三菱地所は、2020年9月9日付けのニュースリリースで、東京駅前常盤橋プロジェクトの都市再生特別地区 大手町地区(D-1街区)都市計画(素案)の概要を公表しました。
【出展元】
→都市再生特別地区 大手町地区(D-1街区)都市計画(素案)の概要
今回発表された外観デザインです。以前のデザインとは大幅に変更され、特に頂部付近がユニークな外観になりました。高層階には都市観光施設が設けられ、恐らく展望台が設置される事になりそうです。
以前に発表された完成イメージです。
東京駅前常盤橋プロジェクト
所在地 | 東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目 | ||||
地域地区等 | 商業地域、防火地域、大手町・丸の内・有楽町地区地区計画、都市再生特別地区、特例容積率適用地区 | ||||
指定容積率 | 1,760 % (※ 既決定の都市再生特別地区) | ||||
基準建蔽率 | 70 % (※ 既決定の都市再生特別地区) | ||||
区域面積 | 約 3.5 ha(D-1街区) | ||||
計画容積率 | 1,860 % | ||||
建築物の高さの最高限度 | 390 m (※ 既決定の都市再生特別地区) | ||||
敷地面積 | 約 31,400 ㎡ | ||||
棟別諸元 | 全体 | A棟 | B棟 | C棟(変電所 等) | D棟(下水ポンプ場) |
主要用途 | 事務所、店舗、駐車場 等 | 事務所、ホテル、ホール、店舗、駐車場 等 | 店舗、変電所、駐車場 等 | 事務所、下水ポンプ場、駐車場 | |
延べ面積 (容積対面積) |
約 740,000 ㎡(約 584,000 ㎡) | 約 146,000㎡ | 約 544,000㎡ | 約 20,000㎡ | 約 30,000㎡ |
階数/最高高さ | 地上 40 階・地下 5 階/約 212m | 地上 63 階・地下 4 階/約 390m | 地下 4 階 | 地上 9 階・地下 3 階/約 65m | |
着工 | 2017年度 | 2017年度 | 2023年度(予定) | 2017年度 | 2017年度 |
竣工(予定) | 2027年度 | 2021年度 | 2027年度 | 2027年度 | 2021年度 |
計画の断面図です。都心型MICEの拠点となる2000 席級大規模ホールが整備される他、最高部付近は都市観光施設(恐らく展望台)が設けられます。
1:大規模ホールの整備(約 11,000 m²)
都心型MICEの拠点となる2000 席級大規模ホールの整備。国際会議が開催できる施設とし、ビジネス交流拠点とも連携。約 7,000 m²の広場とも連携し、交歓・ライブ体験・文化発信の拠点 として賑わいを創出します。
外国人ビジネスワーカーや観光客等の多様な短期滞在ニーズに対応。大規模ホール、カンファレンス施設の機能を補完するバンケット・ イベント時のケータリングを提供します。
3:日本の玄関口として多機能を備えたツーリストラウンジの整備
日本の都市・文化・地方の魅力を発信するインフォメーション機能を導入。東京駅周辺における既存のツーリスト利便機能を補完するクリニッ ク・リフレッシュ施設を整備します。
より具体的な計画が明らかになった東京駅前常盤橋プロジェクト。総事業費が1兆円に迫る途方もない計画は2027年度に竣工する予定です。
ほんとに三菱地所設計って建築デザインを何だと考えているんだろう。この圧倒的ボリュームは都市風景を変えてしまうインパクトがあるのに、こんなチープで幼稚なコンセプトとデザインで出すとは。オリンピックのトーチ?建築学科の学生も避けるようなコンセプトで笑える。山王パークタワーとか国会の映像が映る度に嫌気がさす。
こんな大プロジェクトならデザイン解決に優れている建築家に依頼すればいいのに。
ノーマン・フォスター、ビャルケ・インゲルス、ハディド事務所、伊東豊雄事務所、サナア、保守的だけどシーザー・ぺリ いくらでもいるのに。
コロナの影響で当プロジェクトが実現しない事を願っています。
大阪市は消えるかもしれませんが、大阪府は残ると思いますよ
名称はトーチタワーだそうです。
トーチのごとくそびえる意味のようですが
東京の地にそびえる東地タワーのような気が。
大阪市が消滅することで、住居表示が変更されます。
そうすると、住所を記載した印刷物も変えなければなりません。
これをきっかけに、大阪市内から会社が流出することはないでしょうか。
大阪都が実現することで、大阪府下の住所表示が変更されます。
そうすると、住所を記載した印刷物も変えなければなりません。
これをきっかけに、大阪府内から会社が流出することはないでしょうか。
都構想により、大阪経済の地盤沈下がさらに加速すると思います。
なお、松井市長が、住民投票の用紙に記載する「大阪市を廃止」を「大阪市役所を廃止」と書くようにと強く要請していたと新聞に記載されていました。
松井市長は、大阪市が消滅することを理解していない人が都構想に賛成することを期待しているように思います。
仮に大阪都になったとしても大阪の現状はとくに変わらないと思うけど。
東京一極集中。
富国強兵、国家総動員の名残。。。
戦後も政治、経済、金融、文化、マスコミを掌握して独り勝ち。
さらに1972年からの工場三法。首都圏、近畿圏には大規模工場の抑制、東海圏へ。
首都圏はダメージなど無いが、手足をもがれた関西圏は衰退の一途。。2006年に廃止されたが時すでに遅し。
しかも関西のけん引役であり、お上には反骨心のあるはずの大阪市が「役人天国」。。
まずは大阪都構想に期待をします。o( ̄▽ ̄)d
ゴジラデザインそのままでいいと思う。
あの映画のリアリティー感を残し、観光でも、これがゴジラに出てきたビルかと。
東京への一極大集中は、大阪人として悲観的になります。
しかし、東京だけが日本と思っている中央官僚にしてみれば、東京への一極大集中は、けだし当然の現象と思っているのではないでしょうか。
東京はここ20年近く毎年100万㎡のオフィスが提供され、更に今後10年で10ケ所程度の梅北クラスの巨大再開発がある、その巨大再開発の中でも常盤橋は最大級の再開発である。
日本人として首都の大発展は喜ぶべきだが、関西人、大阪人としては日本はこれで良いのか複雑な気持ちである。
大阪、福岡、名古屋は毎年5万~10万㎡のオフィス供給だったから、東京への一極大集中は不動産の面からも当然だったし、今後10年は3地区も増えるが、この超巨大ビルを見ただけで全く変わりはないと悲観的になる。