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『アップルストア梅田(仮称)』がグランフロント大阪に新店舗、2024年オープン!場所はパナソニックセンター跡が有力?


Bloombergは、アップルが2024年に大阪のグランフロントに新店舗をオープンし、心斎橋の店舗を改装する計画を進めていると報じました!

アップル社はリテール事業の拡大と活性化計画に取り組んでおり、米国と欧州の既存拠点を徹底的に見直しながら、中国やアジアの他の地域にさらに深く進出することを目指しています。

同社は2027年までに、アジア太平洋地域に15店舗、ヨーロッパと中東に5店舗、さらに米国とカナダに4店舗を新たにオープンすることを検討しています。また、アジアで6店舗、ヨーロッパで9店舗、北米で13店舗の改装または移転を目指しており、今後4年間で合計53店舗の新規・移転・改装店舗を計画しています。

アップルがリテール事業拡大で重点を置くのはアジア太平洋地域で、2027年までに21カ所の新設・改装を予定しています。同市場の売上高は昨年、アップル全体の3分の1程度に相当する約1300億ドル(約18兆円)に上っており、インドなどの国々が重要な成長エンジンとして台頭しています。アップルは4月にインドで初めて出店し、2店舗をオープンしました。

【出展元】
アップル、小売り強化で中国とインドへ進出拡大-横浜に新店舗も計画

 


日本では、2024年に大阪のグランフロントに新店舗をオープンし、心斎橋の店舗を改装する計画が進んでいます。2003年にアップルの日本初の店舗として開設した銀座店は元の建物が取り壊されたため、仮のスペースに昨年移転、2025年の改装オープンを目指している他、横浜の新店舗オープンや、建て替え工事完了後の渋谷マルイへの移転に向けた下準備も進められているとの事です。

 

アップル梅田はパナソニック跡?大穴で都市公園の独立建物?


待ち望まれていた「アップルストア」の梅田進出が決まりましたが、グランフロント大阪の何処に出店するのでしょうか?
僕は「本命:Panasonicセンター大阪跡」対抗:「北館のどこかのテナント跡」、大穴:「グラングリーン大阪の公園内の独立した建物」だと予想しています。

アップルStoreの出店基準の1つに「多くの通行量があるユニークなストリートに面している事」の条件があります。オープン時期は2024年なので、それほど時間がある訳ではありません。グランフロント内でアップルStoreの適地を考えると、2022年2月で閉鎖されたパナソニックセンター大阪」が有力候補として考えられます。歪なフロア形状や3フロアに分かれた対象エリアなど、使い勝手が良いとはいえませんが、候補地前の通行量は恐ろしく多く、国内最高と言える圧倒的な集客力とPR性が期待できます。あまりに人が多すぎて、新製品発売時にパニックにならないか?心配になるレベルです。

あとは、通行量はありませんがメルセデスベンツのショールームがある、グランフロント北館の一角であれば、纏まった面積の整った区画が手に入りそうです。魅力的な店舗であれば、大阪駅側からお客さんを引っ張ってくる「マグネット」として機能しそうです。パナソニック跡よりもユッタリとしているので、アップルStoreが重視している「ユーザー体験の向上」にもマッチしています。

大穴として、グランフロント大阪ではなく「グラングリーン大阪」の都市公園内に点在する独立した建物の1つがアップルストアになるかもしれません。今回の情報元であるブルームバーグは海外メディアで「グランフロント」と「グラングリーン」を同一視している可能性があります。

 

アップルストアは4種類ある


Appleは現在、26カ国に520以上の店舗を展開しており約半数が米国にあります。アップルストアは坪効率が高いことで有名ですが、多くの店舗は商品の販売よりもアップルのブランド構築に重点を置き、ユーザーが発売日に製品を購入し、技術サポートを受け、スクールを受講するための重要な場所として機能しています。

Apple は内部仕様に従って 4 種類のストアを運営しています。通常の店舗では年間 4,000 万ドル以上の収益があり、Apple Store+ の店舗では 4,500 万ドル以上、フラッグシップ店舗では年間 7,500 万ドル以上、フラッグシップ + 店舗では年間 1 億ドル以上の収益が得られるそうです。



Appleストアのバリエーション
1:屋内モール内の標準店舗
2:屋外モールまたは街路にある「Apple Store+」店舗
3:ユニークなデザインの主要エリアの「フラッグシップ」
4:最大規模の「フラッグシップ+」

 

Apple Storeのエクスペリエンス向上を目指す



アップルのリテール事業は、世界で最も尊敬されるチェーンの1つである一方で、近年はパンデミックによる苦境や顧客サービスの問題、労働不安などがあり、約20年前に初めてAppleの輝くロゴがショッピングセンターに現れ始めた頃に享受していた名声の一部を失いつつありました。また、Apple の美学も長年にわたって変化しており、同社の店舗デザインはメタル製の壁やアクセントから木製の棚を多少したナチュラルなデザインに移行しました。

 

 



Appleが建替えや移転を行う場所のほとんどが老朽化した店舗で、最新のストアよりも小さく、ピックアップエリアや、カンファレンスエリアの座席などの機能が欠けている事が多いです。

その為、同社は既存店舗のリニューアルやスクラップ&ビルドを進めている他、米国内および海外での労働組合結成の推進にも取り組んでおり、Apple Storeでのエクスペリエンスを向上させようとしています。

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2 COMMENTS

オオサカン

公園の方にできるかと思ってました〜。

昆布

梅田に今まで無かったのが不思議。
そろそろ神戸にも欲しいな。関東は多すぎ。関西には4店舗くらいあってもいい。

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