阪神間エリアで久々の超高層ビル案件が浮上、西宮卸売市場再開発の店舗・住宅棟は地上37階建ての超高層ビル!

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阪神間で久々の超高層ビルの新規案件が浮上しました。建設通信新聞DIGITALが伝える所によると、JR西宮駅南西地区にある卸売市場の市街地再開発事業が始動、低層階に店舗を配置する高層住宅や卸売店舗など5棟、延べ5.34万㎡の再開発施設を整備する計画です再開発のランドマークとなる高層住宅は地上37階建ての超高層ビルが計画されています。

JR西宮駅至近の立地なのでタワーマンションはすぐに売れそうです。この売却益を当て込んで卸売市場の再整備を行う算段なのでしょう。地方都市の駅前再開発でよく見られる手法ですが、高層住宅の床を売って市場を再整備するとは・・。結構レアなケースかもしれません。何れにせよ、阪神間エリアでの久々の新規案件の始動は嬉しいニュースですね。





▼引用始め


西宮卸売市場再開発が始動/5棟総延べ5.3万㎡を計画
https://www.kensetsunews.com/archives/109316

JR西宮駅南西地区(兵庫県西宮市)にある卸売市場の市街地再開発事業が始動する。低層階に店舗を配置する高層住宅や卸売店舗など5棟総延べ5万3400㎡の再開発施設を整備する計画で地権者で構成する再開発組合が事業主体となる第一種市街地再開発になる予定だ。現在、地権者の合意形成に向け協議を進めており、準備組合設立後、事業協力者の選定や都市計画決定を経て着工する。



事業地の面積は1.ha。店舗・住宅棟は地下1階地上37階建て、卸売店舗棟は2階建てを想定。そのほか、駐車場棟や一般店舗棟を建設する。約1000㎡の緑地も整備する見込みだ。再開発の対象となるのは、同市池田町にある公設の西宮市地方卸売市場(1948年開設)と民設の西宮東地方卸売市場(34年開設)。ともに施設の老朽化が深刻な問題となっている。



西宮市は市場再生・活性化を目指し、共同建て替えのほか、現状の土地利用を踏襲した個別建て替えなども視野に入れて、2015年4月に「卸売市場再生整備調査検討業務」をアール・アイ・エーに委託。まちづくり協議会との研究会で議論を深めてきた。


▲引用終わり