MSN産経ニュースによると、ジュンク堂がチャスカ茶屋町のメインテナントとして入居、日本最大の200万冊!という圧倒的品揃えの巨大書店を出店するそうです。設計を手がけた安藤忠雄氏も、まさか日本最大の書店として活用されるとは、予想外だったかも。それにしても、品揃え200万冊は凄すぎで巨大図書館並みの規模です。ちょっと想像がつきませんね。。
【参考】図書館の蔵書数ランキング2004
1、国立国会図書館 東京本館 620万冊
2、筑波大学図書館 235.6万冊
3、慶應義塾大学三田メディアセンター 229万冊
4、早稲田大学図書館 223.4万冊
5、大阪大学図書館 本館 222.1万冊
6、大阪市立大学学術情報総合センター 215.6万冊
7、広島大学中央図書館 201.6万冊
ジュンク堂チャスカ茶屋町店 約200万冊 ※書店です
8、関西大学総合図書館 180.4万冊
9、国立国会図書館 関西館 171.4万冊
10、一橋大学図書館 167.7万冊
電子書籍時代あえて日本最大200万冊…ジュンク堂が新店、大阪駅周辺が激戦地に
【引用元】→MSN産経ニュース 2010.10.22 11:50
米アップルの新型多機能端末「iPad(アイパッド)」の登場などで電子書籍が盛り上がる一方、紙の本を取り扱う書店が苦境に立たされている。こうした中、大阪・キタの繁華街・梅田に年末、国内最大となる書店が出店し、全国屈指の“激戦地”となる。出版不況の中で勝算はあるのか-。
■20年ぶり改装の紀伊國屋、駅ナカ阪急系、静観の旭屋…
梅田北部の茶屋町に今春開業した複合商業ビル「チャスカ茶屋町」。ビルの上部と下部がねじれたような奇抜な外観は、安藤忠雄建築研究所が手がけた。12月下旬、このビルに日本最大の書店がオープンする。ジュンク堂書店の新店が地下1階から地上7階に入り、200万冊を取り扱う。現在、大阪最大の規模を誇る同社の大阪本店に比べ、取り扱い冊数は約2倍となり、店舗面積も約1.4倍に広がる。
「あまりに広くて、本が集めきれない」
担当者がこう悲鳴を上げるほど、全分野にわたって品ぞろえを充実させるという。当初は月商2億円を目標とするが、軌道に乗れば3億?4億円を目指す。電子書籍が急成長するなか、書店は右肩下がりの業界といわれるが、岡充孝社長は「縮こまってしまうのではなく、積極的に頑張りたい。日本最大の書店で改めて本選びの楽しさを味わってほしい」と意気込む。
ジュンク堂新店を迎え撃つのが、約300メートル南西の紀伊國屋書店梅田本店で、9月17日に20年ぶりの全面リニューアルを終了。新規出店並みの約3億円を投じ、2カ月間にわたる改装工事で店内のレイアウトを完全に変えてスタートした。凹形の店舗の中央へ人が進みやすいよう、両側の出入り口から中央へ向かってV形のメーン通路(幅約2.5メートル)を設置した。これにより出入り口付近での混雑が少なくなり、改装後の来店客は前年と比べて10%アップしたという。昭和44年の開業以来、大阪を代表する書店だった同店の売上高は平成5年度の140億円をピークに減少に転じた。現在は100億円を切る水準だが、起死回生の改装で、ジュンク堂新店に先手を打った形だ。紀伊国屋書店では、来店客の趣味や好みに応じて書籍を紹介する「本のコンシェルジュ」を育成するとともに、電子書籍事業への参入も検討しているといい、同社企画広報課では「ジュンク堂出店の影響は避けられないが、梅田地区の書籍需要が大きくなれば」と期待する。
両書店に対し、「ブックファースト」を運営する阪急電鉄は梅田駅の改札口近くに3店のブックファーストを展開しており、「駅ナカの立地を生かして、雑誌を中心に旬な書籍で差別化する」と対抗心を燃やす。旭屋書店本店の中村不士夫店長は「JR大阪駅の北側にできるジュンク堂や紀伊國屋書店と、南側の当店はほとんど競合しない」と静観するが、キタの書店バトルは年末から来年にかけて激しさを増しそうだ。
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>Unknown さま。
そうですね。ネット書店に対抗するには圧倒的な品揃えは必須でしょうね。またリアル店舗が生き残る為にはライブ感を売るしかないので、品揃え+αを考えないといけませんね。+αを生み出すには体力が必要なので、その為にも大規模化は必須なのかもしれませんね。
>アイラブオオサカ さま。
>Unknown さま。
はい。200万冊!想像もできません。チャスカ茶屋町の洒落た建築と合わせてどんな店作りを行うのか?が楽しみになってきました。
>元箕面市民 さま。
そうですね。フラッグシップ店舗が続々と大阪に誕生している事実が大阪の実力を物語っていると思います。
>大阪淀屋 さま。
鋭いですね。僕も2億円/月の売上規模でペイするのか?と疑問に思いました。書籍の粗利率は20%位ですし。。
>こっこ さま。
はい。ちょっと想像出来ない位の規模ですね。でも多層階なので目的買いの人にとっては目当ての本を見つけるのは楽かもしれませんね。
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でかい本屋が新たに進出するのはうれしいですね。
堂島のジュンク堂もたいがいでかいですが、それより大きいとは!
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200万冊は凄いが、月商2億円とは年間24億。
紀伊国屋が100億に比べあまりにも低い。
よほど家賃が安いのか。
こちらのほうに驚いた。
再生物件とはいえどうなっているのか。
家賃が売上の10%とすると2000坪として坪1万となる。旧ナビオあたりは坪5万といわれたが、相当相場が下がっているのか。
とにかく話題の店である。
これで茶屋町東の再開発ビルにどこが入るかにより、茶屋町・中崎町が大阪駅ビルに対抗できるのかどうかが決まってくる。
阿倍野含め来年の春は大変である。
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200万冊とはすごい量ですね。
いつもは、堂島のジュンク、もしくはなんばのジュンクでしたが、これからは茶屋町中心になっちゃいそうです。
いやはや、純粋に楽しみです。
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ユニクロを発端に、日本一の旗艦店舗を大阪に出店する、という風潮がにわかに起きているのでしょうか。大丸梅田にも日本最大級のポケモンセンターが開業するようです。ここのところ停滞傾向にあった大阪都心部での購買力を一気に高めうる、どれも非常に喜ばしいニュースですね。外国人観光客の誘致にも一役買ってくれているようで一石四鳥くらい効果がありますね。
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失礼します。
まさに「メガ書店」の誕生ですね!
梅田は全国でも有数の商業激戦地となりそうです。多少の不安感はありますが、ここはひとつ、大きな期待をもって迎えたいと思っています。
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書店の巨大化と店舗集約、淘汰はこれからの流れになるかもしれません。
広島では120万冊の丸善&ジュンク堂書店ができるそうです。