大阪市が近代美術館建設の基本構想を打ち出してから約40年、建設準備室の設置から30年余り。2022年2月2日、ついに「大阪中之島美術館」がグランドオープンを迎えました!
特集2目の今回は館内編。広大な吹き抜け空間を中心として「明と暗」、「光と影」を生かした素晴らしい空間演出がなされていました。
▼建物外観や、建設状況などはこちらの記事で詳しく紹介しています。
フロアはこんな感じです。メインロビーは2階にあります。1階はレストラン(4月開業予定)やバックヤード、パーキングスペースとなっています。
こちらは2階メインロビーの様子です。1階〜4階に達する広大な吹き抜け空間が広がっています。
黒いキューブ型にの建物に浮遊感をもたらしているガラスウォール。内と外が曖昧に感じる造りです。
長大エスカレーターで一気に4階を目指します。
4階から吹き抜け空間を見下ろした様子です。上から見下ろすとフロアの重なり合いが良く解ります。
さらに1フロア上がって、こちらは最上階5階の様子です。天井が光天井になっています。
軽快なオブジェが展示されていました。
5階からの眺めはこんな感じです。
大阪中之島美術館は黒いキューブ型の建物の各所に明かり窓を設けて、外光をを内部に取り込み、それを効果的に演出に用いています。こちらの階段は、5階から4階に向かっていますが、撮影していてゾクゾクしてきました。
西日を取り込んだ様子です。
この陰影がカッコイイ。
西日に照らされて金色に染まるジャイアント・トらやん。
展示エリアの4階から2階に下ります。
さらに下って、こちらは最下層1階の様子です。
消火栓のデザインも最高に洒落ていました。
1階から上を見上げると渓谷の様に感じました。
真上を見上げると天井から自然光が差し込んでいました。
ついにオープンした大阪中之島美術館。コスト的な制約を受る中で、ここまで素晴らしい建築物が出来上がった事を本当に嬉しく思いました。光と影のコントラストが織りなす空間演出は必見です。中之島に誕生したこの美術館が多くの人々に愛されて欲しいと思いました。
外観も内部も言うことなしですね!早くここに来たいです♪