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「Osaka Metro Group 案内アプリ」はARナビゲーションを実装!パナソニックの「LinkRay 」が活躍【2020年3月16日配信開始】



大阪メトロは2020年2月14日付けのニュースリリースで、ARナビゲーション実装したスマートフォン用アプリ「Osaka Metro Group案内アプリ」の配信を2020年3月16日(月曜日)より開始すると発表しました!

「Osaka Metro Group 案内アプリ」は、AR(拡張現実)ナビゲーションによる駅出入口への案内や、臨時運行ダイヤにも対応した時刻表ウィジェットのほか、多言語による乗換案内などをサポートしたスマートホン向けアプリです。最大の特徴はARナビゲーション実装している所です。

 

【出展元】
ARナビゲーション実装!「Osaka Metro Group案内アプリ」の配信を開始します ~目的地までの案内をサポート~

 

 

GPS電波が届かない駅構内をスマホで路案内



従来はGPS電波の届かない駅構内や地下などの屋内ではスマホ利用者の正確な位置を測定できず、目的地までの案内ができないという課題がありました。

ARナビゲーションは、梅田駅などに設置されたARナビボードにスマートフォンをかざすことでGPS電波が届かない駅構内から目的地に応じた出入口やバスターミナルまでの案内ルートを、スマートフォン画面に「動く矢印」で表示し案内します。カメラに映し出された目の前の光景に案内矢印を重ねて表示させる事で、直感的なルート案内が可能になります。

 

いろいろ便利なOsaka Metro Group 案内アプリ



アプリは梅田駅・西梅田駅・東梅田駅では、乗換案内や商業施設案内にも対応。ナビゲーションの基点となるARナビボードの設置場所は梅田駅、東梅田駅、西梅田駅、なんば駅、ドーム前千代崎駅および大正駅の改札付近などです。

主な機能

・乗換案内:Osaka Metroの乗り換え、他電鉄への乗り換え
・商業施設案内:Whityうめだ、ekimo梅田、グランフロント大阪、大丸梅田店など
・ARナビゲーションにより出入口まで案内後は、2Dマップで目的地まで案内

その他機能

・時刻表ウィジェット
利用駅を登録すると「平日」、「土・日・休日」のほか、臨時ダイヤにも対応した時刻表をスマホのウィジェットで表示

・外国人向け多言語表示
訪日や在日の外国人向けに英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語にも対応

・その他機能
プッシュ通知に対応した運行情報、経路案内、路線図、天気予報など

 

パナソニックの「LinkRay IDソリューション」が活躍!

出展:パナソニック システムソリューションズ ジャパン

Osaka Metro Group 案内アプリは、パナソニックの光ID技術「LinkRay」を採用。スマートフォンを用いたAR表示で目的地までの道案内を行うナビゲーションサービス「LinkRay ARナビゲーション」の技術を活用しています。

 

 


光ID技術「LinkRay」は、LED光源から送信されるID信号をスマートフォンで受信して情報を素早く入手できるソリューションです。街の中で使われている明かりや光(デジタルサイネージ、看板、「光ID」送信機能付きのLED照明)等から発信された光信号(ID)をスマートフォンのカメラで読み取る(専用アプリで撮影)だけで、さまざまな情報を入手することができます。

アプリを起動してカメラをかざすだけですぐにIDを読み取れる高速性、高カバレッジな対応端末、IDのコピーを防ぐためのセキュリティが特徴です。

 


LinkRayは、多彩な器具や機器に対応可能で、LEDを光源とする照明看板、ショウウィンドウなどで利用される外照式照明器具、デジタルサイネージに用いられる液晶ディスプレイでの利用が可能です。また隣接した発信光源設置が可能電波干渉がないため、複数の光ID発信光源を隣接する場所に設置して情報を提供することが出来ます。

 

 

 

これらの特徴から案内サイン(交通案内板)や地図看板、店舗看板、飲食店、美術展示など、様々なシーンで活用できそうです。PanasonicのLinkRayは結構前から展示会などで紹介されていましたが、いよいよ実用化の段階に進んできました。

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