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デュシタニ京都(Dusit Thani Kyoto) 元植柳小学校跡地再開発 建設工事の最新状況 23.02【2023 年秋開業予定】


京都市は、元植柳小学校跡地の敷地を活用し「国内外の文化交流とまちの賑わいが生まれる 施設」の整備に向けて事業者を公募を行い、安田不動産を契約候補事業者に選定しました。安田不動産の事業概要は、仏教に縁が深く観光立国であるタイと日本の「おもてなし」文化の融合により、新たな国際交流が生まれる上質な宿泊施設。

タイのラグジュアリーホテル「デュシタニ」を誘致するほか、MICEに対応した多目的室、集会所などの自治会活動スペース、植松公園の再整備が行われます。貸付期間は60年、貸付希望金額は105百万円(年額)です。

【出典元】
元植柳小学校跡地活用に係る契約候補事業者の選定について
元京都市立植柳小学校跡地活用事業における D&J株式会社とのホテル運営に関する契約の締結について 

アリー my dearさんから情報をいただきました、ありがとうございました!

 

安田不動産とD&Jがホテル運営の契約を締結


初期頃に公開された完成イメージパース

安田不動産は、2020年11月2日付けのニュースリリースで、9月29日にD&J株式会社と「元京都市立植柳小学校跡地活用事業」において、ホテル運営に関する契約を締結したと発表しました。D&Jはタイの大手 ホテルグループのデュシットインターナショナルが展開するラグジュアリーホテルブランド「デュシタニ」 を運営します。「デュシタニ」ブランドは、今回が日本初進出となります。所在地は、京都市下京区西洞院町466番ほか。敷地面積は4701.76㎡。京都市内では小学校の跡地や近代建築、歴史的建造物を活かしたラグジュアリーホテルの進出が相次いでいます。

 

 

 

計画概要


名称 デュシタニ京都(Dusit Thani Kyoto)
計画名称 元京都市立植柳小学校跡地活用計画
所在地 京都市下京区西洞院通花屋町下る西洞院町466番、東中筋通花屋町下る柳町330番
交通
階数 地上4階、地下2階
高さ 14.95m ※軒高14.95m
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
杭・基礎
主用途 ホテル・地域住民施設
客室数 147室
敷地面積 4701.76㎡
建築面積 3720.85㎡
延床面積 17361.34㎡
容積対象面積 14093.52㎡
建築主 安田不動産
設計者 戸田建設
施工者 戸田建設
着工 2021年04月15日
竣工 2023年08月下旬(予定)
備考 タイの大手 ホテルグループのデュシットインターナショナルが展開するラグジュアリーホテルブランド「デュシタニ」が日本初進出。経済発展著しい東南アジア各国からの集客を見込む。

 

 

 

デュシ・タニ(Dusit Thani)とは?


出展:https://www.dusit.com/ja/

デュシタニを運営する、タイのホテルチェーン、デュシットインターナショナルは、アジア諸国と中東で5つのブランド(デュシットテワラナ、デュシタニ、デュシットD2、デュシットプリンセス、デュシットレジデンス)、約20のホテルを運営しています。

デュシ・タニ(Dusit Thani)の語源ですが、「天国」を意味するデュシット(Dusit )に、「街」を意味するタニ(Thani)と合わせて、デュシ・タニ(天国の街)とした造語です。タイ文化とタイのおもてなし精神を反映した『天国の街』のようなホテルを世界中に展開すべく、創立者のタンプイン・チャナット・ピヤウイにより1949年に最初のホテルが開業しました。

 

2023年2月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年5月だったので、約9ヶ月振りの取材です。

 


北東側から見た様子です。前回まで無かったビルの躯体が姿を現していました!

 


頂部付近の様子です。日本家屋風の屋根形状や木質材が見て取れます。

 


北西側から見た様子です。

 


最後は南西側から見た様子です。

2022年7月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年5月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

 


北東側から見た様子です。

 

 


北西から見た様子です。仮囲いの外から見た限りでは変化が見られませんが・・。

 

 


内部では1階床の構築が行われていました!あと少しで躯体が地上に姿を現しそうです。

 

 


南西側から見た様子です。

 

 


最後は南側から見た様子です。

 

 

 

2022年5月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年10月だったので、約7ヶ月振りの取材です。

 

 


南東側から見た様子です。仮囲いの外から見た限りではあまり変化が見られませんが・・・。

 

 


内部では地下1階鉄筋工事、地下2階型枠工事、コンクリート打設が行われていました!!

 

 

 


北東側から見た様子です。敷地面積が4701.76㎡ほどあるので結構広いです。ちなみに同じ京都市内の高級ホテル、リッツ・カールトン京都の敷地面積は約6000㎡ほどなので、それよりも一回り小さなホテルになりそうです。

 

 


北西から見た様子です。

 

 

 



ハイアングルで見た内部の様子です。掘削部分が大規模で驚きました。地下にサーマルスプリングでも出来るのかな??

 

 

 

 


最後は南西側から見た様子です。建設工事が進むデュシタニ京都。仮囲いの外から見ると変化点が少なく見えますが、建設工事はかなり進んでいます。

 

 

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3 COMMENTS

ぷんぷい

財政難なのは分かるけど電線なんとかなりませんかね。
観光都市としてやっていくなら。

アリー my dear

そう言えば…栃木県の宇都宮市で計画されていた再開発ビルに入居予定だったデュシタニホテルは、白紙撤回でなくなったそうですよ。

サジャ

確かに京都は高さや色の制限がありますのでデザインにも制約はあります。
でも、このところ京都で建設される俗に高級ホテルと言われる物件は何か勘違いをしているような物ばかり。
これもそうですよ。確かに学校の跡地だけど、まるで公立高校の校舎の様な不細工さ。
低層で和の雰囲気を出しながら垢抜けたデザインが有るでしょう。悪いですがとても宿泊する気にはなれませんね。京都だからと安直に寺院の様なのもウンザリですし。中国に旅行をしたからと万里の長城型のホテルなど御免でしょ?
確かにピーク時の京都は宿泊予約をとても取りにくいです。
だからといってどんなデザインでも安っぽくてもお金を落とすと思ったら大間違いです。

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