【再都市化ナレッジデータベース】←新規情報やタレコミはこちらのコメント欄にお願いします!

アーバンネット御堂筋ビル(仮称)御堂筋淡路町ビル建設工事の状況 23.12【2023年度竣工】


NTT都市開発は、2020年3月23日けのニュースリリースで、大阪市中央区淡路町4丁目の御堂筋淡路町敷地において、UD御堂筋ビルおよびアネックスビルの解体工事に着手すると発表しました。解体後は低層部には店舗等を配置し上層部がオフィスのビルを新築します。計画については現在協議・検討をしており、2023年度の竣工をめざしているとの事です。解体工事は2020年3月~2021年6月末での予定で鹿島建設が工事を担当します。

つづいてNTT都市開発は2021年7月26日に、御堂筋淡路町 敷地において開発中の計画建物の新築工事に着手し、建物名称 を「アーバンネット御堂筋ビル」に決定したと発表、完成予想パースを公開しました!新ビルは2023年 12月の竣工を予定しています。

【出展元】
御堂筋淡路町敷地(大阪市中央区淡路町4丁目30番地)における解体工事の着手について
御堂筋淡路町敷地における新築工事着工および 計画建物名称「アーバンネット御堂筋ビル」決定のお知らせ 

【再開発の卵】パソナグループビルとUD御堂筋アネックスビルの一体再開発計画が浮上?



【御堂筋再開発】パソナグループビルから「パソナ」が移転。今後の動向は?



 

新ビルの特徴

 

1:御堂筋の新景観ガイドラインに準拠
歩道から4mセットバックの上、低層部に賑わい施設を導入し、高さ50m付近の軒線を強調。御堂筋に相応しい品のあるデザイン。将来の御堂筋の歩行者空間化を見据え、低層部は御堂筋に面する開放的なビルエントランス、にぎわいを形成する店舗、ホワイエやテラスと一体利用が可能な多目的ホールを整備。

2:Well-Beingを実現する充実した共用部
テナント専用のリフレッシュラウンジ・屋上テラス・貸会議室を計画し充実した共用部がワーカーの Well-Being(身体的、精神的、社会的な健康・幸福)や ABW をサポートし、生産性向上を実現、人の健康・快適性に配慮した国際的な建物・室内環境評価システム「WELL 認証」の取得をめざし検討。

3:ポストコロナの安感染症対策
スマホと連携したエレベーター行先階指定システムを導入し、エントランスからエレベーター、テナント専有部までタッチレスによる移動を実現。ビル内施設の空気環境や混雑状況をリアルタイムで表示し、密集の回避や利便性向上につなげる

4:災害時に備えた万全の BCP 性能
BCP 面では、最大 72時間給電可能な非常用発電設備(専有部内への電源供給(オプション対応):15VA/ ㎡)の導入や2回線受電方式の採用を予定。また、防災センター、主電気室を地上階に設置する ことで水害等への安全性を向上させている。


5:カーボンニュートラルへの取り組み
建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の評価で最高ランクの5☆及びオフィス部分の評価「ZEB Ready」認証 を取得。また、建築物の環境性能を総合的に評価する「CASBEE 大阪みらい」においても、最高ランクとなる「Sランク」を達成。

 

計画概要



現地では既存建物の解体工事が行われていますが、ついに建築計画のお知らせが掲示されました。のりちゃん(Nöring@FujitaNoringさんかえら情報を頂きました、ありがとうございました!

新ビルは地上21階、棟屋1階、地下2階、高さ100.0mの超高層ビルとなります。延床面積42,359.95㎡で、設計・施工は鹿島建設が担当。202107月に着工し202312月に竣工する予定です。以前に新ビルの高さを弱気の76.5mと予想しましたが、いい方向で外れてくれました。

 
計画名称 (仮称)御堂筋淡路町ビル新築工事
所在地 大阪市中央区淡路町四丁目30番2の一部
交通
階数 地上21階、棟屋1階、地下2階
高さ 100.0m
構造 S造(CFT構造)、一部SRC・RC造
杭・基礎
主用途 事務所、店舗、集会所、駐車場
総戸数
敷地面積 2,770.88㎡
建築面積 2,263.78㎡
延床面積 42,359.95㎡
容積対象面積 36,012.55㎡
建築主 NTT都市開発
設計者 鹿島建設
施工者 鹿島建設
着工 2021年07月01日(予定)
竣工 2023年12月31日(予定)
備考

 

立面図と配置図


建築計画のお知らせに掲載されていた立面図です。50m軒線付近をさかいに低層部と高層部でデザインが異なっています。

 


建築計画のお知らせに掲載されていた配置図です。

2023年12月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年10月だったので、約2ヶ月ぶりの撮影です。


南西側から見た様子です。高層部は完成状態、基壇部の足場も取り払われガラスカーテンウォールが姿を表していました!


真正面から見た様子です。御堂筋にふさわしい、上品なデザインのビルに仕上がりました。


基壇部の様子です。


北隣にあるオービックオービック御堂筋ビル(写真左)との並びです。


北東側から見た様子です。


基壇部と公開敷地の様子を見ていきましょう!


御堂筋沿いの公開敷地の様子です。


歩道と公開敷地を北側から見通した様子です。


南側から梅田方面を見た様子です。


撮影ポイントを変えて北側から見た基壇部の様子です。


北西側から見た様子です。


見上げるとこんな感じです。御堂筋側とは異なり、高層部がセットバックしていないので、かなり高く感じます。


西側から見た様子です。


さらに撮影ポイントを変えて、少し離れて南東側から見た様子です。


高層部のアップです。高層部の南側には窓ガラスがないので、隣接するビルの建て替え高層化を見越しているのだと思います。

 


最後はもう少し離れて見た様子です。

2023年10月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年8月だったので約2ヶ月振りの撮影です。

 


北東側から見た様子です。タワークレーンが姿を消し、高層部の外観は完成状態になりました。

 


基壇部の様子です。御堂筋側の足場が解体されつつあります。

 


基壇部を近くで見た様子です。ガラスカーテンウォールで透明感のある外観となっています。

 


南東側から見た様子です。

 


北東側から見上げた様子です。

 


北側から見た様子です。

 


北西側から見た様子です。

 


最後は南西側から見た様子です。

2023年8月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年6月だったので、約2ヶ月ぶりの撮影です。



北東側から見た様子です。全てのタワークレーンが姿を消し、高層部のカーテンウォールの取り付けが完了。残るは基壇部のみとなりました。


東側から見た様子です。

 


南東側から見た様子です。御堂筋に相応しい風格のある外観だと思います。


北側から見上げた様子です。


イナバウアー・ショットです。



最後は北西側から見た様子です。ビルの西側は高層部がセットバックしていないので、ビルの高さをストレートに感じる事が出来ます。

2023年6月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年4月だったので、約2ヶ月振りの取材です。


南東側から見た様子です。タワークレーンが姿を消し、外観は完成状態に近づきました。


頂部付近のアップです。カーテンウォールの取り付けが、ほぼ終わっています。

 


北東側から見た見た様子です。午後からは逆光になるので写りが余り良くないです。

 


北側壁面の様子です。

 


イナバウアーショットで見上げた様子です。

 


北隣にあるオービックオービック御堂筋ビル(写真左)との並びです。


北西側から見た様子です。

 


南西側から見た様子です。

 


最後は南側から見た様子です。

2023年4月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年2月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

 

 


北東側から見た様子です。外装カーテンウォールの取り付けが進み、外観はもう少しで完成しそうです。

 


東側から見た様子です。

 

隣接するオービック御堂筋ビル(写真右)との並びです。

 


南東側から見た様子です。

 


北東側から見上げた様子です。

 


北側から見た様子です。

 


北西側から見た様子です。

 


南西側から見た様子です。

 


最後は南側から見た様子です。

 

2023年2月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年1月だったので、約1ヶ月振りの取材です。

 



真正面から見た棟屋の構築が始まっており、ついに計画上の最高部に到達しました!

 


隣接するオービック御堂筋ビル(写真右)との並びです。

 


南東側から見た様子です。

 


頂部付近の様子です。銀色の亜鉛メッキが施された棟屋が見て取れます。

 


北東側から見た様子です。

 


北側から見た様子です。

 

 


北西側から見た様子です。

 


南西側から見た様子です。

 

 


最後は少し離れた所から見た様子です。アーバンネット御堂筋ビルと、オービック御堂筋ビル(写真右)との並びは、次世代の御堂筋の姿を想像させてくれます。

 

2023年1月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年11月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

 



北東側から見た様子です。かなり高くなってきました!50m軒線の強調とセットバックした高層部。御堂筋の新景観ガイドラインに沿った形状をしています。高層部でもカーテンウォールの取り付けが進んでいます。

 

 


真正面から見た様子です。もう少しで棟上げしそうな感じです。

 


南東側から見た様子です。隣接するオービック御堂筋ビルと並んだ姿は、なかなか迫力があります。

 

 


北側から見た様子です。

 


北西側から見た様子です。

 

 


最後は南西側から見た様子です。

 

 

1 2 3 4 5 6 7

15 COMMENTS

三刀流

歩道から4メートル、セットバックし、50メートルの軒線を強調するビルが増えてくると、歩道ギリギリに建っている既存のビルにも、このガイドラインに揃えるよう、建て替え圧力が生じ、御堂筋の再開発がさらに進むでしょうね。

福島区民

御堂筋から一歩入ると電線だらけ。何とかしてほしいです。

アリー my dear

このビルとオービック御堂筋ビルの並び、どの方角から見てもなかなかいい感じですね(^_^)

アリー my dear

建物躯体の鉄骨が出現しましたよ♪

サジャ

建て替えが行われると必ずそのご近所が建て替えたり外壁を綺麗にしてみたりと手を入れるのは民家もビルも同じですね。
その最たるものがグランフロントの様な大規模再開発なんでしょうね。
グランフロント二期が終わる頃には周りの様子も変っているでしょう。そしてその後も変り続けるのでしょうね。

ぽり

南側のビルとの間にある豆新のBeans Cafe NutsDOM御堂筋本町店跡地ってどうなるんでしょう。ずっと活用されていないので気になります。

アリー my dear

7月の着工予定まであと3ヶ月あまり、竣工後のイメージ画も待ち遠しいです

ポチ

これは立派だわ。
玉突きで大きなテナントが動けるようになれば、
建て替えが進んで御堂筋は大きく変わるでしょう。

福島区民

ロイヤルパークホテル南側客室の眺望が全滅ですね。

ぽり

解体と同時にかなりの鉄骨が搬入されていました。周囲を補強しつつ、解体しているのでしょうか?

名前は二度変わっても裏口には最後まで兼松と農林中央金庫の文字が残ったままでした。
お疲れ様でした。

谷町百丁目

1Fにカフェや店舗、その上は数万㎡のオフィスビルというのが今後の御堂筋のスタンダードになっていきそうですね

じげ

当然高層部は低層部からセットバックするでしょうからもちっと高くなるでしょうね。ビル形状によっては90m越えも十分ありうると思います。容積率緩和なども合わせて100m越えを目指してもらいたい…。
コロナ禍に負けず立派なビルを建ててほしいですね…。

アリー my dear

二棟の建物を取り囲む防護壁がじわじわと高くなってきましたね(^-^)
建て替え後の詳しい内容を早く知りたいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です