国土交通省と大阪府は2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)を見据えて、夢洲のあるベイエリアから京都方面に船で移動できる舟運事業「淀川大堰閘門(おおぜきこうもん)設置事業」に乗り出します。閘門はゲートとゲートの間の水位を調節することで、高低差がある川などで船舶が行き来できるようにする仕組みです。
【出展元】 →大阪府>令和3年度より淀川大堰閘門に新規着手
夢洲―京都を船で往来 万博までに川のルート整備へ: 日本経済新聞 https://t.co/DczfFpUNbH
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) May 26, 2021
淀川と大川(旧淀川)の分岐付近にある淀川大堰は、上水道や工業用水道の供給を目的に設置されていますが、潮の満ち引きにより堰の前後で最大3mの高低差が生じるため、現在は船が直接通り抜けることはできません。そこで、水位の違う河川の間にある大堰に船を上下させる「閘門」を設置し、船の行き来を可能にする「淀川大堰閘門(おおぜきこうもん)設置事業」が計画されました。完成すれば十三や夢洲といった淀川下流から京都まで船で往来できるようになり、災害時の緊急物資や河川工事での土砂や資材の運搬にも活用できます。
万博開催地となる夢洲(ゆめしま)では、船が停泊するための船着き場整備を計画しており、府は会場と淀川上流を結ぶ新たな航路を確保し、川沿いのにぎわいを創出したい考えです。府は合わせて、大阪市西区の中之島GATEサウスピアに、船を乗り換えできるターミナルも万博開催までに整備します。国交省は淀川大堰での設置に向け、他の河川整備も含めて計15億円を2021年度予算に計上し、大阪府も2億6667万円を盛り込みました。ゲート間の距離は70mになる見込みです。
毛馬閘門、淀川閘門を整備するとなると莫大な予算が必要ですね。
今から着工しないと2025年までに間に合わなさそう。
でも完成すると、桜ノ宮~天満橋~中之島方面や大阪湾のクルーズが一層魅力的になり、確実に大阪のキラーコンテンツとなるでしょう。
富裕層や長期滞在旅行者も増えそうです。
この経済効果は計り知れないと思います。
淀川の往来を舟運が活躍できることを願ってました、期待してます。
阪神の鉄橋架け替えは、船の通過のためでもあったのですね。色々な計画が関連していることが分かりました。
淀川とウメキタを運河で結ぶような計画はなかったのでしょうかね。