据えた造りとなっています。

こちらは新幹線高架下に乗り入れを果たした富山地鉄ー市内電車の様子です。
経営統合が発表された、富山地鉄と富山ライトレール。南北接続により、郊外路線のポートラムが富山都心部に直接乗りれ、市内電車も郊外に行く事になります。ポートラム沿線はますます利便性が高まり、人気が出そうです。



