デュオこうべ(DUO KOBE)は、JR神戸駅周辺からハーバーランドを結ぶ地下街で、JR神戸駅を境に「浜の手」と「山の手」の2つの街で構成されています。神戸市が2012年度に策定したハーバーランド地区の「都市再生整備計画」に基づき、まちびらき25周年(2017年)に向けて、「デュオこうべ浜の手リニューアル工事」が行われました。
JR神戸駅からエスカレーターで地下に向かいます。中央に設置されている水景施設が現役稼働しているのが嬉しいですね。最近はランニングコストの削減要請から水景施設が廃止される事が多いので嬉しいです。
今回のリニューアルは「駅から始まるハーバーランド」をコンセプトに、2013年度から3期にわたり実施されました。第1期工事及び第2期工事では、デュオこうべ浜の手エントランス部分や国道下通路のリニューアルを行い、第3期工事では、光の柱や照明演出など、デュオこうべ浜の手の中心であるデュオドーム周辺のリニューアルにより、ハーバーランドの玄関口にふさわしい空間が完成しました。
リニューアルされたデュオこうべ浜の手のイメージを決定づける「光の柱」です。ひたすらシンプルな作りですが、非常に美しく見入ってしまいました。これは良いですね・・・。
浜の手デュオドーム(3,800㎡)の様子です。
ハーバーストリートの入り口付近の様子です。
照明演出もオシャレな感じですね。港町らしく各所に「波」をイメージさせるデザインが散りばめていました。
ハーバーランドへの主導線となっている東側通路の様子です。天井は阪神三宮駅を彷彿とさせる波を描いたデザインとなっています。
通路の一番奥には、縦2.24m×横7.97mm、約330インチサイズ(18面マルチ)の大型デジタルサイネージHARBOR VIEW(ハーバービュー)が設置されていました。
再び神戸駅に向かって歩きました。こちらは先ほどの東側の反対にあたる西側通路の様子です。東側とデザインが異なっており温かみのあるデザインとなっていました。
リニューアル工事が行われたデュオこうべ浜の手。この光の柱が特に気に入りました。リニューアル全体を見ても、新生ハーバーランドの表参道として相応しい体裁が整ったのではないでしょうか。現在行われいるJR神戸駅のリニューアル工事が完成すれば、エリア全体のレベルアップが完成する事になります。