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「ESRコスモスクエアOS1」(仮称)ESR南港データセンター新築工事の最新状況 23.09【2024年5月竣工】


 ESR株式会社は2022年11月7日に、大阪市住之江区に計画していたデータセンター「ESRコスモスクエア OS1」の地鎮祭を執り行ったと発表しました!

 ESRグループ全体で初のデータセンタープロジェクト「ESRコスモスクエア」は、合計で最大98MWIT電力容量を備えた3棟構成のキャンバス型データセンターを計画。大阪都心から10km圏内に位置する。周辺には多くのクラウドネットワークへの接続拠点、通信事業者、大手IT企業などが集積しているほか、ハイパースケーラーの拠点も増加していることから、高いデータセンター需要を見込んでいます。

【出展元】
ESR 初のデータセンター「ESR コスモスクエア OS1」着工 ―3 棟構成キャンバス型の 1 期目 2024 年 5 月竣工― 

 


「ESRコスモスクエア」3棟完成イメージ (手前:OS1、左奥:OS2、右奥:OS3)

「OS1」は、10月1日に着工済みで、敷地面積8,146㎡にIT電力容量19.2MWを備え、20245月末の竣工予定です。さらに2期(OS2)、3期(OS3)は計画地内で順次開発する予定との事です。

建物は、顧客の需要に応じてデータホールと呼ばれる専用区画から、1棟もしくはOS2・OS3を含めた複数棟での提供を可能とし、多様なデータセンターニーズに対応。高効率の冷却システムや省エネのデジタル機器の採用など、CO2排出量削減にも取り組み、LEEDゴールド認証取得を目指す計画です。2024年5月末に竣工およびサービス開始を予定しています。

「ESRコスモスクエア」の総資産額は、施設稼働状況にもよりますが、215,000万ドル(約3,140億円)相当になると予想されています。大阪は、東京に次ぐ商業の中心地であり、人口構成やインフラの整った地域で、中国を除くアジア太平洋地域で5番目に大きなデータセンター市場となっています。

計画概要



名称:コスモスクエアOS1
計画名称:(仮称)ESR南港データセンター新築工事
所在地:大阪市住之江区南港北一丁目5番2
構造:S造、一部 RC造
階数:地上5階、地下0階
高さ:40.34m  ※最高高さ43.00m
主用途:その他(コンピューター室)
IT電力容量:19.2MW
敷地面積:8,068.12㎡
建築面積:5,046.89
延床面積:24,364.43㎡
容積対象面積:23,976.11㎡
建築主:ESR株式会社
設計者:NTTファシリティーズ
施工者:戸田建設
着工:2022年06月(予定)←2022年10月着工、11月3日地鎮祭
竣工:2023年12月下旬(予定)←2024年5月竣工予定に変更

2023年9月


現地の様子です。前回の取材が2023年3月だったので約6ヶ月ぶりの撮影です。


アップで見た様子です。鉄骨建方がかなり進んでいます。

 


「OS1」は、2022年10月1日に着工済みで、敷地面積8,146㎡にIT電力容量19.2MWを備え、20245月末の竣工予定です。


東側から見た様子です。「ESRコスモスクエア」は、3棟構成のキャンバス型データセンター計画で、最終的には最大98MWIT電力容量となります。先日お伝えした北九州市のデータセンターが120MWなので、北九州の計画の大きさを改めて実感しました。

 


最後は引き気味で見た計画地周辺の様子です。

2023年3月の様子


現地の様子です。2022年10月に着工済みで、基礎工事が行われていました。

 


北西側から見た様子です。敷地面積が8,068.12㎡もあるのでメチャクチャ広いです。

 


撮影ポイントを変えて、コスモタワー展望台から見た様子です。敷地北側で近く隊の構築が行われています。

 


最後は引き気味で見た計画地周辺の様子です。

1 COMMENT

三刀流

2923年3月の様子の写真3枚目の説明文
「敷地北側で近く隊の構築が行われています」
のうち「近く隊の構築」は「地下躯体の構築」ではないでしょうか?

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