JR西日本は、2013年4月17日発のプレスリリースにて、高槻市および弊社との間で、高槻駅の安全性と快適性の向上を図ることを目的としたホーム改良に関する協定を締結したと発表しましました。駅改良工事の内容は、ホーム新設工事 ・乗換通路工事 ・支障移転工事となっており、概算事業費は約48億円、2016年春に供用を開始する予定です。
【過去記事】
→JR京都線-高槻駅改良計画 14.11
【JR西日本プレスリリース】
→東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画について
→東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画について
JR高槻駅の2011年の乗降客数は123,542人/日。これは、JR西日本の中で第10位の利用客数ですが、利用客数が多い割にホーム幅が狭く朝夕のラッシュ時は大変混雑している状況です。今回の改良工事では、ホームの無い1番線(上り外側線の待避線)と8番線 (下り外側線の待避線)を廃止し、その跡地に新快速用のホームを増設し、現在1番・4番のりばを供用いしている快速・新快速を分離させる事で、ダイヤ上のボトルネックの解消と混雑緩和が図られます。
現地の様子です。前回の撮影が2015年1月だったので約2ヶ月振りの取材です。今回に現地を訪れてみると、前回に比べて工事が進んでおり、増設ホームの床板や上屋の躯体もかなり出来上がっていました。
橋上駅舎側を見た様子です。今回の取材で見られた大きな変化は、橋上駅舎の増築部分が姿を表し始めた事です。
既存の橋上駅舎から増築ホームに繋がる部分の様子です。
乗換通路を下から見上げるとこんな感じです。
上から見た様子です。
ホーム上には、増築部を支える柱が出現しました。
今度は、反対側の京都方面側の増設ホームを見てみましょう。
こちら側も随分とホームらしくなってきました。
上屋の建設も進んでいます。
最後は引き気味のアングルで、全ホームを見渡したアングルです。既存ホーム2面4線をサンドイッチする形で写真左右で増設ホームの建設が進んでいます。