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レクサス 新型 LC500コンバーチブルが発売開始。エンジンは5L・V8で最高出力は351KW(477PS)!


レクサスのフラッグシップクーペLC500」に待望のオープンモデルが加わりました。レクサスは「LC500h/LC500」を一部改良し、コンバーチブルモデルを新設定。LC500h/LC500は6月18日、コンバーチブルは7月15日から販売を開始しました。さらに特別仕様車LC500 Convertible “Structural Blue”を設定し、60台限定で発売。60台の内40台はオーナー向けの先行商談を開始しており、20台を一般向けの抽選発売分として、618日からWeb上での商談公募を開始しました。


・フラッグシップクーペの進化形として五感を刺激するコンバーチブルモデルを新設定
・青の洞窟をモチーフに内外装色をコーディネートしたLC500 Convertible特別仕様車を限定発売
クーペモデルではシャシー部品の軽量化や駆動力特性の追求により運動性能が進化


 

 

 


 LC500コンバーチブルは、LEXUSのフラッグシップとしての存在感を、LC独自の世界観とともに表現しています。また、造形美と空力性能/慣性諸元といった機能性との両立をコンバーチブルでも追求。LCシリーズとしての統一感を保ちながらも、専用パッケージングによりソフトトップルーフの軽快感や開放感、リヤのダイナミックな印象など、LC500 Convertibleならではの個性が引き立つエクステリアを実現しました。

 

 

 

 


タイヤは、フロント245/40RF21+リヤ275/35RF21、ランフラットタイヤ&鍛造アルミホイール(ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装)。

 

 

 


リアの様子です。ルーフを開いても閉じていても美しいシルエットのコンバーチブルを目指し、ルーフオープン時は、ソフトトップが完全に格納される自動開閉式のトノカバー付きフォールディング機構を採用。

クーペ同様に低く構えたフロントフェンダーに加え、ドアエンドのベルトラインのキックアップ形状と、トランクの後端を跳ね上げたリヤシルエットにより、キャビンまわりの適度なタイト感と前後の伸びやかさを併せ持つプロポーションを実現しています。さらに、トランク後端を左右方向にも広げることで、ラグジュアリースポーツらしい存在感を際立たせたリヤデザインとなりました。

 

 

 


キャビン周辺の様子です。当たり前ですが座席上が『パッカーン!』と空いています。

 

 

 

 



ソフトトップルーフは違和感無く格納されています。ルーフは約50km/h以下の走行時でも開閉でき、所要時間は約15秒です。書の三折法にヒントを得て、開閉動作を「動き出し」「途中」「動き終わり」の3ステップに分解し、動き出しと動き終わりには適度な「タメ」を持たせながらも、極端な速度変化がないようリズム良く繋ぐことで、優雅で自然な動きを実現しています。

 

 

 

 


インテリアの様子です。シート肩口のキルティングや穴径の異なる3種類のパーフォレーション加工によるグラデーションの表現、ヘッドレストの後部にさりげなく主張するLマークのエンボスなど、ルーフを開けた際の車外からの見え方にこだわり、細部に至るまで作りこみが行われています。

コンバーチブルの醍醐味であるオープンエアを感じながら、車内での会話を自然に楽しめる空間を作り上げるため、ベルトラインやリヤの造形など空力性能にもこだわっています。さらに透過性のあるウインドディフレクターを設定することで、開放感と視界はそのままに車内の不快な風の流れを抑制し、優れた静粛性を実現しました。

 

 

 


パワートレーンは、5.0リットルV8エンジンと10ATの組み合わせで、伸び感のあるリニアな加速を追求。V8エンジンの官能的なサウンドを楽しめるよう、吸気音をキャビン内に共鳴させるサウンドジェネレーターや、より迫力のある排気音を演出する外装バルブをクーペと同様に採用してます。ルーフオープン時のより気持ち良いサウンドが作りこまれました。

 

 

 


LC500のシートは「2by2」なので後部座席は超狭いです。というよりもコンバーチブルにリアシートがある事に驚きました。普段の荷物置きや緊急用のシートとしてあるに超したことはありません。

 

 

 

 


ラグジュアリーブランドのメッカである欧州は19世紀の馬車文化を引き継いでいます。セダン、クーペや馬力といった用語も馬車のタイプ名から来ており「エルメス」などの高級ブランドも、馬具づくり職人から生まれました。現在でも、エルメスはフランスの大きな競馬イベントを主催しています。

また、馬車への憧れが車文化を形成しており、19世紀のフランスのバルザック、スタンダール、フロベール、ユゴーなどの作家は「馬車を買いたい」と憧れました。欧米の車のエンブレムやマークに馬をモチーフにしているものが多いのは、このことに由来しています。

世界に冠たるラグジュアリーブランドは何れも流麗な2ドアクーペをラインアップしています。これは車に「高品質」だけを求めるではなく、馬車の時代から続く一種の文化であり、ステータスシンボルとして必要とされているからで、日本人の感覚では少し理解しづらい所です。

 

5L・V8エンジンを搭載し、流麗なスタイリングと使い勝手の良いラゲッジを両立させた新型「LC500 Convertible」は、これらからのレクサスのブランド価値を引き上げる役割も担う重要な車種と言えます。販売台数や単体での利益では表せない、非常に哲学的な意味を持ったクルマ。今の日本でそんな思想でクルマ作りが出来るメーカーはLEXUSぐらいではないでしょうか。

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