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東京ドーム過去最大規模リニューアル工事が完了!日本最大級の横幅約125.6mのLEDビジョンを設置!



東京ドームで行われていた過去最大規模のリニューアル工事が完成し、2022年3月2日のオープン戦から可動を開始しました!
今回のリニューアル工事の主な内容は、1:フルカラーLEDビジョンなどの設置、2:入場ゲートやコンコースのデザイン刷新とデジタルサイネージ導入、3:多様な観戦スタイルに対応した観客席の増設、4:場内の完全キャッシュレス化と顔認証技術の本格導入です。


1:日本最大級、横幅125.6mのメインビジョン、外野フェンス上部にリボンビジョンを新設
2:入場ゲート・場内コンコースのデザイン刷新とデジタルサイネージ導入
3:観客席の新増設およびプレミアムラウンジ、スイートエリアののフルリニューアル
4:場内の完全キャッシュレス化と顔認証技術の本格導入

 

入場ゲートやコンコースのデザインを刷新


先日の家族旅行の隙間時間にリニューアル工事が完成した東京ドームを取材してきました!

 

 

 


東京ドームのメインゲートである22ゲート前の様子です。円柱型`LEDビジョンが設置されいます。これは目立ちますね。

 

 

 


ゲート前の様子です。顔認証システムが本格的に導入されているとの事です。

 

非日常的な球場空間を演出する22ゲート



22ゲート内部の様子です。大型LEDディスプレー3面(横6.5m×縦3mが1面と、横5m×縦3mが2面)に加えて、16本の天井LEDディスプレーを設置する事で非日常的な球場空間が演出されました。

 

 


巨大な`LEDビジョン3面はインパクト抜群。

 

 



それに加えて、天井に設置されたリボン状のLEDビジョンが凄い!正面のビジョンと連携して映像を流す事で、これまでに無い空間ジャック感を感じる事ができました。

 

 



リボン状のLEDビジョンは、その細長い形状を生かした映像が流されており、視覚に訴えるコンテンツを作り込んだ様です。

 

 




これはカッコイ。これを応用して地下鉄駅の天井に設置すれば、案内サインとして動画を流す事ができるかも・・。

 

場内コンコース等に約260台のデジタルサイネージを導入


続いて場内コンコースを見て行きます。コンコースなどには、約260台のデジタルサイネージが導入されました。これにより、座席から離れていても、これまで以上に多くのエリアで試合映像や演出映像を見る事ができます。

 



デジタルサイネージは、試合展開にあわせて場内サイネージを特定の演出映像で一斉表示するといった送出制御も可能となっており、球場全体の一体感をより高める企画が可能となりました。

 

 

 


案内サイン類が一新され、見た目が美しい他、視認製が大幅に向上しています。

 

ドーム内部の様子


続いてドーム内部をジックリと見て行きます。

 


流石に広々としています。観客席の数は圧倒的ですね。

 


バックスクリーンを真正面から見た様子です。

 

 




ドーム球場やスタジアムなどの巨大建造物を見るとゾクゾクしてきます。

 

 




観客席をジックリと紹介しているブログはあんり見かけないので自分で撮影してきました。

 

国内スタジアム最大規模のフルカラーLEDメインビジョン



今回のリニューアルの目玉となるのが、単体の面積としては国内スタジアムで最大規模となるフルカラーLEDメインビジョンです

横幅約125.6m、面積約1,050m2の巨大さで、従来のメインビジョン(約238m2)と比較して面積は約4.4倍に拡大します。また、画素ピッチはLEDSMD方式で画素ピッチは10mmとなります。

スクリーンサイズ:
(上段横長部分) 横約125.6m×縦約7.5m
(中央下段部分) 横約20m×縦約5.4m
合計面積約1,050㎡

解像度:
(上段横長部分)12,560×750ピクセル
(中央下段部分)2,000×540ピクセル


発光方式:SMD
方式

画素ピッチ:10mm

 

 

 

 



さらに、メインビジョンとあわせて、場内のLED照明器具約650台をDMX連動によって制御するシステムを導入。音楽や照明と連動した映像や静止画の演出表現、アニメーションなどの動きを交えた様々な特殊効果のほか、後述の外野フェンス上部リボンビジョンや場内コンコースのデジタルサイネージと連携したコンテンツ発信も可能となります。

 

 

 



DMX(DMX512)は:512チャンネルのデジタル信号を送受信することができる通信規格です。DMX連動では、照明器具1台1台を個別に制御できるため、場内のLED照明器具を様々なパターンで点灯、調光することが可能となります。

 

 

 


メインビジョン中央部の様子です。

 


メインビジョン左側の様子です。下に見える「Panasonic」の文字はリボン状のLEDビジョンです。

 

 


メインビジョン右側の様子です

 

多様な観戦スタイルに対応した観客席の増設



今回のリニューアルでは、観戦スタイルの多様化に加え、場内の4か所に定員数や専有面積、付帯設備などで特長をつけたグループ席が約400席新設されました。

 

 

 


SKY TERRACE (スカイ テラス)の様子です。クッション性のある座面がついたベンチソファタイプのグループ席で、グループ観戦がしやすいように周囲を木目調の仕切りで囲い、前方にはお食事やお飲み物を広げて食べられるカウンターが設置されました。

 

 



ザ サード プラチナ ボックス。白を基調としたL字のソファを1階席3塁側スタンド内に配置した、寛ぎながら観戦ができる4人定員のグループ席です。座席には、テーブル、試合の中継映像用モニター、スマートフォンなどを充電できる電源を設置。熱気に包まれたスタンドの中で、一線を画した高級感と上質なサービスを提供します。4人席×18区画 計72席が設けられました。

 

 

 


こちらは3階客席の様子です。

 




 

砂かぶり席「エキサイトシート」の様子です。

 

まとめ



大規模リニューアル工事が完成した東京ドーム。国内最大級LEDビジョンは中々の迫力で見応えがありました。また、メイン下ゲート22付近の天井に設置されたリボン状のLEDビジョンの威力が凄まじくLEDビジョンの新たな可能性を感じる事ができました。

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