2020年4月の様子
現地の様子です。
西側から見た様子です。北館の外壁には、旧そごうのシンボルマーク「ちきり」があしらわれていました。「ちきり」は縦糸を巻く織機の付属具で、そごうのシンボルマークとして使われてきました。初代十合伊兵衛の生家・絹屋の家紋に由来します。また「ちきり」という言葉と「契り」の連想から、客との結びつきを末長く大切にといった意味も含んでいます。
御堂筋側の外壁のアップです。旧そごうのシンボルマーク「ちきり」があしらわれた装飾パネルの取り外しが進んでいます。
壁面のアップです。今回のリニューアル工事で旧そごうの面影は姿を消すことになります。
最後は北西側から見た様子です。
南側2階バルコニーの一部にまだそごうのSマークが残っているが最後の最後に撤去するのか、残すのか?
ハルカスの時は最後に残してあったバルコニーの葡萄のアルミキャストは故酒井一光さんが歴博に持っていかれたのだが…。
いよいよですね、待ってました(^。^)
いよいよですね!待ってました(^。^)
果たして東急ハンズは入居するだろうか?
1週間でかなり進みました。
旧そごう大阪時代の外壁のバーチカルストライプとひねり部分に出来るちきりで時代の継承をしていますね。
ところで、三菱商事系のGビルですが、インバウンド狙いに特化したテナントばかりなので、この周辺結構閉鎖されています。
Gビルのエルメス御堂筋は残して大丸に新店か撤退して移転なのかも気になるところ。
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2階のバルコニーのSマークも消えるのでしょうかね。御堂筋正面光壁はダリアを暗喩。心斎橋側の入口半円アーチは3階建て時代のそごうの大屋根を暗喩しています。どうなるのでしょうか。
2006年に御堂ビルから三菱信託銀行が淀屋橋に里帰りの為、撤退した跡地の暫定利用で竹中デザイン展があり、竹中工務店の近代部門16人と現代部門16人の展示があり、そごう心斎橋本店の模型と図面が展示されていました。近代部門の展示内容は後に書籍化されています。
リンク切れのため参考サイト
http://tairyudo.com/tukan03/tukan4186.htm
そごう心斎橋本店開業案内のプレスがまだ残っています。https://www.sogo-seibu.co.jp/pdf/050610_shinsaibashi.pdf
かつてのそごうを象徴するちきりパネルが撤去されたあと、次はどういった外壁に変化するのか非常に気になるし楽しみです!